8月25日にリリースされたSaucy Dogの5thミニアルバム「レイジーサンデー」。
今回は収録曲「リスポーン」の歌詞を考察しようと思います。
ゲームなどで倒されたキャラクターが復活することを指す「リスポーン」、歌詞にはどんな想いが込められているのでしょうか?
早速歌詞を見ていきましょう。

リスポーン 歌詞考察

この楽曲では、別れたカップルの双方の思いが表現されています。
前半では、すれ違いが多く、心が疲弊して別れを選択した彼女の心が歌われています。
日々の些細なすれ違いで、心に溜まっていくモヤモヤ。
気づかぬうちに膨らんだ不満は一気に溢れ出してしまいます。

「嫌いじゃないけど、好きじゃなくなりそう」という歌詞は共感できる人も多いのではないでしょうか?
Saucy Dogらしい、等身大の思いを歌った歌詞ですね。
気持ちがいっぱいいっぱいになって溢れそうなときは、そっとしておいてほしいと思いますよね。

彼に自分の想いをぶつけている歌詞です。
向き合っているはずなのに、伝わらない。
一緒にいるのに孤独を感じていた彼女の心の内が表現されていますね。

ここから彼氏の視点に切り替わります。
「疑うよりもっと愛してよ」とは、彼女の愛情を信じられなかった彼氏に対する言葉でしょう。
彼氏も、本当に自分が愛されているのだろうかと疑心暗鬼になっていたのかもしれません。
疑がって愛を確かめるよりも、もっと愛してほしかった。
そんな彼女の心の声に耳を傾けていれば、別れを選択することはなかったはずです。
彼氏の後悔が伝わってきますね。

彼女とのLINEを遡る主人公。
時をかけるタイムリーパーのように、過去の会話をスクロールします。
彼女との幸せだった日々を思い出している様子が浮かんできますね。

君に送ったLINEの返事は既読のマークのみでした。
きちんと向き合えなかった、疑わずに愛してあげられなかったという後悔が主人公の両手にのしかかります。

どこで道を間違えたのでしょうか?
君との間にできた小さな溝を見て見ぬ振りをせずに向き合っていればよかったと後悔している主人公ですが、今感じている不安や焦りは、君ともう一度やり直したいという勝手なエゴでしかありません。
離れてしまってからでは遅いのです。

君の愛を信じるのが怖かったという言い訳もエゴでしかありません。
自分で壊しておきながら、壊れれば悲しんでやり直したいと願う主人公。
少し自分勝手な印象を抱きます。

優しかった君は、いなくなったのではなく、留守にしているだけだと思いこんで、君が帰ってくるのをいつまでも待ち続けています。
君との別れを受け入れられず、ずっと引きずっている主人公の姿が浮かんできますね。

愛を押し付けるのではなく、引き寄せあって二人で育んでいくことができていれば結果は違ったかもしれません。
向き合おうとせず、一方的に押し付けていった結果、追い詰められた君は消えてしまいました。
この後、サビが繰り返されますが、疑うのではなく信じて愛してあげられていたらという主人公の後悔が伝わってきますね。
まさにタイトル通り「リスポーン」してやり直したいという気持ちが歌われています。
自分が原因で失恋してしまい後悔している人は深く共感できる曲なのではないでしょうか?

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さいごに
いかがでしたか?
Saucy Dogらしい、失恋の後悔をストレートに歌った歌詞が印象的でした。
これからの活動も注目です!