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初恋【宇多田ヒカル】歌詞の意味を考察!ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」イメージソング

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宇多田ヒカルさん「初恋」の歌詞の意味を考察します。

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初恋 歌詞考察

三連符のサビが印象的

うるさいほどに高鳴る胸が
柄にもなく竦む足が今
静かに頬を伝う涙が
私に知らせる これが初恋と

I need you, I need you
I need you, I need you
I need you, I need you
I need you, I need you

出典:初恋 / 作詞・作曲:宇多田ヒカル

神尾葉子さんの漫画を原作とした、杉咲花さん主演のドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」(2018年4月~6月)のイメージソング「初恋」。

満島ひかりさんと佐藤健さん主演のNetflixオリジナルドラマ「First Love 初恋」(2022年11月)のインスパイア元になり、「初恋 (2022 Remastering)」もリリースされました。

学園ドラマのイメージソングにふさわしい「初恋」という曲名ですが、宇多田ヒカルさん自身の大ヒット曲「First Love」から約20年の月日が流れていて、「何事においても始まりと終わりは表裏一体」など、幅広く解釈できるようになっています。

三連符が印象的な頭サビでは、「初恋に対して足が竦(すく)む様子」が描かれていますが、「新しい環境に緊張している」とも受け取れそうです。

「初恋の始まりは、恋を知らなかった状態の終わりでもある」という話なのか、「失恋して、ようやく初恋だったと気づいた」という「初恋の終わり」なのか、判断はリスナーに委ねられています。

人間なら誰しも
当たり前に恋をするものだと
ずっと思っていた だけど

もしもあなたに出会わずにいたら
誰かにいつかこんな気持ちに
させられたとは思えない

出典:初恋 / 作詞・作曲:宇多田ヒカル

ドキドキして立ちすくんだり、涙があふれたりするのが「初恋」だと気づいた語り手の「私」は、さらに「初恋相手はあなた以外にあり得なかった」と続けています。

未経験の状態で想像していた「当たり前の恋」より、はるかに衝撃的だったのでしょう。

「あなただから恋に落ちた」という一途な思いが伝わってきます。

うるさいほどに高鳴る胸が
勝手に走り出す足が今
確かに頬を伝う涙が
私に知らせる これが初恋と

I need you, I need you
I need you, I need you
I need you, I need you
I need you, I need you

出典:初恋 / 作詞・作曲:宇多田ヒカル

1番のサビです。

頭サビの「竦む足」が「走り出す足」と真逆になりました。

好きな人を見かけるだけで固まったように動けなくなったり、逃げるように駈け出したり、心と体がバラバラというか、感情と行動がちぐはぐになっているのかもしれません。

あるいは「初恋」が始まったことに気づいて臆病になったというか、抵抗感があったものの、「初恋」の感情は止められずに「走り出した」とも考えられます。

生まれてきた意味とは?

どうしようもないことを
人のせいにしては
受け入れてるフリをしていたんだ
ずっと

出典:初恋 / 作詞・作曲:宇多田ヒカル

私はあなたと出会って人を愛することを知った」という意味でしょうか。

それまでは「愛しているフリ」をしていただけで、心のなかでは他者に否定的な感情を抱いていたようです。

あるいは挫折を経験しても「悪いのは自分ではない」と思い込むことで、どうにか「自分を受け入れているフリをしていた」という意味かもしれません。

他者と自分のどちらとも考えられますが、いずれにしても「人を受け入れる」とは「人を愛する」ことなのではないでしょうか。

もしもあなたに出会わずにいたら
私はただ生きていたかもしれない
生まれてきた意味も知らずに

出典:初恋 / 作詞・作曲:宇多田ヒカル

「生まれてきた意味」が「人を愛すること」につながりそうです。

「ただ生きる」とは「人を愛することを知らずに生きる」ことでしょう。

「初恋」といっても、たとえば単に見た目が好みといった浅い感情ではなく、生命そのものに感謝したくなるほどの衝撃を受けたことが伝わってきます。

言葉一つで傷つくような
ヤワな私を捧げたい今
二度と訪れない季節が
終わりを告げようとしていた
不器用に

出典:初恋 / 作詞・作曲:宇多田ヒカル

2番のサビです。

「一つ」から「二度と」へと数字が進むことからも、「季節」が巡る様子が感じられます。

「初恋は実らず、失恋した」のかもしれませんし、「愛を知らなかった季節が終わり、愛を知る季節が始まった」可能性もありそうです。

ドラマの舞台は高校なので、「二度と訪れない季節」は「傷つきやすい青春」とも考えられるでしょう。

「初恋の始まりなのか、終わりなのか」については相変わらずどちらとも受け取れるようになっていますが、いずれにしても「不器用」な感じが伝わってきます。

正解は誰も知らない?

欲しいものが
手の届くとこに見える
追わずにいられるわけがない
正しいのかなんて本当は
誰も知らない

出典:初恋 / 作詞・作曲:宇多田ヒカル

「欲しいもの」についてもさまざまに解釈できそうです。

「自己中心的な自我を手放して(ヤワな私を捧げて)、生まれてきた意味(愛)を知る」という精神的な話のようでもあり、「欲しいもの=あなた」という物理的な話のようにも受け取れます。

「始まり、終わり」や「心、体」など、常に両極が考えられる歌詞になっていて、「正解は誰にもわからない」のかもしれません。

風に吹かれ震える梢が
陽の射す方へと伸びていくわ
小さなことで喜び合えば
小さなことで傷つきもした

出典:初恋 / 作詞・作曲:宇多田ヒカル

ドラマのタイトルは「花のち晴れ」で、江戸川音(杉咲花さん)と神楽木晴(平野紫耀)さんを中心としたラブコメディなので、「陽=晴」という連想も可能でしょう

そうすると語り手の「私」は音で、「あなた」は晴になりそうですが、「出会ったことで愛を知った」点を踏まえると、逆のパターンも考えられます。

宇多田ヒカルさんはドラマの内容をそのまま歌物語に反映させるタイプではありませんが、若い視聴者層を踏まえて、わかりやすいサービスも盛り込まれたのではないでしょうか。

狂おしく高鳴る胸が
優しく肩を打つ雨が今
こらえても溢れる涙が
私に知らせる これが初恋と

I need you, I need you
I need you, I need you
I need you, I need you
I need you, I need you

出典:初恋 / 作詞・作曲:宇多田ヒカル

ラスサビです。

ずっと「私」は泣いていて、「雨」も降っていますが、「陽の射す方へと伸びていく」ところが「花のち晴れ」というタイトルとリンクするでしょう。

ただ、泣いている理由は好きすぎるからなのか、失恋して悲しいのか、どちらなのかは結局はっきりしません。

いずれにしても「不器用な初恋」が描かれていました。

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さいごに

基本的にラブソングですが、新しい環境や誰かとの出会いによって「初恋」に近い衝撃を受けることもあるのではないでしょうか。

さまざまに解釈できるようになっているところが、幅広く受け入れられるポイントのような気がします。

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