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「過去」の自分に背中を押され、「今」を届ける女性シンガーソングライター 15歳の自分から届いた手紙が人生の分かれ道だった?

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#22 しなだゆかり

大阪を拠点にシンガーソングライターとして活動するしなだゆかりさん。音楽活動のきっかけや曲にかける想い、そして人生観につい熱く語っていただきました!

しなだゆかり プロフィール

大阪出身、在住。ギター弾き語り。
幼少期は毎日外で遊びスポーツが大好きだった彼女が中学に入学すると、友人に連れられ見学した母校の軽音楽部の演奏に魅了され13歳で初めてギターを手にし、どっぷり音楽にハマる。(しなだゆかり official web siteより)

音楽に魅了され、憧れた中学時代

現在はシンガーソングライターとして活動する彼女。

意外にも音楽との出会いはバンドだったそう。

中学に入学し、友人と部活動見学に行った際、軽音楽部のガールズバンドの演奏に衝撃を受けた彼女は、自分もあんなふうにギターを弾けるようになりたい!と軽音楽部へ入部することを決心。

しかし、飽き性な性格から、親からも「すぐに飽きるでしょ」とギターの購入を反対された。それでも、音楽への憧れを諦めきれない彼女は、三年間部活をやめない。という約束のもと、人生初のギターを手に入れた。

その後、中学三年間はエレキギターに熱中し、親の予想とは裏腹に、全く飽きることはなかったという。そんな彼女が「歌」を歌い始めたのは高校時代の意外な環境からだった。

高校の軽音楽部で「ボーカル」を初めて務める

高校でも迷うことなく軽音楽部へ入部した彼女、しかしそこに待ち受けていたのはこれまでとは全く異なる環境だったという。

「歌い始めたのは高校入ってからなんですよ、高校一年生でまた新しい軽音楽部に入ったときに、人員不足だったんですよボーカルが」

なんと、中学時代とは異なり、高校の軽音楽部にはボーカルが不足していたという。そこで、彼女はギターに執着するのではなく、足りないなら自分がやろう。とボーカルを務めることを決意したそう。

この決断は彼女の人生を大きく左右するものとなった。

高校卒業後も諦めきれない音楽への想い

高校時代、まわりの友人が進学を検討する中、大学進学というものに価値を見いだせなかったしなださん。

そんな思いを親と相談したところ、大学へは後でも行きたいと思えば行けるのだから、周りに合わせて焦って決断するんじゃなくて、もっと自由に自分の時間を作ってやりたい事を探せばいいんじゃないか、とアドバイスを貰ったという。

高校卒業後はライブハウスでのアルバイトをしながら、自らもバンドの一員として活動していたという。

そんな彼女がバンドではなく、シンガーソングライターとしての活動を始めた背景はどのようなものなのだろうか?

過去の自分から届いた手紙

バンドメンバーが就職活動や大学での活動に忙しくなり、本気でバンドとして活躍したいメンバーと趣味としてその活動を捉えるメンバーで方向性に違いが生じ、結成半年程度で活動を終了したそう。

バンド解散後も彼女はやはり、音楽に関わっていたいという思いがあったが、自分が本当に音楽を続けられるのか、不安があったという。そんなときに15歳の自分から手紙が届く。

中学3年生の15歳の時、学校の行事で5年後の私へという手紙を書いたという。音楽活動にも精が出ず、この先どうするかということを決めずに過ごしていた20歳の彼女に届いた手紙にはこう書いてあった。

「もし今やりたいことがないって思ってるんだったら、音楽を頑張ってください」

この手紙を読んだ彼女は、これはもう、腹をくくって音楽で生きていこう。という決意ができたという。過去の自分に背中を押され、シンガーソングライターとして本格的に活動を始めた彼女。

初めての路上ライブ

活動当初は「ゆんける」という名前で活動していた彼女。

その由来は、軽音部時代に仲間から呼ばれていたあだ名だそう。しかし、2015年にCDを発売したことをきっかけに、活動名を本名に変更した。

CDのリリースをきっかけに、路上ライブをすることを決意したが、初めての路上ライブはとても緊張したそう。

「すっごく手も足も震えて、怖かったですよね、急に道で歌い出すんで
すっごい怖いところから、準備中とかは緊張しながら、でも歌いだしたらすごく人が止まってくれたような記憶があって、楽しかったですね。」

自分の歌で立ち止まってくれるか不安だった彼女、しかし、実際に足を止め、耳を傾けてくれる人がいたことで、楽しく路上ライブをすることができたという。

音楽活動での困難と挫折

5年間の活動の中での葛藤や挫折について尋ねた。

「歌詞が一番難しいなって思ったんですよね。シンガーソングライターとしてどういうことを謳っているのかってめちゃくちゃ大事じゃないですか。中身って」

曲作りの歌詞制作が最も困難だと語る彼女。

ギターや鼻歌で大まかなメロディを先に決め、その後に歌詞をつけるという。しかし、そうすると、メロディの中に収まる言葉を選び、歌詞を書かなければならなくなり、その作業が最も時間がかかるという。

そんな彼女は音楽活動をやめたいと思ったことがあるのだろうか。

「ないですね、逆に音楽をやめるってなんだろうって思いますね」

目指す目標

シンガーソングライターとして活動していく彼女の一番の目標は、年末の紅白歌合戦に出場することだそう。

「やっぱり親が一番応援してくれているので、親が喜ぶことってなんだろうって考えたら、世間全員が知っている紅白に出ることかなっていう」

音楽で生きていく、という決断を支えてくれた親にその活躍の姿を見せたい。喜んでほしい。という想いがあるそう。

そのために、自分の心も、聴いてくれる人の心も揺さぶれるような曲を書いて、MVを出していく、というのが当面の目標のようだ。

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最後に、自身のおすすめ曲を尋ねた。

「アンカーソングって曲ですね。書いたときの気持ちとしては、自分の今までを全部出そうと思って、私って何かで一番になったことがないなって思っているんですよね、欲しい物が合っても友達に譲っちゃったりとか、なんか一歩ひいちゃうっていう癖がたまにあって、そういう自分を脱却したいっていう気持ちを込めている曲になってます。逃げがちな自分を変えて一歩踏み出したいという人へ向けた応援歌みたいになってますね」

特に、一番Bメロの、『何度も誰かの背中を押し続けては見送った。次は君が走り出す時』という歌詞に、強い思いを込めたそう。アンカーソングのアンカーとはリレーの最終走者であるアンカーという言葉から来ており、この歌詞にもリレーでつなぎ、受け取るバトンのようなイメージをのせているという。

シンガーソングライターとして、自らの経験を軸に楽曲制作に取り組むしなだゆかりさん、彼女の曲は人の心を揺さぶる不思議な力を持っている。ぜひ一度聴いてみてはいかがだろうか。

次回スポットライトを当てるアーティストもお楽しみに✨

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