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走馬灯【Vaundy】歌詞の意味を考察!死生観が色濃く反映された深すぎるメッセージソング

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今回は、人気シンガーソングライター・Vaundyさんが7月11日にリリースした新曲「走馬灯」の歌詞を考察してきたいと思います。

15枚目の配信シングルとしてリリースされた「走馬灯」

歌詞にはどんな想いが込められているのでしょうか?

早速見ていきましょう!

走馬灯 歌詞考察

この楽曲はには、Vaundyさんの死生観が強く表現されていると感じました。

特に、MVでは曲のイメージを投影したストーリーが描かれているので、今回の考察ではMV
の描写と絡めて考えていこうと思います。

気づいたら
どこか知らない場所に来ていた
止めどなく
流れる車窓はもう見飽きた

何をしようとしたのかも忘れて
大事なものを見落としてきたことも
考えることが増えてきて
大事なこと忘れても

出典:走馬灯 / 作詞・作曲:Vaundy
MVの考察

内容を言ってしまうと、このMVでは、自殺しかけた女の子(メガネをかけている方)と、その友達の様子が映し出されます。

メガネの女の子が、橋で振り返るときに流れている「ピッピッ」という音は、心電図モニターの音ではないでしょうか?

生死を彷徨っているとすると、この橋は、三途の川にかかる橋だと解釈できます。

途中で振り返ってこちらを見る女の子、まさにタイトル通り「走馬灯」を見ている状態でしょうか?

続いて、歌詞を見てみましょう。

MVでは、友達(自殺を止める側)が主人公として描かれていますが、歌詞を見ると、曲の主人公は自殺を考えている側であることが分かります。

“気づいたら どこか知らない場所に来ていた”

辛いこと、悲しいことがあって心がすり減ってしまった主人公は、ふと気づくと、よく知らない場所に来ていました。

“止めどなく 流れる車窓” とは、代わり映えのしない毎日のことを暗示しているのではないでしょうか?

二人は制服を着ていたので、メガネの女の子は、学校でのイジメに苦しんでいるのかもしれません。

答えなど出るはずもないイジメの原因について考えることが増え、正常な判断が出来なくなっている様子が歌われています。

君のせいじゃない
僕のせいでもない
ありふれてた未来が
変わっただけ
もう
寝言が止まらなくなる前に
やめとこう

出典:走馬灯 / 作詞・作曲:Vaundy

こうなってしまったのは、”君のせいじゃない 僕のせいでもない”

これからの未来がちょっと変わっただけ。

主人公が、自分の死なんてちっぽけなものだと感じている様子が分かります。

“もう 寝言が止まらなくなる前に やめとこう”

この歌詞からは、主人公がなんとか自殺を思い留まっている様子が読み取れます。

”寝言が止まらなくなる” = 寝ている間も考えてしまう

つまり、このままだと四六時中、自殺について考えてしまう、もうやめなきゃ、と思っているのではないでしょうか?

MVでは、一瞬だけ割れたメガネが映されます。(1:29

これは、メガネの女子(曲の主人公)の死を暗示していますね。

続いて描かれるのは、鬱蒼と茂った森の中で、黄色の信号が点滅しているシーン。

この森は閉ざされた心、信号は、心のSOS・危険信号を表していると思われます。

心の奥底で、誰かに助けを求めている様子が伝わってきます。

“ありふれてた未来が 変わっただけ” の部分では、二人が笑いながら歩く様子がテレビに映り、それを見た女の子(友人)が走り始めます。

親友であるメガネの女の子が、これまでのありふれた日常を終わらせようと思っていることが伝わったのでしょう。

自殺を止めようと彼女のもとに駆け出すシーンだと思いました。

やるせなく
顔を隠した人の姿
思いやる
見上げた理想は僕にもあった

どこに行こうとしたのかも忘れて
大事な何かに出会えなくとも
散々なことが増えてきて
大事なもの失くしても

出典:走馬灯 / 作詞・作曲:Vaundy

“やるせなく 顔を隠した人の姿” の歌詞は、見て見ぬ振りをする周りの人を指しているように感じました。

そんな傍観者を思いやる(見て見ぬ振りも仕方ないと思う)気持ちもありましたが、誰も助けてくれない寂しさ、辛さが浮かんでいます。

自分がどうしたいのか、何になりたいのかも曖昧になり、未来に希望が持てなくなってしまった主人公。

赤い風車が何本も立っている森の中を、MVの主人公(友達)が歩く様子が描かれます。(2:05

この赤い風車にも意味があります。

賽の河原(死んだ子供が父母供養のため石を積んで塔を作る場所)や、お地蔵さんには、よく風車がお供えされています。

これは、親より先に死んでしまった子供が、無事に三途の川を渡れるようにという願いが込められたものです。

一説には、お地蔵さんが子供達を守るためにお経をあげるけど、ずっと見守ることは出来ないので、風車を置いて、自分の代わりに風にお経を読ませるため、と言われています。

こうした背景からも、今回の楽曲に死生観が色濃く反映されていることが分かりますね。

君のせいじゃない
僕のせいでもない
ありふれてた未来が
変わってくだけ
もう
寝言が止まらなくなる前に

出典:走馬灯 / 作詞・作曲:Vaundy

メガネの子が、湖に入り、自殺をしようとしているシーン(2:24

同時刻、親友の女の子は、2匹の狼に出会います。

スピリチュアル的な考えでは、狼は「命そのもの」「本当の自分自身」を暗示する存在です。

自殺しようとしたその時、親友の前に表れた狼は、他でもない自殺しようとしている本人の心なのではないでしょうか?

自殺を選んだ裏側で、本当は助けて欲しい、気づいて欲しいという気持ちが具現化したものなのではないかと考えました。

狼に導かれ、湖に辿り着いた女の子は、躊躇することなく、水に入り、彼女を止めようとします。

日々寄り添いまた離れ
さらばと願い纏う僕の姿は
晒し合いまた痛む
愛とすり減る僕のこころは

出典:走馬灯 / 作詞・作曲:Vaundy

ついに彼女に追いついたMVの主人公。(3:50

彼女の手を取り、引き止めます。

目から溢れ出した涙は、親友のSOSに気づいてあげられなかった後悔が形になったものでしょう。

君のせいじゃない
僕のせいでもない
ありふれてた未来が
変わっただけ
もう
全て忘れてしまう前に
思い出そう

寄り添いまた離れ
さらばと願い纏う僕の姿は
晒し合いまた痛む
愛を許してくれ

出典:走馬灯 / 作詞・作曲:Vaundy

”寄り添いまた離れ さらばと願い纏う僕の姿は 晒し合いまた痛む 愛を許してくれ”

生きる上での苦しみ、悲しみ。

情けない姿を晒し、たくさん傷つきながらも前に進む主人公の姿が歌われてます。

全てのVaundy作品に通ずる ”愛” についても、日々すり減らしながら、懲りずに求める愛を許してくれと歌われていますね。

二人で手を繋ぎ、空に映るオーロラと狼を見上げています。(4:14

先程も登場しましたが、狼の意味は「本当の自分」

4:36のシーンでは、狼がこちらに振り向き、見つめているシーンが映し出されます。

これは、自殺をしかけたメガネの少女が、自分の本心と向き合ったことを表しているのではないでしょうか?

MVの概要欄を見ると『見つめるのが自分の瞳でも、よいではないか。』と書かれています。

このことからも、やはり狼は自分自身。

自殺の途中でみた走馬灯の中で自分の本心と向き合い、自殺を思い留まったというストーリーなのではないかと考えます。

MVのラスト、黄色の点滅だった信号機が青色に変わります。(5:23

これはSOSを求めていた彼女が、再び前に進みだしたことを暗示していますね。

深い意味が込められた素敵な楽曲でした。

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さいごに

いかがでしたか?

色々な解釈できる楽曲ですが、一つの感想として楽しんでいただければ幸いです。

これからの活躍にも注目です!

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