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Witch【SEKAI NO OWARI】歌詞の意味を考察!現代の魔女狩りみたいな正義中毒にご用心!

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セカオワことSEKAI NO OWARI「Witch」の歌詞の意味を考察します。

4thアルバム「Eye」(2019年2月)の収録曲で、アサヒビール「アサヒスーパードライ 瞬冷辛口」CMソング(2019年4月~)に起用されました。

Fukaseさんが作詞・作曲、Nakajinさんが作曲した「Witch」の歌詞の意味をチェックしましょう。

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Witch 歌詞考察

現代の魔女狩り?

人が生まれて何万年?
それは信じる光によって違う
光が生み出す強烈な影
正しい道を指す光はやがて
魔女を探すサーチライトへ
それはまるで現代のアレみたい
人の不幸から垂れ流される
蜜に群がる働き蟻

出典:Witch / 作詞:Fukase 作曲:Fukase・Nakajin

「影」と「やがて」で韻を踏んでいるところが印象的なラップパートから始まる「Witch」。

その曲名があらわすとおり、「現代の魔女狩り」ともいえる「正義を振りかざして、他人を攻撃する行為」に対する警告が描かれています。

15世紀から18世紀にかけて、ヨーロッパで行われていたと考えられる「魔女狩り」では、キリスト教社会に反する背徳者という名目で「魔女」とみなされた人々が迫害されました。

「現代」では、脳科学者の中野信子さんが指摘する「正義中毒」が当てはまるでしょう。

具体的には「不謹慎狩り、自粛警察、悪質クレーマー」などが存在します。

たとえば、不倫やセクハラなどの「正しくない行為」をした有名人などが「魔女」のような標的となり、「働き蜂(バチ)」ならぬ「働き蟻(アリ)」のような不特定多数の「匿名者」によってSNSなどで一斉に叩かれる行為のことです。

とくに「魔女」的な対象者が実際に「正しくない行為」をした場合は、「働き蟻」にとって大好物の「蜜」が投下されたことになり、過剰な「正論攻撃」を繰り出すチャンスになってしまいます。

「人の不幸を攻撃することで、優位性などの快感を得る」中毒症状に陥っているところが問題でしょう。

魔女を探せ 魔女を捕まえろ
正義の名の下に焼き払え
僕等は何度も繰り返す
本能に眠る凶暴な正義

出典:Witch / 作詞:Fukase 作曲:Fukase・Nakajin

続いて、(ラップではなく歌っている)ボーカルパートです。

「僕等=働き蟻」という設定で、手当たり次第に「魔女」を断罪する様子が描かれています。

どれほど「正義」であっても、過剰に振りかざすと「凶暴」な行為になってしまうでしょう。

どうにかして理由を見つけ、「他人を攻撃したい」という欲望は「本能」として備わっているものなのでしょうか。

人の不幸から垂れ流される
蜜に群がる働かない蜂

出典:Witch / 作詞:Fukase 作曲:Fukase・Nakajin

さらに「僕等=働き蟻=働かない蜂」という表現も加わりました。

他人を攻撃するためにはせっせと「働く」のに、そのせいで労力や時間が奪われ、実際の仕事がおろそかになり「働かない」という意味でしょうか。

「魔女」を断罪する労力や時間を、仕事や建設的な行為に費やしたほうが良さそうですが、日常的にストレスがたまっているから攻撃的になっているのかもしれません。

昔の時代は良かったとか
今の若者は駄目だとか
いつの時代にもよくいる大量生産型普通のオッサン
正論で殴られた人々
殺しよりも非難される人々
こんなの皆やってんj
あ、間に合わなかった

出典:Witch / 作詞:Fukase 作曲:Fukase・Nakajin

引き続きボーカルパートですが、ラストの「こんなの~間に合わなかった」の部分はNakajinさんとFukaseさんの会話調になっています。

「僕等」のなかにはたとえば「普通のオッサン」も含まれるだろうという話です。

たしかに「オッサンが若者を非難する」のは「いつの時代でもよくあること」でしょう。

つまり「オッサン」も「若者」だったときに「非難された」経験があるはずで、「皆やってんじゃん(ピー音)」と言いたくなるのも無理はないのかもしれません。

ラップもボーカルも言葉数が多く、畳みかけるように被せるリズムで詰め込まれているので、Fukaseさんが「間に合わなかった」と合いの手を入れる言葉遊びがおもしろいですね。

もうぐちゃぐちゃだよ頭ん中
頭空っぽで踊ろうよ
それのが彼等と同じでしょう?
この際、魔女も踊ったらどうだい?

もうぐちゃぐちゃだよ頭ん中
頭空っぽで踊ろうよ
それのが彼等と同じでしょう?
この際、魔女も踊ったらどうだい?

出典:Witch / 作詞:Fukase 作曲:Fukase・Nakajin

1番のサビです。

ラップでヒップホップ的に問題提起して、ボーカルでJ-POP的に「僕等」に寄り添い、サビでダンスミュージック的な解放感を表現する構成がセカオワらしいのではないでしょうか。

「正義中毒の僕等」を「彼等」と第三者的に見ている人や「魔女」に対しても、「踊ろう」と呼びかけています。

「頭の中がぐちゃぐちゃ」になっているのは「正義中毒に陥っている僕等」です。

ところが、その「僕等」を「彼等」と客観視しているはずなのに、実は境界線があいまいな「第三者=リスナー」も「同じ」ように混乱しているだろうと指摘しています。

要するに「攻撃する側も、傍観者も、攻撃される側も、同じように踊ろう」という建設的な提案です。

「現代的なSNSなどの炎上」は「考えすぎ」が原因かもしれないので、「頭を空っぽにするために踊る」のもアリでしょう。

ネット批判は他人事?

インターネットに監視されてる
そこら中にいる匿名パパラッチ
磔られた人を横目で見る
分かっているけど口には出さない
全国各地日本列島 お祭り騒ぎ生け贄献上
繋いでくんだ点と線を 善悪なんて本当に適当

出典:Witch / 作詞:Fukase 作曲:Fukase・Nakajin

2番のラップパートです。

有名人に限らず、誰もが「魔女」のように「生け贄(いけにえ)として磔(はりつけ)られる」可能性があるところが「ネット社会」の恐ろしさかもしれません。

さらに、過剰に攻撃する側だけでなく、見て見ぬ振りをする第三者や、立場によって変わる「正義」や「善悪」に対しても警鐘を鳴らしています。

僕等はいつでも他人事
いじめをするのはいつだって彼等だし
クソな上司も彼等だし
悪者はいつだって彼等なんだ
どこにいるんだ腐った人間
みんな被害者で加害者が少ない
もしかして僕等が加害者?
面白い事言うねぇ

出典:Witch / 作詞:Fukase 作曲:Fukase・Nakajin

2番のボーカルパートです。

ラストの「もしかして~言うねぇ」の部分はやはりNakajinさんとFukaseさんの会話調になっています。

「僕等は正義である」という思い込みが「彼等という敵を生み出している」ともいえそうです。

「他人を傷つけているのは自分かもしれない」という冷静な視点が必要になるでしょう。

もうぐちゃぐちゃだよ頭ん中
頭空っぽで踊ろうよ
それのが僕等と同じでしょう?
この際、魔女も踊ったらどうだい?

もうぐちゃぐちゃだよ頭ん中
頭空っぽで踊ろうよ
それのが僕等と同じでしょう?
この際、魔女も踊ったらどうだい?

出典:Witch / 作詞:Fukase 作曲:Fukase・Nakajin

2番のサビは1番のサビとほとんど同じですが、「彼等」が「僕等」に変わりました。

この後、EDMのブレイク(音数が少なくなったり、4つ打ちのキックがなくなったりする部分)とドロップ(サビ)が挟まり、1番のサビが繰り返されます。

「僕等」と「彼等」と「魔女」の境界線がない世界で踊ることができるといいですね。

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さいごに

「正義中毒」に陥っている人を過剰に批判するのも「正義中毒」になり、すべて「他人事」と捉える「傍観者」にも注意を促す内容でした。

こうした「現代の魔女狩り」ともいえる「SNSの炎上」問題の解決策としても、ダンスミュージックを体現しているところがセカオワらしいですね。

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