キスマイことKis-My-Ft2の「SO BLUE」は、「Fear」と両A面の28thシングル(2021年9月15日:CDリリース)。
9月1日にLINE MUSICで先行配信され、LINE MUSICのキャンペーンソング、フジテレビ系バラエティ番組「もしもツアーズ」のテーマソング(9月4日~)に起用されました。
「Fear」が「陰」、「SO BLUE」が「陽」を表していて、振り幅の広いキスマイの二面性を堪能できます。
今回は優しく背中を押してもらえる、爽やかな応援ソング「SO BLUE」の歌詞について考察していきましょう。

SO BLUE 歌詞考察!
見たかった空とは?

- 見たかった~:藤ヶ谷太輔さん
- 澄みきった~:北山宏光さん
タイトルの「SO BLUE」とは「とても青い」という意味です。
2020年以降、新型コロナウイルスの感染拡大により、天気にたとえるなら雨や曇りのような日々が続いています。
どうにか収束して、晴れ渡った青空のような日々を過ごしたいものですね。
つまり「見たかった空」(みんなが望んでいる景色)とは「晴れ渡った青空」(清々しい気分、安心できる日々)のこと。
「夢や希望を胸に抱き、明るい未来を信じて、空を見上げよう。一緒に先に進もう」と優しく寄り添ってくれています。

- 見えない~:宮田俊哉さん
- 届いてる~:千賀健永さん
- I never~:横尾渉さん
感染症のパンデミック(世界的大流行)は、誰もが予測不可能なところが厄介です。
黙って耐え忍んでいれば状況は良くなるかもしれないと願いつつ、悪化する一方で収束しないのではないかという「不安」に押しつぶされそうになります。
そんな声を受け止めたうえで、投げ返してくれるのが「自分を信じることをあきらめない」という力強い言葉です。

シェイクスピアの戯曲「マクベス」の名台詞「明けない夜はない」と同じように、止まない雨もありません。
どれほど悪い状況でも永遠には続かず、いつかは好転します。
大切なのは、あきらめずに信じること、「心に虹を架ける」ように希望をもつこと。
七色の虹と、キスマイの7人が重なりますね。
みんなの前に広がる、最高の空を見上げましょう。
七色の虹と青空を見上げよう!

- 忙しい~:宮田俊哉さん
- 届いてる~:北山宏光さん
- Just like~:横尾渉さん
「SO BLUE」の歌割り(パート割り)は7人平等に近く、舞祭組(ブサイク)の4人(横尾渉さん・宮田俊哉さん・二階堂高嗣さん・千賀健永さん)にもしっかり割り当てられていて、とくに宮田俊哉さんのパートが多いと評判です。
忙しい3人(北山宏光さん・藤ヶ谷太輔さん・玉森裕太さん)だけでなく、優しい舞祭組の4人も「想い」をさらけ出すように歌っています。
そんな「SO BLUE」こそ、どんなときも元気になる、お気に入りの曲に違いありませんね。

- いつだって~:全員
- まだ見ぬ~:二階堂高嗣さん
- 知らない~:全員
- 飛び込めば~:玉森裕太さん
日本で一般的に認識されている虹の色は「赤・オレンジ・黄色・緑・青・藍色・紫」。
キスマイ7人のメンバーカラーといえば「赤・オレンジ・ピンク・黄色・緑・水色・紫」です。
少々異なりますが、どちらの「七色」もまぶしい光。
忙しい毎日でも笑顔を忘れず、「七色」の夢や希望を抱けば、青空のように輝く、幸せな日々になるでしょう。

- いつでも~:宮田俊哉さん
- どこまでも~:二階堂高嗣さん
暗い気分のときはうつむきがちですが、空を見ようとすれば自然と上を向くことになります。
坂本九さんの「上を向いて歩こう」(1961年10月)と同じような原理ですね。
二階堂高嗣さんのラップパートでは、夢を見続けることの大切さが表現されています。

- 見たかった~:千賀健永さん
- 胸の~:横尾渉さん・千賀健永さん
- 涙の~:全員
- 澄みきった~:玉森裕太さん
- SO BLUE~:全員
- Spreading~:千賀健永さん
- SO BLUE~:北山宏光さん
- Why not~:藤ヶ谷太輔さん
2番のサビは1番のサビと同じですが、歌割りと英語詞に違いがあります。
「Why not?」は「~してみたらどう?」という提案です。
七色の虹みたいなキスマイの7人と共に、希望に満ちた最高の青空を見上げてみてはいかがでしょうか。

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さいごに
2005年7月結成、2011年8月に1stシングル「Everybody Go」でデビューしたKis-My-Ft2は、2021年8月にデビュー10周年を迎えました。
デビュー後はメインの3人と後の舞祭組の4人というグループ内格差があったようですが、「SO BLUE」では見事に「七色」とも輝いているのではないでしょうか。
これからも「七色」のキスマイと一緒に、上を向いて歩き続けたいですね。