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灯火【Vaundy】歌詞の意味を考察!ドラマ「東京ラブストーリー」主題歌

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Vaundyさん「灯火」(読み:ともしび、2020年4月)の歌詞の意味を考察します。

ドラマ「東京ラブストーリー」(配信:2020年4月~6月、テレビ:2021年10月~12月)の主題歌に起用された、1stアルバム「strobo」(2020年5月)の収録曲。

Vaundyさんが作詞・作曲した「灯火」の歌詞を紐解きましょう。

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灯火 歌詞考察!

時代を描いた人生&音楽賛歌

単調な足音に
メロディーを乗せたら
感情が淘汰してく
自尊心と僕の悲哀を

「灯火」は時代を描いた人生賛歌、音楽賛歌です。

アルバム収録曲として制作された後、ドラマ主題歌に起用されました。

ドラマのために書き下ろされた楽曲ではないので、ドラマの内容は歌詞には反映されていません。

新型コロナのパンデミックで世の中全体が暗い気分に沈み込んでいる時代に、「日々の暮らしを照らす灯火(明かり、希望)のような楽曲になってほしい」といった願いが込められています。

1番のAメロで表現されているのは「音楽は負の感情を消し去る」ということ。

音楽の三大要素といえば「メロディー(旋律)、リズム(律動)、ハーモニー(和声、コード(和音)進行)」です。

そのうちの「メロディー」が出てきたので「単調な足音=リズム」と連想し、「リズムにメロディーを乗せたら、音楽が生まれる」と行間を読むことができます。

「歩きながら(単調な日常生活を送りながら)歌う」だけで音楽になるという発想が素敵ですね。

「音楽を奏でたら」という意味の前半に続く後半では倒置法が用いられていて、わかりやすく並べると「感情が、自尊心と僕の悲哀を、淘汰してく」になります。

「淘汰する」とは「必要・適当なものを残し、不必要・不適当なものを取り除く」こと。

音楽を奏でたら、感情自体がプライドや悲しみといったネガティブな要素を排除する」という考え方が深いですね。

見えない見えないものを
見えてる見えてる「本当」に
見えない見えない本当を
見えてる見えてる感動に

1番のBメロでは「音楽を奏でることによって、研ぎ澄まされる変化(淘汰)の具体例」が示されています。

つまり「見えないもの→見えてる「本当」、見えない本当→見えてる感動」という2つの変化です。

1つめの変化は「目に見えない音楽を、可視化できるほどリアルなものにしたい、現実として生み出したい」といったニュアンスでしょう。

ところが「リアル、現実」などの本質である「本当」のことは「目に見えないもの」。

そのため「現実に生み出した音楽のなかにひそむ本質を、リアルな感動として届けたい」といった2つめの変化が加えられたようです。

何やら現代版「色即是空、空即是色」のような雰囲気がただよいますね。

探した僕の運命と
揺るぎない世界の歌
そんな場所に僕たちは
いつまでも生きている
交わした天の約束を
裏切られたとしても
そんなことに僕たちは
気付かずに生きていくだけ

1番のサビでは、実際に「単調な足音」のような4つ打ちビートに「メロディー」が乗っているのも聴きどころです。

地球全体がパンデミックで揺らぐなか、それでも「自分なりの運命や揺るぎない世界の歌を探す場所で生きている」と確信する「僕たち」。

「天と交わした約束」とは、「音楽の本質を追求して、感動を届けたい」という1番のBメロのことでしょう。

新型コロナによって「天に裏切られた」気分を味わっている人も多いはず。

音楽業界のダメージも計り知れませんが、「僕たち音楽家(や音楽を愛する人)は、音楽という揺るぎない世界で生き続ける」という決意表明でしょう。

さまざまな困難や葛藤を踏まえたうえで、「裏切られても気付かない」と断言できるほどのスルースキルを身につけたと考えられます。

見えない未来を灯火で照らす!

完璧な理想郷など
僕らにはあり得はしないから

2番のAメロです。

揺るぎない世界」も「完璧な理想郷」ではないと否定するところが本質を突いています。

むしろ「完璧な理想郷はあり得ない」と思い知ることによって、自分なりの「揺るぎない世界」を見出すことができるという流れです。

過度に期待すると思い通りにならなかったときに「裏切られた」という負の感情が生まれます。

ユートピア思想とディストピア思想の中間くらいの心持ちがちょうどいいかもしれませんね。

この後、1番のBメロとサビが繰り返されます。

揺るぎないね僕たちは
何度も声を上げて
ありもしない滑走路
羽を広げ走る
揺るぎはしないよ僕たちは
何度も声を上げて
何度も声を上げて
何度も声を上げて

「見えてる「本当」と見えない本当」という矛盾や「裏切られても気付かずに生きていく」というスルースキルを踏まえると、音楽業界にも走った激震が浮き彫りになります。

それでも表現されているのは「揺るぎない、揺るぎはしない」という確固たる思い。

「滑走路」がないとわかっているのに「羽を広げ走る」のは、制限のない状態ではライブができないとわかっているのに音楽を作り続けるようなものかもしれません。

「声を上げる」とは「歌う、音楽を奏でる、音楽という文化がないがしろにされないように声を上げる」といった意味でしょう。

音楽だけでなく人生全般にも当てはまる、切なくも前向きな宣言です。

ねぇ
どうしよう
どこへ行こうか
僕が今惨憺と声に出して
また見えない
地図を僕は必死に探して歩いている
けどまだ
どうしよう
ここにいようか
いつかまた目が見え始めるまで
まだ見えない
未来を僕ら
灯火で照らしていくから

「惨憺(さんたん)」とは「痛ましい、嘆かわしい、見るも無残な」といった意味です。

世の中が揺らいでいるときに「揺るぎない」と「声に出す」のは痛ましいと自覚しています。

それでも「見えない地図を探し、見えない未来を灯火(音楽)で照らす」という結末にたどり着きました。

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さいごに

そもそも音は空気の振動による波動(音波)で、Vaundyさんの「1/fゆらぎ」のようなリズムの揺らぎ方が心地いいボーカルまで含めて「揺るぎない」と歌っているのかもしれない、と深読みしてみるのもおもしろいですね。

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