今回は、人気バンド・SUPER BEAVERが1月23日にリリースした新曲「東京」の歌詞を考察していきたいと思います。
2月23日にリリース予定のニューアルバム『東京』に収録される本楽曲。
歌詞にはどんな想いが込められているのでしょうか?
アルバムの情報と合わせて見ていきましょう!
ニューアルバム『東京』
2月23日に発売される、メジャー再契約第二弾のニューアルバム。
ドラマ『あのときキスしておけば』の主題歌「愛しい人」や、大ヒット映画『東京リベンジャーズ』主題歌「名前を呼ぶよ」に、新曲を10曲加えた、全12曲を収録。
また、アルバムのリリースを記念して全国20箇所を回るホールツアーの開催が決定しており、3月26日〜7月5日まで、全国で披露されます。
東京 歌詞考察
この曲の主人公には、「愛されていて欲しい人」がいます。
自分を愛して欲しいのではなく、あなたが皆から愛されていて欲しい。
相手に対する想いの強さが伝わってきます。
しかも、「愛されていて欲しい人」がいる人生をなんて贅沢なんだ、と喜んでいます。
大切な人がいる人生の素晴らしさが歌われていますね。
「見慣れた街」とは、タイトルの東京を指しているのでしょう。
いつも通る街並みは見慣れていますが、そこを歩く人々は見慣れない人ばかり。
人の多い東京の街の雰囲気を一行に詰め込んでいます。
見慣れない人ばかりでも、「僕らはお互いを知ってる」。
都会の厳しい環境の中で、毎日を必死に生きている人が通じ合う仲間意識のようなものでしょうか?
はじめて会った人でも、少し会話すると、旧知の仲のように話が終わることはありません。
東京の人は冷たいという印象を勝手に持っていますが、そんな人ばかりではないですよね。
見知らぬ人との出会いを繰り返すうち、愛する人と巡り会います。
何度も繰り返してきた出会いの中で、好きな人・愛しい人と出会えた奇跡を「運命」と呼ぶのでしょう。
その運命の出会いを、お互いに喜びあえたのなら(相手も運命の出会いと思ってくれたのなら)それは、二人の幸せに繋がります。
心の奥で、誰かに愛されたいと思っている主人公にも、愛する人ができたようです。
自分の愛する人が、世界中の皆に愛されていて欲しい。
ここまで想える人と巡り会えたのは、すごく贅沢な人生ですね。
「出会いは少しずつ名前を変えていく」=「出会い → 恋 → 愛」ということでしょうか?
とてもロマンチックです!
たくさんの出会いを繰り返してきた主人公も、だんだんと成長し大人になります。
大人になると、いろいろな決まりごとやしがらみに囚われ、思うように話せないこともありますよね。
「建前と本音との間」=嘘でも本当でもない部分。
周囲の目を気にして、本当の自分を出せないでいる主人公の様子が浮かんできます。
これまでの人生、ずっとハッピーだったわけではありません。
会いたくても会えなくなってしまった人、うまく行かなかった恋。
出会いと同じ数、もしかしたらそれ以上に多くの別れを経験しているのでしょう。
別れの辛さを知っているからこそ、他人に優しくなることが出来るのです。
そう考えると、辛い別れも決して無駄だったことはありませんよね。
多くの出会いと別れを繰り返し、やっと出逢えた運命の人。
このままずっと愛し続けたい。
主人公の切実な願いが歌われています。
たくさんの経験を通じて、今を生きる人に届けたい歌ができました。
運命の人を見つけられた歓びや、うまく行かなかった恋の経験。
そんな想いを込めて、自分の愛する人に届く曲を作ります。
作詞を担当している柳沢亮太さんは、自身を主人公として書いているのかもしれませんね。
自分の想いを曲にのせて、たくさんの人に届けるミュージシャンという仕事。
辛かった思い出も、優しい気持ちに変えることが出来るというメッセージが込められた、SUPER BEAVERらしい、心に響く素敵な楽曲でした!
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さいごに
いかがでしたか?
柳沢さんの熱い想いが伝わってくる素敵な楽曲でした。
ツアーで披露されるのも楽しみです!
この楽曲は、2021年12月にYouTubeチャンネル・THE FIRST TAKEで、限定バージョンが公開されています。
限定バージョンでは、緑黄色社会のボーカル長屋晴子さんとのコラボ曲になっており、オリジナルとは違う雰囲気で楽しめるので是非そちらもご覧ください!