2023年4月28日に平井大さんの新曲「Symphony」がリリースとなりました。
楽曲は「劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~」の主題歌に起用。
劇場版に先駆けて放送された「TOKYO MER~隅田川ミッション~」の主題歌にも使用され話題となった楽曲です。
今回は平井大さんの「Symphony」の歌詞について読み解いてみたいと思います!
平井大さんとは
平井大さんは音楽に興味を持つのは早く、3歳の頃におばあ様にウクレレを貰ったのがきっかけとされています。
現在シンガーソングライターやギタリストなどいくつか肩書をお持ちの平井大さんですがその中にウクレレ奏者というものも含まれており3歳からずっと触れてきたのかもしれませんね。
ちなみに平井大さんのお父様もギターを弾くのがお好きなようで、ウクレレのプレゼントの理由の一つとして、一緒にギターを弾きたいと思っていましたが子供の手にギターは大きすぎて、まずはウクレレにしたという理由をあげていらして、幼いころから音に親しめる環境だった事が分かります。
注目されたのは2011年、「ホノルルフェステバル」というイベントの公式イメージソングに平井大さんの「ONE LOVE~Pacific Harmany~」が起用された事がきっかけでした。
その後2013年7月にミニアルバム「Dream」でメジャーデビューを果たし2023年5月現在では一児の父になっており音楽に家族に充実した日々を送っているようです!
楽曲 Symphony
2023年4月28日公開の映画「劇場版TOKYO MER~走る緊急救命室~」の主題歌に起用され、公開日と同日に楽曲も配信リリースされました。
作品の主演を務める鈴木亮平さんは映画が完成し、Symphonyを初めて聞いた時涙が止まらなかったそうです!
平井大さんは、お子様が生まれ「守るべきもの」が増えたご自身にとってタイムリーなオファーであり、映画のテーマも「今まさに歌いたいと思っていたもの」だったと答えていらっしゃり、嘘偽りない曲を聴いて欲しいと熱い想いを持って制作されたとの事です。
色んな思いが交差する奥深い一曲になったのではないでしょうか。
ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」
2021年7月4日~2021年9月12日にTBS系列でドラマが放映され、主演を鈴木亮平さんが演じられています。
鈴木亮平さん演じる喜多見幸太は普段は温厚ながらも医師としての信念や責任感は強く熱いキャラクター。
そんな喜多見と共に機器とオペ室を搭載した緊急車両に乗り込み現場に駆け付け人々を救うチーム「TOKYO MER」の活動を描いた作品です。
医療と人間の想いが密接に交差する深いテーマの作品で見る人によってさまざまな想いや価値観が生まれるような作品ではないでしょうか。

Symphony 歌詞考察
憧れていた いつかのHero達が
今この地球を見たらなんて言うかな?
少なくとも昨日の僕みたいに
見て見ぬふりだけはきっとしないだろう世界は救えなくても
出典:Symphony / 作詞:EIGO(ONEly Inc.)・Dai Hirai 作曲:Dai Hirai
隣にいる一人を
抱き寄せる手ならここにある
「僕」が昨日の自分の行動を悔いている歌詞から楽曲は始まります。
ふと幼い頃に憧れていたヒーロー達が、今の地球を見たらどう思うだろうと考える主人公。
きっと、昨日の自分の様に見て見ぬふりはしないだろうと考えます。
優しく強いからこそ幼い主人公はそのヒーロー達に憧れていたこと、そして今もなお胸の中に生き続けている事に気付いたのではないでしょうか。
彼らのように世界を救うなんて大それた事は出来ないけれど、身近にいる大切な人を抱き寄せ守り抜く事は出来るはずと思う主人公。
さぁ いざゆこう
少し強い僕を迎えに
もう逸らさない
もう恐れない 願いが
ここにあるから
守り抜くさ どんな明日も
君にとっての
ただ一人のHeroになるんだ鳴り響き始めたSymphony
出典:Symphony / 作詞:EIGO(ONEly Inc.)・Dai Hirai 作曲:Dai Hirai
僕たちの物語が、ここから始まる。
昨日までの自分は捨て去り、少し強くなった僕でありたいと願う主人公。
変わる事は怖くもありますが、「願い」がこの心にあるから大丈夫、もう目を逸らさないしもう恐れないと真っすぐ前を見つめています。
どんな明日も恐れず受け入れ、君をしっかり守り抜きたいと思った主人公。
幼い頃に自身が憧れたヒーローの様に君にとって唯一無二の存在でありたいと決意します。
その想いは壮大なSymphonyの様に心地よく胸に広がって、生まれ変わった僕と君の新しい物語を祝福してくれている様にも感じているのではないでしょうか。
憧れたHeroみたいなベルトも大きくなる術も
魔法の杖もない僕だけどいいかな?
それでも君と未来を願う想いだけならばきっと
どんなHeroにも負けないと誓うよ理想の姿とは
出典:Symphony / 作詞:EIGO(ONEly Inc.)・Dai Hirai 作曲:Dai Hirai
大分違うけど
僕には僕の正義(やりかた)がある
自分にはあのヒーロー達の様に強さを証明するものやパワーアップする術も無いし、魔法の杖もない。
いわば丸腰状態。
それでも、君の事と未来を考えるとどんなヒーローよりも強くなれるし、君を思う気持ちだけは誰よりも強くて誇れる事を誓うと歌っています。
子供の頃思い描いていた姿とはだいぶ違う僕。
思ったよりも大人ではなかったし、かっこいいマントも付けていない。
毎日スーツに袖を通して同じような日々を送っているのでしょうか。
それでも心のなかに自分のまっすぐな思いだったり正義だったり「譲れないもの」は確実に存在し、主人公の信念とし息づいているのです。
迷わずゆこう
出典:Symphony / 作詞:EIGO(ONEly Inc.)・Dai Hirai 作曲:Dai Hirai
光差す未来 迎えに
もう逃げ出さない
もう誤魔化さない 君が
いてくれるから
世界中が無理だと言っても
やってみるよ
僕は僕のHeroになるんだ… I promise you always
もう迷わない。
君がいてくれるからもう逃げないし都合の悪い事を誤魔化したりもしない。
しっかり未来を見据えて歩いていくんだと強い決意が感じられますね。
世界中が無理だと言っても、自分が正しいと思う事は貫き挑戦してみるよ、と歌っていますね。
そうする事で自分自身こそが自分のヒーローになれるのです。
いつも逃げてた、目を逸らしていた僕はもういないと、君に約束すると歌っていますね。
従うことも運命だ
出典:Symphony / 作詞:EIGO(ONEly Inc.)・Dai Hirai 作曲:Dai Hirai
でもそこに希望があるなら
それに賭けてみるのも運命さ
起きた事柄に身を任せるのも運命。
流れに身を任せる事は決して悪い事ではなく、そうする事で希望が見えるのならそれに掛けてみるのも悪くないでしょう。
いざゆこう
少し強い僕を迎えに
もう逸らさない
もう恐れない 願いが
ここにあるから
守り抜くさ どんな明日も
君にとっての
ただ一人のHeroになるんだ鳴り響き始めたSymphony
出典:Symphony / 作詞:EIGO(ONEly Inc.)・Dai Hirai 作曲:Dai Hirai
僕たちの物語が、ここから始まる。
色々な事があり少し強くなれた主人公。
心に強い思いがあるからもう逃げないし、見て見ぬ振りもしない。
どんな明日も受け入れ君と迎える事で君のヒーローになるんだと強く大きな愛を感じますね。
その愛は壮大なSymphonyになり大きく広がりを見せてくれるように主人公は感じたのではないでしょうか。

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さいごに
いかがでしょうか。今回は平井大さんが歌う「Symphony」の歌詞を考察してみました。
交響曲のように壮大で大きく広がる愛の歌でした。
恋人は勿論、家族に対しての果てない愛を感じたのではないでしょうか。
ヒーローの様に強くなる事、それは一人では出来なくて大切な守りたい存在が必要。
その想いはSymphonyの音の波紋のように大きく広がっていく想いなのだというメッセージに感じました!