今回は、SEKAI NO OWARIの新曲「tears」の歌詞を考察します!
本楽曲は、7月21日リリースのアルバム「scent of memory」の収録されている他、SEKAI NO OWARI初の大型展覧会「ザ シークレット ハウス(THE SECRET HOUSE)」のテーマソングとしても使用されています。
どんなメッセージが込められているのでしょうか?
2019年のライブで語られた誕生秘話についてもご紹介します!
tears 誕生秘話
2018年に行われたライブ(INSOMNIA TRAIN)の終了後、ライブの最中にかかってきていた留守電で、友達が亡くなったことを知ったFukaseさん。
INSOMNIA TRAINのツアー終了後、一人で伊勢神宮にお参りに行き友人の冥福を祈りました。
友人の死の悲しみ、その時流れた涙を「tears」という曲にしようと決めたそうです。
歌詞にはどんなメッセージが込められているのでしょうか?
tears 歌詞考察
君との出会い
前述の曲が生まれた背景から分かるように、この楽曲はFukaseさん目線で友達との思い出を歌っています。
冒頭に描かれるのは、友達である「君」との出会いです。
出会った当初は、お互いに自分のことを嫌っていそうだからと言う理由で嫌いだった二人。
「君も同じだったと 聞いたのはそのずっとあと」という歌詞から、仲良くなって、『初めは嫌われてそうだったから自分も好きじゃなかった』と打ち明けられたのでしょうか?
「ずっとあと」という歌詞から長い時間を一緒に過ごしてきたことが分かりますね。
君のいる場所
これは天国にいる友人に向けた言葉と捉えることが出来ます。
果たして天国にはWi-Fiがあるのでしょうか?笑
もしかしたら未読無視をしているのかもしれませんね。
いつか自分が天国に行った時、案内してほしいと呼びかけています。
お腹が弱いと公言しているFukaseさん。
仲の良い友人だからこそ知っている面倒なところも君なら受け止めてくれそうです。
お腹の弱い人にとってはトイレが綺麗か否かは死活問題ですね。
二人の思い出
友人との思い出を振り返るFukaseさん。
悪巧みをしている友人の顔を思い出しています。
二人で一緒にイタズラをしていたのでしょうか?
天国にいる友人と乾杯します。
男同士の友達だといちいち相手に自分の思っていることを言わないものです。
「わざわざ言わなくても解るだろ兄弟」
絆の強さが伝わってくる歌詞ですね。
どこまでも続く道を走る列車
MVには列車が登場します。
友人が亡くなった時に開催していたツアー「INSOMNIA TRAIN」から来ているのかもしれませんね。
「長い長い長い道」というのは人生を表しているのではないでしょうか?
終着駅で待っている友人のもとに長い道を通って列車で向かう、そんな情景が浮かんできました。
「帰りの列車」とは、友達のこれからを願ってお参りに行った伊勢神宮から帰る列車を指していると考えられます。
東京に戻る列車の中で、友人との楽しい思い出を振り返るFukaseさん。
嬉しかったことを思い出す度に、もう会えないのだと涙がこぼれます。
その涙は、一粒一粒が「君」とのかけがえのない思い出の結晶です。
「いつかきっとまた」再会できる日を願って列車は進んでいきます。
天国の友人にもきっと届いていることでしょう。
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さいごに
いかがでしたか?
友達との思い出、絆が詰め込まれた素敵な歌詞ですね。
本楽曲が収録されているアルバム「scent of memory」の他の楽曲も気になります!