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TWILIGHT【RADWIMPS】の歌詞を考察!コロナ渦を突破する淡い光とは?

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RADWIMPSの通算10枚目のアルバム『FOREVER DAZE』に収録された『TWILIGHT』

人気漫画『ONE PEACE』のショートドラマ『WE ARE ONE.』の主題歌に起用されました。

『TWILIGHT』のMV監督は鮮やかな世界観で人々を魅了する蜷川実花。さらに錚々たる豪華俳優陣が出演しているので必見です。

『TWILIGHT』とは「たそがれ・夕暮れ」という意味。

楽曲の中に灯る。夕暮れのようなあたたかな光りは一体どんなものなのでしょうか?

今回はこの『TWILIGHT』の歌詞について考察していきます!

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『TWILIGHT』歌詞考察

ささやかな光で充分

光りたいしひっ掻きたい めんどくさい僕らが手にしたい明日は
儚くて他愛なくて離したくなくなる かけがえない淡いトワイライト

唄いたい歌ない 逢いたいやつなんていない そんな大概な夜くらい
感じあっていたい 絡まり合っていたい 痛いくらい笑い合っていたい

誰かに注目されたい。積極的に行動したい。でも努力は難しい。

いろいろな矛盾を持ってる人間。

そんな私たちが求めているのは”かけがえない淡いトワイライト”

大きなものでなくてもいい。夕日が毎日輝くようなささやかな光の大事さを歌っているように思います。

コロナ渦に書かれた『TWILGHT』。「淡いトワイライト」とは「当たり前の幸せ」を示しているようにも感じます。

時に無気力になったり、我慢を強いられ、感情も希薄になっているような日常を越えてきた私たち。

”痛いくらい笑い合っていたい”

この歌詞からは、この数年を生きてきた私たちの切実な願いを歌っているようです。

あの頃の「何も無かった世界」へ

壊れちゃったっていいのに一回いっそのこと
洗いざらい流してまっさらな大地に
何を今さらしがみついてさ あれだけ愚痴ばっか言ってたクセに

人生の中で”壊れっちゃってもいいのに”なんて、全てを捨てたくなるような気持ちになることはないでしょうか?

しかしコロナ渦という逆境の中、日常が先に壊れてしまい、今までの「当然の幸せ」を痛切に求めているような歌詞です。

コロナ渦になる前は前でいろいろと苦しいこともあったけれど、コロナ渦になった今では、当時の何もなかった世界へ戻りたいという心からの叫びがここには込められています。

望んでいたアクシデントが「これ」ならば

何もないよりか とんでもないことが 起きたらいいのにな なんて考えてた
それが今ならば 抱きしめにいくから ねぇ未来

コロナ渦以前は「何かとんでもないことが起きればいいのに」と、代わり映えのない日常を覆すような人生のスパイスを求めていた主人公。

しかし予想の斜め上をいく、コロナ渦という現実が訪れました。

それは、決して主人公が望んだような幸せなアクシデントではなかったでしょう。

しかし、万が一これが人生をよく変えてくれるアクシデントならば、それをうんと抱きしめてやろうという覚悟が滲み出ている歌詞です。

心の根底を流れる気持ち

愛したいし壊したい めんどくさい僕らが手にしたい明日は
儚くて他愛なくて離したくなくなる かけがえない淡いトワイライト

唄いたい歌ない 聴きたい歌詞なんてない そんな難解な夜くらい
感じあっていたい 絡まり合っていたい 痛いくらい笑い合っていたい

”愛したいし壊したい”

相反する感情を持ち合わせる主人公。葛藤が心の底から溢れています。

でも淡いトワイライトを求める純粋な気持ちは一貫として持たれています。

コロナ渦で無くしてしまった活力、音楽への気持ちも薄れてしまっている苦しみの中、誰かと密にかかわりたいという心の根底に流れる気持ちがあふれ出しています。

この気持ちこそが、トワイライトをより輝かす要素になりそうな予感もあります。

いつか死ぬのに人が生きる意味は?

たった一人ぼっちで生まれてきて たった一人ぼっちで消えゆくのに
そのわずか刹那に意味を産む 我ら人類の儚さ祝う

人間は一人で生まれて一人で死んでいくという、いわば「寂しい生き物」です。

それなのに生きるのは何故なのでしょうか?

ここに壮大な人生への問いが掲げられています。

主人公はコロナ渦を迎える中、何気ない一瞬が実は本当に大事であることに気付いたのではないでしょうか?

その”刹那”に生きる意味が込められていることを身を持って知り、いつかは消えてしまうけれど確実にそこに存在する一瞬に対する祝意を示すことで、人生を肯定するのに成功しつつあるのではないでしょうか。

永遠よりも価値のある「おわり」

「永遠」なんかにはさ できやしないことが 俺らん中で今 飛び跳ねてんだ
渋滞起きた奇跡 両手広げ待っててよ未来

人間はずっと生きられません。いつかは必ず死を迎えます。

それは怖いことかもしれませんが、「おわり」があるからこそ「今」をかけがえのないものとして捉えることができます。

儚い命に対する見方が変わるような歌詞です。

主人公のを満たす喜びが、”渋滞”という言葉で表現されています。

「おわり」があるからこそ、未来をつかむことができる。

主人公の中に生じたコペルニクス的な回転が綴られてます。

新しい地平から求める淡い光

光りたいしひっ掻きたい めんどくさい僕らが手にしたい明日は
儚くて他愛なくて 離したくなくなる かけがえない淡いトワイライト

「おわり」があるからこそ「今」を大事にできる。

それを知った主人公の想いは、”儚くて他愛なくて離したくなくなる淡いトワイライト”を求めるように変化します。

いろいろなざわめきの中で葛藤していた主人公の心を、新しい光が満たします。

グラッグラな星

「俺たちならいけるさ」なんて グラッグラな星ではしゃごうか
分かってるそんな甘くないって 「だからなに?」って言える今を

「アイス」

混乱のさなかでも一筋の光を見つける主人公。

世の中の情勢、いつか死んでしまう人間、現実に打ちのめされる人間。

そんな揺らぎのある地球が”グラッグラな星”という軽快な言葉で表現されているのは、とてもRADWIMPSらしいです。

厳しい現実が続くことは誰もが百も承知の事実。それを「だから何?」と言える強さを身につけていこうと鼓舞されます。

「アイス」という言葉は、「愛す」のダブルミーニングにもなっていると考えられます。

はじめはこんな世の中を愛せなかった主人公。しかし新しい光の中で「生」を愛することができています。

さらには前の歌詞「甘くない」に反対するように「甘い」=「アイス」と表現したのも予想されます。おもしろい表現方法ですね!

儚いからこそ美しい人生

どんな不味そうな明日だってさ 頬張ってみるから
ズタボロの覚悟も決意も まだ息はしてるから

永遠に生きたって飽きるでしょ うまいことできてる
絶滅前夜に手をとる 君と越えていくよ

未だに先の見えない状況。明日も大変になることは分かっています。

主人公はそんな厳しさの中でも、覚悟と決意を持って生きようとします。

それは最初の無気力・落胆とは正反対の強い気持ちです。

また、いつか終わる人生への刹那にも悲しんでいたようですが、今では「おわり」の重要さを身に染みて感じ取っている模様。人生の構造を”うまいことできてる”と言います。

儚いからこそ光りに満ちている人生への肯定が垣間見れるフィナーレです。

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おわりに

いかがでしたか?

コロナ渦という混沌とした世の中・気持ちへ一筋の光をもたらす『TWILGHT』。

しゅんとした時に、ぜひ聴いてみて欲しい一曲です!

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