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YOKAZE【変態紳士クラブ】歌詞の意味を考察!落ち込んだときに励まされる応援歌

3人組ジャンルレスユニット、変態紳士クラブの「YOKAZE」は2nd EP「HERO」(2020年4月・11月)、1stアルバム「ZURUMUKE」(2021年5月・6月)の収録曲

YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」(2021年5月)で披露されたバージョンは、2021年7月に配信リリースされました。

テレビ東京系音楽番組「流派-R since2001」のオープニングテーマ(2020年6月)、フジテレビ系情報番組「とくダネ!」お天気コーナーのマンスリーソング(2020年10月)に起用されたタイアップソングです。

プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの内野手・浅村栄斗選手は、奇数打席の登場曲として使用。

ラッパーのWILYWNKA(ウィリーウォンカ)さんとレゲエディージェイのVIGORMAN(ヴィガーマン)さんが作詞(リリック)、プロデューサー&トラックメーカーのGeG(ジージ)さんが作曲(トラック)を担当した「YOKAZE」の歌詞の意味を考察します。

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YOKAZE 歌詞考察

等身大のエピソードを元に制作

不安や不満を飛ばすため
窓を開けたHigh way
車は走ってく 理由はあのNightmare

ただ争ったっていいだろこれは俺の人生さ
なるようになるさ大抵 失敗すらいつかDigest

「YOKAZE」はWILYWNKAさんがプライベートで最悪な出来事を体験した翌日、ひどい二日酔いのままGeGさんの家を訪れた際、VIGORMANさんも居合わせたことで制作が始まりました。

VIGORMANさんによるフック(サビ)はWILYWNKAさんが実際に発した言葉がヒントになっていて、WILYWNKAさんの気持ちを表しています。

「高速道路で窓を開けたときに受けた風だけが良かった」というエピソードを元に、「悪夢のような出来事による落ち込みや悩みを吹き飛ばすため」と昇華。

実際に何があったのかについては明かされませんが、WILYWNKAさんは「何か」に反発することで結果的に失敗したと感じたのでしょう。

それでも反発するには理由があったはずです。

たしかに時間が経ってから人生を振り返ったときには、ダイジェスト(要約)としてまとめられるくらい立ち直っていることでしょう。

風に揺られる 夜の高速
星を眺める 今何思う?
誰かの影が付き纏う
逃げた先にある崖にでも飛ぶ?
oh baby

恥だらけこの人生
引けず未だに粋がってる
死にたくて生きたくてもう
頭がパンクして今に壊れそう

もがく24 走る高速
飛ばす130キロready go
ふかすタバコと自己嫌悪
記憶曖昧の金土曜
Wasted
hold on

後悔と懺悔はかない万券
決まてる運命と数個のハンデ
まぁどうでも良いぜ、
お先に失礼
夜風に吹かれる

WILYWNKAさんによる1バース(1番)です。

激しく落ち込み、お酒を飲み過ぎ、自暴自棄になっている様子が伝わってきます。

誰しも失敗は経験するものなので、そのときの心情が重なり、WILYWNKAさんが寄り添ってくれるように感じる人も多いでしょう。

ネガティブな感情を吐き出してから夜風に当たることで、心が洗われます。

間違いの先にある歌

不安や不満を飛ばすため
窓を開けたHigh way
車は走ってく
理由はあのNightmare

ただ争ったっていいんだよそれはお前の人生さ
なるようになるさ大抵
失敗すらいつかDigest

VIGORMANさんによる2回目のフックです。

1回目は「俺の人生」に対して「ただ~だろ」という少々強めの語尾でした。

2回目は「お前の人生」に対して「ただ~だよ」と優しい口調に変化。

WILYWNKAさんの心情を代弁したり、隣で寄り添う仲間として語りかけたり、VIGORMANさんの繊細な心遣いが響きます。

月の光が差した日
自分に嫌気が差したり
変わらず待ってる旅立ち
でも構わずなってく明日に

昔と比べりゃ確かに
淀んで見えてる街並み
越えた無数の間違いの先にあるものを歌いたい

そうないよなうまくいくばっかりの人生なんて
なんの面白味もないよな気がしてる
残りのLifeは短いって言い聞かしてる
やけに綺麗な夜景に嫌気キラキラしてる

2バース(2番)は、フックに続いてVIGORMANさんが担当。

「差す」のが「月の光」だけでなく「嫌気」にもかかっていたり、「変わらず」から畳みかけるように韻(ライム)を踏んでいたり、フロウ(歌い回し)もエモーショナルです。

落ち込むWILYWNKAさんを目の当たりにして「失敗の先にある歌」を心がけ、実際に歌っているところが泣けますね。

「人生はそもそもうまくいかないものであり、短い」と思えば、前を向くしかありません。

「やけに~キラキラ」の部分は韻を踏みまくっているだけでなく、内容的にもフックに次ぐパンチライン(印象に残るフレーズ)でしょう。

ネガティブからポジティブへ

刻一刻と流れるタイミング
Time is money 頭痛い
尻軽Chickに興味は無い
意味の無いTrip 何度もうざい

Bad friendsのエイジ
パンパンのP
悪ノリ ノリノリboogie boogieで行く
末期症状、気分上々のPlace
プレーンの味が良く染みるGodbless

暗闇の中で光を見た
札付きのバカMy nameは貴
またやっちまった また間違った
また馬鹿やってさ調子が良いじゃん

I’m okqy今日もTake it easy
ケツでも拭いてトイレに流す常識
まだ酒が残るi’m sorry
ありがとうねってMyHomie

「俺の人生」バージョンのVIGORMANさんによるフックが繰り返された後、「貴」(タカ)さんことWILYWNKAさんによる3バース(3番)が続きます。

1バースが書かれたのは悪夢の翌日でしたが、3バースの制作は後日だったそうです。

時間が経ったことで絶望の淵から這い上がりましたが、まだカラ元気というか、「悪ノリ」して失敗を重ねます。

ちなみに「Chick」(チック)は「ひよこ、若い女性」、「God bless(you)」は「幸運を祈ります、お大事に」。

「Take it easy」は「落ち着いて、気楽に、のんびりしよう」、「Homie」(ホーミー)は「地元の友だち、仲間、相棒」といった意味。

WILYWNKAさんが自己嫌悪に陥った原因は、どうやら「常識」に反発したからだったようです。

まだ信じれてないよ あの答えを
未だ気付けてないの? あの子だってそう
常識に正直に生きるのは病気になりそうなんだよ
教えてくれたのは微風の夜風

最後のバースはVIGORMANさん。

まだ完全には立ち直っていないWILYWNKAさんを「答え」へと導くかのようです。

「答え」とは「間違いの先にある歌」。

「失敗すらいつかDigest」というリリック(歌詞)のような「ネガティブからポジティブへの切り替え」のことでしょう。

ネガティブなグチは長くなりがちなので、短く要約できるようになったらポジティブに立ち直ったと言えるかもしれません。

実際に「常識」についての「答え」を示したうえで、「答え」をくれたのが「微風の夜風」と切り返すところが絶妙です。

すべてを要約するかのように「お前の人生」バージョンのフックで締めくくります。

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さいごに

「YOKAZE」のMV撮影場所は、大阪・梅田のEST(エスト)・HEP(ヘップ)、JR大阪駅、心斎橋・なんば・アメリカ村の三角公園、長堀バス駐車場、新世界・通天閣など。

映像監督&ラッパーの澁谷武(Takeru Shibuya、Ole)さんがイラストとループアニメーションを手掛けたリリックビデオと共にお楽しみください。

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