今回は人気ボカロP・DECO*27さんが3月9日にリリースした新曲「ジレンマ」の歌詞を考察していきたいと思います。
同じく3月9日にリリースされた8thアルバム『MANNEQUIN』に収録されている本楽曲。
歌詞にはどんな「ジレンマ」が隠されているのでしょうか?
早速見ていきましょう!

ジレンマ 歌詞考察

結論を言うと、この楽曲では彼氏と破局してしまった主人公の想いが歌われています。
冒頭は彼から別れを告げられて呆然としている場面です。
「はじまったばかりのおわり」とは、彼との幸せな日々の終わりが始まってしまった絶望を表しているのでしょう。
まだ、かすかに漂う彼の優しい香り。
彼が居なくなってしまったことを受け入れられず、「夢なのかな」とつぶやきます。

突然の別れに戸惑いを隠せない主人公。

最愛の彼が居なくなってしまい、どうしていいかわからない主人公の姿が浮かんできます。
「きみ以外の誰を好きになればいい?」という歌詞から、どれだけ彼を愛していたかが伝わってきます。

一途に尽くしてきたはずなのに、突然別れを告げられてしまった主人公は、どうしようもない感情を彼にぶつけます。
自分がどれだけあなたに尽くしてきたか、彼には伝わっていなかったのかもしれません。
「地獄行きよ」と、自分を振った彼を見捨てている様子がわかります。
「でもね戻れない」
戻れないとは、彼と出会う前の自分には戻れないという意味でしょう。
彼のことを本気で愛していた主人公は、彼への気持ちを切り替えることは出来ないようです。
まさに「きみの”好き”の後遺症」ですね。

彼はもう主人公に対する好きだという気持ちは無くなってしまったのでしょう。
あたしだけが、一方的に好きなまま。
主人公の切ない感情が伝わってきます。
「不揃いの〜」の部分は、彼に別れを告げられ、早くなった心臓の鼓動を指しているのでしょうか?
時間が経って少しずつ落ち着いてきたけど、彼のいない生活に慣れてしまう自分に嫌悪感を抱いています。

付き合っていた頃、彼が掛けてくれた優しい言葉が浮かんできます。
約束の記憶だけが残り、彼の姿は見えません。

未だに彼のことが忘れられない主人公。
「きみの隣にいきたいな」と願います。
きみの存在を忘れ、他の誰かを好きになることなんてできない。
主人公の強い想いが、「ない」という言い切りに表れていますね。

再度、主人公が想いを吐露します。
「きみのことがずっと好きでした」今も変わらず好きなまま。
私の気持ちに気づいてるはずなのに、なんの返信もくれない彼に何度も呼びかけています。
付き合っていた頃は普通だったハグもキスも、今となっては叶わぬ願いです。
きみのことが忘れられずに、次の恋に進めない様子を「後遺症」と表現していますね。

きみの忘れ方は、存在するのでしょうか?
ずっと一途に想い続けていれば、また何かのきっかけで好きになってくれないかと希望を持っていることがわかります。
きみに送る「あたしの笑顔」をみて、また好きになってくれるといいですね。

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さいごに
いかがでしたか?
彼氏に別れを告げられ、呆然としている主人公の様子が浮かんでくる切ない歌詞でしたね。
DECO*27さんの今後の活躍からも目が離せません!