今回は、人気シンガーソングライター・平井大さんの新曲「WISH」の歌詞を見ていきたいと思います。
約3年ぶりとなる待望のアルバム発売を5月9日に控えている平井大さん。
今回考察する「WISH」は、そのニューアルバム『Hope & Wish』に収録されています。
また、「WISH」は、新聞の1面を使って歌詞を紹介しており、SNSで話題になっていました。
歌詞にはどんな想いが込められているのでしょうか?
早速歌詞を見ていきましょう!

WISH 歌詞考察

タイトル「WISH」には、願い、希望といった意味があります。
曲の中でどんな願いが歌われているのでしょうか?
曲の冒頭では、最近のニュースに胸を痛めている主人公の姿が描かれています。
毎日のようにニュースで流れる喜劇と悲劇。
喜劇だけであればよいのですが、最近は特に悲劇が多い気がしますね。
「Tragedy(悲劇)」を聞きながらパンケーキとコーヒーで朝食を取る主人公。
世界でこれだけ悲しいニュースが流れているのに、自分にはどうすることもできない。
どうするのが正解なのかと自問自答している姿が浮かびます。

青々とした空の下で、無邪気に遊び回る子どもたちの声。
「その向こうで言い合う大人達よどうして?」という歌詞には、現在起こっている戦争への想いが込められているように感じました。
あの子どもたちを見習って、平和的に解決することはできなかったのか?
ちっぽけなプライドや周囲からの目を気にして、無益な争いをするなんてナンセンスだ。
皆で平和に解決できる方法を探すことにこそ意味があるのではないかというメッセージのように感じます。

出した正解が、かっこ悪いものでも、キレイじゃなくても、未来に誇れる答えならば、良いじゃないか。
今起こっている戦争のように、他人から奪い取った夢なんて、何の意味もない。
お互いに向けあっている銃口の先に正義なんてない。
たとえどんな答えであっても、全ての想いを胸に抱いて一緒に進んでいこうと呼びかけています。

同じ地球に生きる人類として、戦争は他人事ではありません。
一人ひとりがしっかりと向き合い、自分にできることを小さなことでも行動に変えることが重要なのです。
私たち一人ひとりの手に、未来がかかっているのだというメッセージが込められていますね。

もちろん、育った場所、時代、考え方、これまでの人生が違う以上、分かり合えないことだってあります。
全てを分かり合う必要なんて無いのです。
「分かり合えないこともあるってことを 分かり合えれば十分さ」

自分が考えて行動した結果が、予想通りに上手くできなくても、今は力不足でも、「誇れる自分」の姿が胸にあるなら大丈夫だと歌われています。
幸せは他人と競い合うものではなく、自分で決めること。
物事の大切さは秤では測れないこと。
愛や希望、自由など、自分の抱えられる全てを抱えて、泥臭く一歩一歩進んでいこうと呼びかけていますね。

場面は変わり、主人公が冒頭のあの頃を振り返っています。
あの時ニュースで見た喜劇と悲劇。
「正解は最初から胸の中に あったみたいだ」
つまり、今の私たちのココロの中に正解は既にあるよということですね。
平和への願い、この曲を聴いた人が自分の正解を見つけてほしいという願い、そして幸せになってほしいという願い。
たくさんの願いが込められた素敵な楽曲でしたね。

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さいごに
いかがでしたか?
5月9日のアルバム発売が楽しみですね。
今後の活躍にも注目です!