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接吻とフレンド【My Hair is Bad】歌詞の意味を考察!都合のいい男の本音とは?

接吻とフレンド」は都合のいい男の実態が赤裸々に描かれている、ひりついたラブソング

2016年10月にリリースされた、マイヘアことMy Hair is Badの2ndアルバム「Woman’s」に収録されています。

椎木知仁さんの作詞・作曲による「接吻とフレンド」の歌詞の意味を考察していきましょう。

接吻とフレンド 歌詞考察!

都合のいい存在でも構わないの?

いってらっしゃいと言った僕に
黙ったまま振り返って
君は ん って顔して
僕はキスして見送る

1番の冒頭で描かれているのは、まるで同棲中の恋人同士の「お出かけ&お見送り」のシーン。

出かけるのは「君」、見送るのは「僕」。

ラブラブなカップルの何気ない日常のワンシーンのようですが、女性が外出して男性が家に残るという特徴があります。

扉閉まって一人になって
またベッドに潜り込んで
君の匂いにつられ
僕は一人で果ててる

たまたま女性が仕事に出かけ、男性にとっては休みの日だった可能性もあります。

しかし、これがいつものパターンだとすると、男性はほとんど働いていないのかもしれません。

女性が出勤する朝にはいったん起きるものの、見送ったら二度寝して、何やらゴニョニョする始末。

どうやら男性はだらしない日常を過ごしているようです。

君の部屋にいる
僕が部屋にいるから
尻に敷かれてるのかな

同棲中の部屋は男性の部屋ではなく、女性の部屋。

つまり女性が暮らしているところに、男性が転がり込んでいます。

しかも女性が働き、男性はほとんど仕事をしていないとすると、「尻に敷かれている」どころか、いわゆるヒモ状態ですね。

もちろん男性が稼いで、女性を養わなければいけないわけではありません。

2人が納得するかたちで生活が成り立っているのであれば、何も問題はないでしょう。

この2人の場合はどうなのでしょうか。

ずっと一人座って待っている
君の言うことを聞いてる
きつい雨 嵐でも待っている
いつでもキスして迎える

1番のサビの前半です。

「ずっと」とは1日中という意味であり、なおかつ男性の引きこもり期間がしばらく続いていることも表しています。

まるで女性が飼い主で、男性がペットの犬のような関係性です。

女性は出かけるときと帰ってきたときに挨拶のようなキスを交わすことで、「自分は1人ではない」と確認しているのかもしれません。

女性にとって男性は、孤独を感じないための癒しであり、何でも言うことを聞く、都合のいい存在に過ぎないようです。

君の掌で踊る 君の掌で踊る
踊らされてるんじゃない
ただもっと上手に踊りたい

1番のサビの後半です。

客観的な立場からすると、「男性は女性の掌で踊らされている」としか思えません。

それでも男性は「自発的に女性の掌で踊っている」と主張しています。

しかも「もっと上手に」ということなので、専業主夫状態を極めたいのでしょうか。

男性が女性を愛しているように、女性も男性のことを愛しているのなら、外野がとやかく言う話ではありませんが、大丈夫かどうか心配になります。

座って待つ暮らしの実態

二人の洗濯を干し終わって
特にやることもなかった
君の青い下着が揺れ
僕の未来が乾いてる

専業主夫状態を極めるなら、「洗濯」以外にも掃除や買い物、料理など、さまざまな家事があります。

もし男性が売れないバンドマンなら、曲作りや楽器の練習、売り込みなど、やることはたくさんありそうです。

ところが男性には「洗濯」以外にやることがありません。

「乾いている」のは干した洗濯物ではなく、男性自身の「未来」。

残念ながら将来の展望はないようです。

ただいま と鍵を開ける音に
おかえり おつかれ って言って
君は ん って顔して
僕はキスして応えた

男性が極めようとしているのは専業主夫状態ではなく、ヒモ状態なのかもしれません。

1人のときに「洗濯」を済ませ、「見送りと出迎えのキス」をすることが主な業務です。

君の愚痴を聞く
僕が全部聞くんだよ
うなづいているだけだけど

「愚痴を聞く」という業務もありました。

ずっと一人座って待ってたよ
君の言うことを聞いたよ
掃除も洗濯も終わったよ
いつでも帰っておいでよ

いつのまにか「掃除」もしていたようです。

ということは、買い物や料理もしているのかもしれません。

とにかく女性に言われたことをして、それ以外は「座って待つ」だけの暮らし

もしかしたら「座って待つ」ことさえ、女性に命令されたのではないかという末恐ろしさが漂います。

大丈夫でしょうか。

この後、1番のサビの後半が繰り返されます。

たとえ女性にとって都合のいい相手だとしても、男性自身が自発的に選んだ生き方なのであれば、人それぞれ。

女性側に、男性に対する愛情があるのかどうかがポイントになりそうです。

本当は都合のいい存在から脱したい?

タバコの臭いが君からしたって
ねぇ どうしてなんて聞いたりしないから

女性が非喫煙者だとすると、「タバコの臭い」がする場所に出かけたということ。

おそらく他に付き合っている男性がいるのでしょう。

それでも主人公は「野暮な質問はしない」と言い切っています。

心の中にいる
君の中にいるんだよ
まさに(2)娘(1)だね なんてね

「2個で1個」という意味の「ニコイチ」とふざける男性。

男性2人で女性1人を共有しているという意味でしょう。

そういえば「接吻とフレンド」というタイトルでした。

つまり女性にとって、主人公は友だちに過ぎません。

付き合っているのはタバコを吸う男性で、同居しているのは男友だちという感覚のようです。

それでも主人公は「女性の心の中に自分がいるだけで幸せ」だと思っています。

たとえ本命の彼氏が他にいても構わないということですね。

君の掌で踊る 君の掌で踊る
踊らされてるんじゃない
まだまだまだまだまだ
踊りたい

1番のサビの前半が繰り返された後のラストでは、「まだ」を連発しています。

「家事や留守番をする代わりに、挨拶程度のキスをする男友だち」を極めたところで、「未来は乾いている」ことも自覚しているはずですが、暴走は止まりません。

もしかしたら同居生活を続けるうちに「ニコイチ」でも「都合のいい存在」でもなくなることを願っているのかもしれません。

さいごに

MVはありませんが、「ハイパーホームランツアー」のライブ映像(2017年5月、日比谷野外大音楽堂)で「接吻とフレンド」を楽しめるのも嬉しいですね。

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