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そのドレスちょっと待った【back number】歌詞の意味を考察!元カノが結婚すると聞いて

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バクナンことback number(バックナンバー)「そのドレスちょっと待った」の歌詞の意味を考察します。

1stアルバム「あとのまつり」(2010年6月)の収録曲。

ボーカル&ギターの清水依与吏さんが作詞・作曲した「そのドレスちょっと待った」の歌詞の意味をチェックしましょう。

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そのドレスちょっと待った 歌詞考察!

結婚に待ったをかけている

人づてに聞いた君の話 一生添い遂げる相手を見つけたって
「へぇそうなんだよかったねおしあわせに」
言葉と真逆の気持ちに自分も驚いているよ

出典:そのドレスちょっと待った / 作詞・作曲:清水依与吏

語り手の「僕」は「君=元カノ」が結婚するという話を耳にした状況です。

口に出す「言葉」としては「お幸せに」と祝福しつつ、表に出さない「気持ち」は「真逆」とのことなので、素直に祝福できない本音が伝わってきます。

破局した時点でそれぞれの道を歩むことに納得し、その後、自分自身も新たな相手を見つけることができていれば、たとえ元カノであっても心から結婚を祝福することはできるはずです。

ところが内心ざわついているということは、まだ「君」に対して未練が残っているのか、あるいは自分自身、新たな相手が見つかっていないのか、どちらかではないでしょうか。

別れてずいぶん経つどころが
僕なりに新しい幸せを手にしたつもりなのに

出典:そのドレスちょっと待った / 作詞・作曲:清水依与吏

「僕」に新たなパートナーはいるようなので、「幸せな君と比較して、不幸な自分が悔しい」といった劣等感の問題ではなさそうです。

つまり「君」に未練が残っているというか、「君」が他の誰かと結婚することにヤキモチを妬いている状況でしょう。

元交際相手の結婚話はできれば耳にしたくないというか、複雑な心境になるのも無理はないかもしれません。

しかし破局後、それなりに時間が経過しているのであれば、新たなパートナーに対して非常に失礼な話になってしまいます。

さて「僕」はどのような言い訳を続けるのでしょうか。

もしもあの時僕が強がらずに電話をかけられてたら
その鐘を鳴らす君のとなりには
「ドレス似合ってるよ」とニヤニヤする僕がいたのかもしれないね
君は今どんな顔して笑ってるの?
どんな気持ちで どんな相手と どんな言葉で誓ってるの?

出典:そのドレスちょっと待った / 作詞・作曲:清水依与吏

「そのドレスちょっと待った」という曲名の「ドレス」は「ウェディングドレス」のことで、「ウェディングドレスを着るのはちょっと待った」と「君の結婚に待ったをかけている」ことが明らかになってきました。

しかも「電話さえかけていれば、君の結婚相手は僕だったかもしれない」と想像しています。

場合によっては「別れか?結婚か?」を左右するほど大事な電話1本というのも存在するでしょう。

しかし「電話をかけられなかった理由」が緊急事態などの妥当性があるものではなく、「僕の強がり」というふわっとした自己都合であれば、いずれにしても別れることになったのではないでしょうか。

どうにか結婚に至ったとしても、「電話をかけられなかった理由」くらい話し合えなければ、円満な夫婦生活を続けることはできません。

まとめると「僕が君と結婚できなかった原因は、1本の電話をかけなかったことではない」ということ。

「僕」はそれに気づいていないのか、それともどうにか電話のせいにしたいのか、どちらでしょうか。

ラストシーンはあの映画?

意外としっかりした君の事だ ちゃんと真面目なお人を捕まえた事だろう
んんどうでもいいとは言いつつも気になるような
僕の知り合いじゃない事だけ祈っとこう

出典:そのドレスちょっと待った / 作詞・作曲:清水依与吏

「君」は「意外と」ではなく「相当しっかりしている」のではないでしょうか。

「既に新たなパートナーがいるのに、元カノの結婚相手が気になる僕」を選ばなかったのですから。

「君の結婚相手が僕の知り合い」だったとしても、本当に「どうでもいい」ことでしょう。

元カノに未練が残っているとか、「真面目」ではないという以前に、「僕」自身の浮気性が問題です。

このままでは現在の新たなパートナーとの関係性にも問題が生じるかもしれません。

別れた理由も切り出したのも全部自分なわけでありまして
会わせる顔すらないのです

出典:そのドレスちょっと待った / 作詞・作曲:清水依与吏

別れる原因を作ってしまったのは僕で、そのため自分から身を引いた」といったほうが事実に近いのではないでしょうか。

「会わせる顔がない」ことは自覚しているようですが、「別れを切り出したのは自分」だと思い込んでいるところにも「強がり」が感じられます。

新たなパートナーがいるのに元カノの結婚にヤキモチを妬いている時点で浮気性なことはバレているので、おそらく「別れた理由」は「僕の浮気」でしょう。

もしもあの時僕が誘惑から命からがら逃げ切れば
その鐘を鳴らす君のとなりには
白い服着て鼻の下を伸ばす僕がいたのかもしれないね
君に言わせれば問題は他にも諸々あって
あの日はただのきっかけだって
わかってるよ

出典:そのドレスちょっと待った / 作詞・作曲:清水依与吏

これまでの流れを踏まえると、やはり「僕が誘惑に負けて、浮気に走った」ことが「別れの理由」でしょう。

しかも「問題は他にも諸々ある」と「君に言われた」ことも白状しています。

そうなると「別れの原因を作り続けたのは僕で、別れを切り出したのは君」が正解でしょう。

本当は「わかっている」のに、「電話さえかけていれば、浮気さえしなければ、結婚相手は僕だったかもしれない」とか「別れを切り出したのは自分」などと「強がり」を言っているのでしょうか。

君と僕の人生という道がもう二度と交わらない事を喜び申し上げます

今教会のドアを足で開けて君の手を強く握って
走り出す勇気なんてものは無いよ
だから言いたい事は山ほどあるけど仕方ない キリがないし
こんな歌とモヤモヤした気持ちで申し訳ないが
お祝いの言葉に代えさせて頂きます

出典:そのドレスちょっと待った / 作詞・作曲:清水依与吏

ダスティン・ホフマン主演の映画「卒業」(1967年)のような結末を迎える「勇気」はないという祝辞で幕を閉じます。

もし映画の内容になぞらえていたとすると、「誘惑」は単なる浮気ではなかったことになりますが、「僕」に新たなパートナーがいる点が異なるので、「僕」の浮気性は揺るぎません。

さらに「教会のドアの外」まで押しかけて「祝辞代わりの歌」を人知れず歌う「僕」を想像すると、まるでサスペンス映画のようなラストシーンといえるのではないでしょうか。

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さいごに

「そのドレスちょっと待った」では、元カノの結婚を知った際の浮気性の男性心理が描かれていました。

フィクションの歌物語だとしても、実は「教会のドアの外」まで押しかけたわけではなく、新たなパートナーを一途に思っているといいのですが、いかがでしょうか。

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