飢えた獣が貪るように 重ねる体 空しいね 空っぽの心は 誰のせい 答えは闇夜に溶けた 柔い肌に 触れ合うたびに あなたに爪を立てるの まるで鋏のような指先 こんな私は嫌 嫌 嫌 触れないでよ Scissors ああ 私はScissors 誰も傷つけないように 誰かここで殺して 私の中のモンスターを 絡む指 空回る言葉 からからの喉が詰まるの いっそ全部 切り裂けたなら 楽になれるのでしょうか 髪も肌も 瞳も血の色も おんなじなのにどうして まるで一人 違う生き物 こんな私は嫌 嫌 嫌 触れないでよ Scissors ああ 冷たいScissors 愛してくれるでしょうか もしも違う姿で ああ 出会えたならば 触れないでよ Scissors ああ 私はScissors 誰も傷つけないように 誰かここで殺してよ ねえ ねえ 壊して ああ ああ 消し去って どうかここで殺して 私の中のモンスターを 愛に飢えたモンスターを