今回は11月17日にリリースされるLiSAさんの新曲「白銀」の歌詞を見ていこうと思います。
アニメ「鬼滅の刃」無限列車編のエンディングテーマとして使用されているこの楽曲は、オープニングテーマの「明け星」と同じく梶浦由記さんが作詞作曲を担当しています。
楽曲では、困難に負けず一歩一歩前に進む強さや、そうした強さが生み出す闇を照らす光が表現されているそうです。
早速歌詞を見ていきましょう!
白銀 歌詞考察
歌詞冒頭では、凶悪な鬼との戦いに身を投じる主人公・炭治郎達の想いが歌われています。
どんなに残酷な運命が待ち受けていようとも、大切な人を守るため、まっすぐ立ち向かってゆく。
炭治郎をはじめ、鬼殺隊の全員の原動力になっているのは、守るべき存在がいるということでしょう。
そう簡単に道を譲らせてたまるかという強い想いが伝わってきます。
「抜き身」とは、鞘を抜き放った刃を意味します。
唯一鬼を斬ることの出来る日輪刀を手に戦う主人公たち。
「美しい世界」「君の涙」を守り抜くため、凶暴な鬼と対峙します。
強い絆で結ばれた仲間と共に、鬼に立ち向かっていくシーンが浮かんできますね。
戦いの場に轟く「雷鳴」は、雷の呼吸の使い手・我妻善逸を表しているのでしょうか?
いつもは逃げ回っている善逸ですが、無意識状態や、恐怖を超える強い感情に突き動かされているときは、電光の如き一閃によりまたたく間に鬼を退治する頼れる存在です。
ヘタレの善逸も覚悟を決め、「災い」=鬼に立ち向かう様子を表現しているように感じました。
己の身体を刃に変えて、ぼろぼろになりながらも必死に戦う姿が浮かんできます。
「置いてきた物語」とは、隊士それぞれが抱えている過去を指しているのでしょう。
炭治郎は、鬼の頂点である鬼舞辻無惨に家族を殺され、妹の禰豆子を鬼に変えられてしまいます。
「もう失くせないもの」とは、その禰豆子を指しているように感じました。
たった一人の家族を守るため、凶暴な鬼の待つ「業火の淵へ」真っすぐ進んでいきます。
水柱・冨岡義勇の「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」という名言が浮かんできますね。
大切な人を守るためには、己の体を鍛え、技を磨き、脅威に対抗できうる力を手に入れなければなりません。
「誰よりも尖らせろ 切っ先を」という歌詞からも、自分自身を刀にして戦うという気概が伝わってきますね。
強くなるために、がむしゃらに貪欲に挑んでいく姿が表現されている部分です。
未来をねじ伏せる=自分の思い通りの未来にするだけの力をつけたいという意味でしょう。
「一番強い風吹く丘」とは、あえて厳しい環境に身をおいて自身のレベルアップにつなげようとしていることを表現しているように感じました。
計り知れない努力の末に手に入れた力は、世界を覆う暗い闇も切り裂いて行けるはずです。
悲しい思いで覆われた人々の心に一筋の希望の光が差し込んでいる様子が浮かんできますね。
前述の冨岡義勇の名言はこう続きます。
「惨めたらしくうずくまるのはやめろ!そんなことが通用するならお前の家族は殺されてない!」
「哀れんで 悲しんで うずくまった夜」とは、まさに家族を殺され途方に暮れた炭治郎の様子を表しています。
辛い過去を乗り越え、自分の弱さを克服して立ち向かう強さが歌われています。
これまでに他人から与えられた優しさ、大切な人を失った悲しみ、その全てを武器にして鬼に立ち向かう隊士達。
諦めず進み続ければ、きっといつか夜が明け、綺麗な空を見ることが出来るはずです。
その時まで、困難が待ち受ける業火の淵に向かってまっすぐ進んでゆく姿に勇気をもらえますね。
映画化もされ、ファンも多い「無限列車編」ですが、この楽曲でより鬼滅の刃の世界に入り込めることでしょう。
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さいごに
いかがでしたか?
11月17日にはオープニング「明け星」と合わせて両A面シングルが発売されます。
LiSAさんのこれからの活動からも目が離せません!