今回は、Official髭男dismの新曲「TATTOO」の歌詞を考察していきたいと思います。
4月から始まる新ドラマ『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』の主題歌として書き下ろされました。
ドラマの企画書を読んで制作されたという「TATTOO」
歌詞にはどんな想いが込められているのでしょうか?
ドラマの内容と合わせて見ていきましょう!
ドラマ『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』
4月期のTBS新ドラマとして金曜日夜10時からスタートする山田裕貴さん主演のドラマ。
山田さんはメディアでも活躍するカリスマ美容師を演じます。
どんな物語が展開されるのか、放送開始が楽しみです!
TATTOO 歌詞考察
大丈夫、痛みにとっても弱いから
大丈夫、憧れは時に憧れのまんま
愛、ジョーク、それとたまにキツめのネガティブ
それでいつも元通りさ君と僕との間柄なら
そりゃ出くわす問題も様々
だから隣に居りゃ 旅の道すがら
どんなヤミからも命からがら助けるよ 助けてよ My Buddy, Darling
SOSが不器用でも 気にしないからもう
そっけないくらいで僕らは丁度良いんじゃない?
この楽曲では、主人公にとって大切な存在である「君」への想いが歌われていると感じました。
冒頭の歌詞では、主人公自身のことについて歌われています。
傷つきやすく、一歩を踏み出す挑戦に躊躇している主人公。
“愛、ジョーク、それとたまにキツめのネガティブ” で出来た元通りの自分を少し自虐しているように感じます。
“君と僕との間柄なら そりゃ出くわす問題も様々”
君は、僕と非常に親しい間柄なのでしょう。
近い存在だからこそ、ぶつかることも多いけれど、これからも一緒に進んでいきたいという想いが読み取れます。
MVでは髭男4人の仲良しなシーンが映されます。
この歌詞を作ったとき、頭に浮かんでいたのは、かけがえのない仲間であるメンバーだったのではないでしょうか?
続く “助けるよ 助けてよ~” からの歌詞も、メンバーに向けたメッセージのように感じます。
きっと涙も言葉もおまけでも良いんじゃない?
多分世界が次のフェーズへ行こうと見つけてみせるよ
いや嫌でも見つかるんだろうよ
あっけないくらい早い時間も良いんじゃない?
きっとありふれてないくらいが大切なんじゃない?
なんてさ 本気で思っちゃう心の恥ずかしさが僕らだけにあるTATTOO
涙も言葉もおまけに思えるほど、強い絆で結ばれた君と僕。
どんな世界になったとて、必ず見つけ出してみせると歌いつつ、”いや嫌でも見つかるんだろうよ” と、結局また巡り合う運命だと感じているようです。
一瞬で過ぎていく短い人生を君と一緒に駆け抜けたい。
君といればありふれていない、特別な時間が過ごせるんだという主人公の考えが歌われています。
タイトル「TATTOO」には色々は意味がありますが、歌詞を見るとタトゥー(入れ墨)の意味で使われているようですね。
君と僕の深い絆は、TATTOOのように刻まれた、切っても切れない仲間の証だという想いが伝わってきて感動します。
消えない 消さない 消させやしない
大丈夫、見せびらかす必要はないから
大丈夫、自分たちだけ分かっていりゃいいから
ハイボール、爆笑の渦に呑まれるネガティブ
まるで まるで別次元さそしてそんな君と僕との間柄なら
そりゃ赤らんだ顔だって晒すわな
今は例えるとか うまく出来ないけどさかけがえない類いの何かさながら
リスペクト 増してくようなDaily Feeling
言い合ったりするのにも もう慣れっこだろう
心のTATTOOは人に見せるものではありません。
お互いが感じていればそれでいいのです。
“消えない 消さない 消させやしない” という歌詞からも、君との絆が主人公にとって大切なことが伝わってきますね。
たまにネガティブな主人公も、君とお酒を飲みながら話せば、ネガティブな気持ちが吹き飛んでしまう。
別次元に連れて行ってくれる君は、主人公にとってかけがえのない存在なのでしょう。
真っ赤になった顔で、遅くまで飲み明かす二人。
髭男のメンバーも同じような経験をしているのではないでしょうか?
相手にリスペクトがあるからこそ、ときにぶつかり、喧嘩しながらも絆を深めていく主人公たち。
軽音部の先輩や友達を誘って結成されたOfficial髭男dismが歌うからこそ、より聴く人の心に響く歌になっているように思います。
情け容赦無い時代のバッドワードが
ひょんな時に僕らの事を脅かす時には
絡まる充電のコードのように
どれだけ拗れても もう意地でも繋ぎ合っていようよ
しょうもないくらいの方が笑えていいんじゃない?
きっと思い出して飲んだ時に美味しすぎんじゃない?なんてさ 強がりを何度も互いの背中に
手形みたいにやりすぎなぐらい付け合っていよう
そっけないくらいで僕らは丁度良いんじゃない?
きっと涙も言葉もおまけでも良いんじゃない?
“情け容赦無い時代のバッドワードが ひょんな時に僕らの事を脅かす時には”
SNSの普及で誰もが簡単に情報発信が出来るようになったことで、画面の向こうに心無い言葉を投げつける人も出てきました。
見ず知らずの人から向けられた言葉に傷ついてしまうこともあるでしょう。
しかし、そんな言葉で崩れてしまう絆ではありません。
取り出すといつも絡まっている充電コードのように、意地でも離れない強固な絆である事がわかります。
ネガティブになってしまっても、またお酒を飲んで君と話せば、笑い話にできるという安心感が伝わってきますね。
お互いがお互いを支えている存在。
人生において、こうしたかけがえのないパートナー、メンバーを見つけられることは何より幸せなことなのではないでしょうか?
多分世界が次のフェーズへ行こうと見つけてみせるよ
いや嫌でも見つかるんだろうよ
あっけないくらい早い時間も良いんじゃない?
きっとありふれてないくらいが大切なんじゃない?
なんてさ本気で思っちゃう心の恥ずかしさが僕らだけにあるTATTOO消えない 消さない 消させやしない
大丈夫、 痛みにとっても弱いから
大丈夫、 憧れは今日も憧れのまんま
二人の心に刻まれたTATTOO。
誰に見せるわけでもないそのTATTOOは、二人だけの仲間の証です。
曲のラストでも、かけがえのない仲間へのリスペクト、憧れが歌われています。
これからもお互いに ”消えない 消さない 消させやしない” という強い気持ちを持って、支え合いながら突き進んでいくことでしょう。
髭男の歌詞は、いつも大切なことを気づかせてくれるような気がします。
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さいごに
いかがでしたか?
ドラマの展開も気になりますね。
髭男のこれからの活動からも目が離せません!
8時23分、いつもと変わらない朝。
都心へと向かう電車では、SNSをチェックしたり動画を見たりとほとんどの乗客がスマートフォンを見ていた。
昨日と同じ今日を迎える、誰もがそう思っていた。
しかし、突如として都心へと向かう電車の一両が未来の荒廃した世界にワープしてしまう。
SNSはおろかスマートフォン自体が役に立たない世界に突然放り出された乗客たち。
偶然か運命か・・・乗り合わせていた乗客たちによる、生き抜くためのサバイバル生活が幕を開ける。
この物語は、同じ電車に偶然乗り合わせた見ず知らずの乗客たちが突如、前代未聞の出来事に巻き込まれ、電波が通じないうえに水も食料もない極限下で懸命に生き、元の世界に戻ろうとする姿を描く、完全オリジナルの予測不能のヒューマンエンターテインメントだ。
公式HPより