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仕事がつらいあなたの心も軽くなる、社会人バンド ざ・えんど が送る最高のひねくれ社畜ロック!(前半)

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#10 ざ・えんど (前半)

社会人に特化したトピックを歌にすることで、仕事に悩む若手社会人を元気にしたいと音楽活動を行っているざ・えんどさん。
今回は彼らの思いや、ちょっと珍しい結成背景など、秘められた裏話に迫ります!

ざ・えんど プロフィール

2016年に島根で結成し、東京を拠点に活動する”社畜ロックバンド”。
ポップなメロディーにひねくれた歌詞を乗せて、若手社会人の仕事に対する叫びを歌にし、元気を届けている。

社会人ならではの話題と独自の視点で社会人を元気に。

メンバー2人ともが現役の社会人であり、スーツ姿にパワーポイント風PVなど、ユニークな芸風が目を引くざ・えんど。

音楽で伝えたい想いや方向性、軸を語ってもらった。

中馬:「 私たちは “社畜ロック” と銘打って音楽活動をやっています。社会人、特に若い社会人が元気になれるような音楽をコンセプトに、例えば”転職”など社会人に纏わるトピックを、ちょっとひねくれた視点で取り上げて歌詞にしています。

メロディーの方も、親しみやすくて歌いやすい、そして元気になるようなメロディーを心がけていて、それをちょっと懐かしかったり、暑苦しさがある音に乗せた音楽を作っています。」

:「”苦しさ”は入れないでいいよ(笑)」

社会人には『わかるわかる』と頷かずにはいられない歌詞、ついついリズムをとりながら口ずさんでしまうような、ポップなメロディーで、若手社会人の辛い日々にエールを送る。

社会人ならではのワードセンスや曲のコンセプトはやはり、TwitterやYahoo ニュース、東洋経済などの最新トレンドから発想を得ているそうだ。

:「曲を作る時はまず、中馬が歌詞を書いてくれて、それに僕がメロディーをつけていくことが多いです。」

中馬:「Twitterだったり、Yahooニュースだったりで仕事絡みのトレンドが上がってきた時に歌詞の着想を得ますね。

例えば、マイクロソフトが週休3日制を導入するらしいというニュースを見て、自分の週休3日を羨む気持ちに気づき、それを歌にしようと決め、歌詞を書いて谷に渡す、といった流れです。

最近はあまりないですが、大学の同期の飲み会で開催される愚痴大会なんかからも、発想を得たりします。」

マイクロソフトの週休3日ニュースから出来上がったのが、『週休3日のススメ』という曲。”仕事に行きたくない”という月曜日の朝の叫びを歌にしている。

歌詞はジャニーズを参考に?!”誰にでも伝わる言葉で”つくるということ

作詞はVoの中馬が、そして作曲はVo, Gtの谷が手掛けているというが、どのような音楽性をもって創っているのだろうか。

:「僕らの音楽が持つどこか懐かしい感じや暑苦しさ…じゃなくて “熱さ” みたいなものは結構聴いてきた音楽に影響されていると思います。それこそB’zさんとかもそうですし、あとは歌謡曲の影響も大きいです。父親が沢田研二さんとか井上陽水さんのことが大好きで、幼少期からよく聴いていたのもありますね。

あとはTRICERATOPSさんも好きなので、僕の作曲は、メロディーがB’zだけどギターがTRICERATOPSみたいな感じですね(笑)。」

谷のつくる曲は、かなり他アーティストの影響を受けていると語ってくれたが、中馬の作詞に関してはあまり影響は受けていないとのこと。

そのなかでも中馬が意識しているのは、”古き良きジャニーズの感じ”だそうだ。

中馬:「好きなアーティストは、チャットモンチーさんです。歌詞の冷めた目線とか、ちょっと毒気のある言葉がすごく好きです。

僕たちの歌詞に関しては、昔のSMAPさんとか参考にしています。かなりリアリティーがあって、『金がない』みたいなしょうもないこともユーモアを絡めながら、みんなが覚えられるような言葉にして歌詞にする、古き良きジャニーズのアプローチは参考になっています。

誰にでも伝わる、わかりやすい言葉で書くことがすごく大事だと思います。」

「僕たちの歌詞、ジャニーズだったの?!」と笑いながらツッコむ谷に、「僕らが歌うとそうは聞こえないかもしれないけど(笑)」と中馬が答える掛け合いは2人の仲の良さを感じさせてくれた。

中馬は歌詞だけではなく、構成までつくり込んで作曲の谷に流すことが多いそうだ。

:「曲を創っていて感じる中馬のいいところは、メロディに合わせて歌詞を変えて、って言うと喜んで変えてくれるところですかね(笑)」

中馬:「喜んではない!(笑)」

:「すみません(笑)でもすごく柔軟に変えてくれますよ。」

高校時代ディベートで全国大会にも出場した経験がある中馬の語彙力には感服だそう。

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実は遠距離バンド!3年にも及ぶリモート音楽活動を始めたキッカケ

ざ・えんどの結成背景を聞く中で、ひとつ衝撃的な事実があった。

彼らはなんと、”遠距離バンド” だった!

それぞれ島根と東京にいながら、「音楽活動をしよう」と決断したのはなぜだったのだろうか。

中馬:「大学院に進学して東京にいる僕が、社会人になって島根配属になった谷に歌詞を送ったのが始まりだったんです。」

:「僕と中馬は大学が東京で一緒で、素人バンドも一緒に組んでいた時期がありました。でも就職がキッカケで僕が島根配属になって、島根で仕事をしながら、もう本当につらかったんです。

仕事はうまくできないし、島根で友達もおらず、初めての一人暮らし。

『もう何のために生きているんだ』っていうくらいになってしまって。

そんな時に中馬が歌詞を書いてくれて、バンドを結成することになりました。」

中馬が谷に歌詞を送るに至った心情を詳しく聞いてみた。

中馬:「僕も大学院で勉強が辛くて、谷も仕事が辛くて、多分愚痴をこぼし合うチャットでもしてたんじゃないかな。そんななかで、曲つくる?みたいな。」

:「もともと僕ら大学の映画サークルで一緒で、2人で作品を創ったりしていたんです。でも学部の卒業とともに急にそういうことに割く時間がなくなって、悶々としていたんだと思うんです。」

中馬:「東京と島根で一緒にいないから、映画を撮れるわけではないし、お芝居なんかもできないし。でも音楽ならデータのやりとりで始められるな、と思い曲をつくろうかと。」

昨今のリモートブームの先取りともいえるスタイルで、音楽活動を約3年も続けた彼ら。年に1度、谷が有給をとって東京に帰り一日二日で合練習して、ライブを行っていたそう。現在は谷の東京への転勤によって、遠距離も解消されたそう。

次回の記事では、遠距離での音楽活動だからこその葛藤や、今後の展望などをご紹介します。

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