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東京【PEOPLE 1】歌詞の意味を考察!映画「さらば青春の光」になぞらえた青春ソング

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ピポワンことPEOPLE 1(ピープルワン)「東京」の歌詞の意味を考察します。

1st EP「大衆音楽」(2019年12月)、1stアルバム「PEOPLE」(2021年11月)の収録曲。

Deu(ドイ)さんが作詞・作曲した東京の歌詞の意味をチェックしましょう。

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東京 歌詞考察!

街の暮らしは惨め?

Itoさんがリードボーカルを務める「東京」。

そもそも「東京」で生まれ育った人にとっては地元ですが、それ以外の人にしてみると夢や目標を叶えるために移り住む「憧れの場所」でしょう。

歌詞には「故郷」という言葉も出てくるので、語り手は「地方出身で東京に移住した若者」と考えられます。

冒頭で描かれているのは、語り手が誰かに激しい剣幕で叱られ、困惑する様子。

「彼女」に浮気を疑われ問い詰められたのかもしれませんし、職場に遅刻した理由が寝坊で「言い訳」のしようがない状況なども想像できます。

浮かび上がるのは、理想の暮らしを夢見て上京したものの、現実の日常生活はなかなかうまくいかないというジレンマ。

何事も早いテンポで進む、忙しい「東京」で、ゆったり落ち着いた「故郷」のペースを引きずったままの語り手はとまどっているようです。

「冒頭の早口で捲し立てた人と彼女は同一人物なのか、別人なのか?」や「制服は仕事着なのか、それとも学生服なのか?」ははっきりしません。

同一人物だとすると、「昨夜は今付き合っている東京の彼女とあれほど早口でケンカしたのに、今朝は早起きしてもう仕事着に着替えて笑顔で出勤している」ことになるでしょう。

別人の場合は、「東京の新しい彼女とはケンカが絶えず、なぜか故郷で学生時代に付き合っていた元カノの学生服姿を思い出してしまい、忘れられずにいる」という物語が考えられます。

今の「彼女」とケンカするたびに元カノを思い出すのは「誰にも言えない」ことで、どれほど懐かしがってもヨリは戻らず、今の「彼女」と円満になるわけでもないので「どうにもならない」ということかもしれません。

あるいは「彼女」は一緒に上京してきた長い付き合いの恋人で、「故郷」にいたときは「早起き」や「学生服」が似合う明るいタイプだったのに、「東京」では「早口」がすっかり板につくほど怒りっぽくなってしまった、という変化が表現されている可能性もあります。

1番のサビです。

さまざまな物語が想像できる、余白の多い歌詞が続きます。

傘を持っていないときに「雨」が降ってきて、高架下で雨宿りでもしている状況でしょうか。

MVを参照すると、土砂降りのなか道路に仰向きで転がるほど「惨め」な気分に陥っているとも考えられます。

夢や目標は「遠い空」のようにどこまでも広がっているのに、自分の人生は「低い屋根」のように頭打ちだと感じて涙を流しているのかもしれません。

新型コロナのパンデミックによる営業自粛もありつつ、基本的に「東京」の繁華街は夜通し明るいものです。

誰もが夢や目標を追いかける場所という意味で、「灯りが消えない=欲望が絶えない」といったニュアンスも重なります。

人数が多く、競争が激しい「東京」で、憧れた理想どおりにはならないもどかしさに打ちひしがれているようです。

ステフとジミーとは?

「コスモス」は基本的に秋に咲く花なので、「冬」だと季節外れです。

「ステフとジミー」はイギリスのモッズバンド、ザ・フーの6thアルバム「四重人格」(1973年)を原作とした映画「さらば青春の光」(1979年)の登場人物。

モッズ青年ジミーは大好きな女性ステフと仲良くなりますが、破天荒な行為を繰り返し、絶望的な気分に打ちひしがれる青春物語です。

ちなみにジミーが憧れるカリスマ的存在エース・フェイス役で、スティングが出演しています。

全体的に、「さらば青春の光」の舞台をイギリスから「東京」に置き換えた物語が描かれているとも考えられるでしょう。

「早口」で「早起き」なまわりの人に対し、語り手自身は「冬に咲くコスモス」のように「遅咲き」で、70年代の青春映画のように「時代遅れ」で「懐古主義的」なことが表現されています。

「京王線」といえば下北沢、「中央線」といえば高円寺などの「バンドマンの聖地」が連想できます。

映画「さらば青春の光」の舞台となったイギリス南部の港町ブライトンや「モッズ対ロッカーズ」の抗争になぞらえ、「東京」で無茶をしたり、恋愛で悩んだりしながらも「夢を見続ける」ミュージシャンの日常生活が描かれていたとも考えられるでしょう。

固有名詞が出てきたことで具体的な背景を想像しやすくなりましたが、全体的に汎用性が高い歌詞なので、何らかの目標を掲げて奮闘している人全般に刺さるはず。

最後に1番のサビが繰り返され、挫折感を抱えたままでも日常は続くという余韻が残されます。

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さいごに

「東京」の電車や、音楽好きにとってバイブルのような青春映画をちらっと引き合いに出しつつ、それ以外は幅広く解釈できる表現になっているところがピポワンらしいセンスですね。

住む場所や職業などにかかわらず、リスナー自身の物語を重ね合わせやすいのではないでしょうか。

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