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PLACEBO + 野田洋次郎【米津玄師】歌詞の意味を考察!RADWIMPS野田洋次郎とのコラボ曲

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米津玄師さん「PLACEBO + 野田洋次郎」の歌詞の意味を考察します。

RADWIMPS(ラッドウィンプス)の野田洋次郎さんとのデュエットが話題になった、5thアルバム「STRAY SHEEP」(2020年8月)の収録曲。

米津玄師さんが作詞・作曲した「PLACEBO + 野田洋次郎」の歌詞の意味をチェックしましょう。

PLACEBO + 野田洋次郎 歌詞考察

とんだランデブーとは?

熱っぽい夢を見てしまって 君のその笑顔で 絆された夕暮れ
この想い気の迷いだって 笑えないよ全然
袖が触れてしまった

出典:PLACEBO + 野田洋次郎 / 作詞・作曲:米津玄師

米津玄師さんと野田洋次郎さんのコラボ曲「PLACEBO」は、まさかのディスコチューン。

2人のどちらのイメージともかけ離れていますが、キラキラのシンセとファンク調のベース、ビート、ギターが印象的で、いつのまにかバイオリンやハンドクラップが混ざってくる展開もおもしろいですね。

1番のメインボーカルは米津玄師さん。

「どの出会いも偶然ではなく、前世からの因縁」という意味の慣用句「袖触れ(り)合うも他生(多生)の縁」が引き合いに出されています。

1991年生まれで2009年から活動している米津玄師さんにとって、1985年生まれで2001年から活動している野田洋次郎さんは憧れの先輩でしょう。

その憧れの先輩とコラボする「夢」を見てしまい、野田洋次郎さんの「笑顔」に魅せられて、後輩にあたる米津玄師さんが曲作りを担当し、自身のアルバム収録曲にゲストとして迎えるかたちで実現した、というコラボの成り行きが描かれているようです。

もしかしたら野田洋次郎さんは、「コラボしたい」という米津玄師さんの「想い」を「気の迷い」だろうと「笑っていた」のかもしれません。

走り出したハートを攫って 繋いでいけビートの端くれ
薫る胸に火を灯せ 踊り明かそう朝まで
しなり揺れるランウェイの先へ 僕の心連れてってくれ
触れていたい 揺れていたい 君じゃないといけない この惑い

出典:PLACEBO + 野田洋次郎 / 作詞・作曲:米津玄師

「ビート」重視のダンスミュージックを選んだ理由は、コラボで高揚する「心臓の鼓動=ハートビート」を表現するためだったようです。

コラボすること自体を「踊り、ダンス」に重ねていると考えられます。

「ランウェイ」は「ファッションショーの花道(舞台)」のことですが、野田洋次郎さんの「ファッショニスタ(おしゃれ)ぶり」とミュージシャンの先輩として「先を歩いている」点をなぞらえたのでしょう。

また、語尾の母音を「え段」や「い段」でそろえていることからも推察できるとおり、後に韻を踏むための伏線にもなっています。

「胸が薫(くゆ)る=くすぶる」のも「惑い(まどい)=迷い」が生じるのも、先輩のために曲を作り、野田洋次郎さんがメインボーカルとして登場するより「先」に歌う構成だからではないでしょうか。

野田洋次郎さんに「気の迷い」だろうと「笑われた」ので、コラボ相手は「君じゃないといけない」と本気の熱意を伝える必要があったのかもしれません。

今だんだん恋になっていく ときめいていく
思いがけぬ とんだランデブー
どんどんハイになっていく 洒落込んでいく
甘い罠に やられていく 落ちていく

出典:PLACEBO + 野田洋次郎 / 作詞・作曲:米津玄師

1番のサビです。

「だんだん」と「どんどん」、「恋」と「ハイ」で韻を踏んでいるほか、「いく」が多用されていたり、「ランウェイ」が「ランデブー」とつながるオチだったり、「とんだ」言葉遊びだらけの展開になりました。

まさに「ディスコ調のダンスミュージック」と「言葉遊びだらけ」という「とんだランデブー=とんでもないコラボ」になっています。

米津玄師さんらしい世界観に引き込むのも、野田洋次郎さん節を踏襲するのもやめて、「ランウェイの先=2人とも未踏の領域」を目指したのでしょう。

「洒落込む(しゃれこむ)」には「おしゃれをする」だけでなく、「いつもはしないような気の利いたことをする」という意味もあるので、ファッション絡みの「ランウェイ」も、「とんだランデブー」になっている理由も回収できたのではないでしょうか。

オチは本気の冗談?

いつかの偶然 確かめたいね (いつかの偶然 確かめたいね)
解き明かしたい 未踏のミステリー (気づかないグラビティー)
元のように 戻れないね (元のように 戻れないね)
どっか行こうぜ 冗談みたいに (背反のアイロニー)

出典:PLACEBO + 野田洋次郎 / 作詞・作曲:米津玄師

2番ではいよいよ野田洋次郎さんがメインボーカルを務め、米津玄師さんはカッコ内のコーラスを担当。

「ミステリー(神秘、推理もの)、グラビティー(重力)、アイロニー(皮肉)」など、語尾の母音を「い段」や「え段」でそろえる「冗談」も徹底しています。

「どこにも行けない」内容の歌詞が多い米津玄師さんに、「どっか行こうぜ」と呼びかける野田洋次郎さん、という歌詞を書いたのは米津玄師さん。

たしかに「冗談のように矛盾する皮肉」が効いています。

それは一つのコメディ または二つのトラジティ
どちらでも構わない君と二人ならば
それは一時のクレイジー 揺り返していくサニティ
何もかもが いつの間にか 変わり果てる魔法

出典:PLACEBO + 野田洋次郎 / 作詞・作曲:米津玄師

「ミステリー」につながる「コメディ=喜劇」と「トラジティ=悲劇」は、8thシングル「Lemon」(2018年3月)のカップリング曲「Paper Flower」の歌詞にも出てきました。

その組み合わせに「クレイジー=熱狂」と「サニティ=正気」が重ねられたり、「一つ、二つ、一時(いっとき)、二人」という数字が「サニティ」と「いつの間にか」という「2(に)」の発音を含むライム(韻)につながったりして、「変わり果てる魔法」を実践しているようです。

気持ち前に突っ込むステップで 飛ばしていけスイートな宇宙へ
待ちに待った宵の果て 踊り明かそう朝まで
きらり照らすリップで酔わせて とこしなえに誘ってくれ
触れていたい 揺れていたい 君じゃないといけない この惑い

出典:PLACEBO + 野田洋次郎 / 作詞・作曲:米津玄師

米津玄師さんがメインボーカルのパートです。

相変わらず「ステップ」と「リップ」で韻を踏むなど、母音のこだわりが続いています。

2人のコラボをダンスになぞらえているので「ステップ」という言葉が出てきましたが、実際に「前ノリのリズム=ビート(拍)のジャストより少し早いタイミング」になっているところがおもしろいですね。

「い段」の語尾は「惑い」にたどり着きましたが、「え段」の語尾は「とこしなえ(常しなえ、永久)=とこしえ、永遠」に結びつけたかったのではないでしょうか。

今だんだん愛になっていく 騒めいていく
鉢合わせの とんだピーカブー
燦々照り出していく 謎めいていく
甘い罠に やられていく 落ちていく

出典:PLACEBO + 野田洋次郎 / 作詞・作曲:米津玄師

2番のサビは、野田洋次郎さんがメインボーカル。

「だんだん」と「燦々(さんさん)」のほか、「ステップ、リップ、ランデブー」は「ピーカブー=いないいないばあ」につながりました。

「時間がかかってようやく実現したコラボ(鉢合わせ)」という意味かもしれませんし、語呂合わせだらけの(韻を踏みまくっている)メインボーカル2人による「いないいないばあ状態(交互にメインになる)」とも解釈できそうです。

気の迷いじゃない 嘘じゃない想い
思い込みじゃない 嘘じゃない想い
気の迷いじゃない 嘘じゃない想い
思い込みじゃない 嘘じゃない想い

出典:PLACEBO + 野田洋次郎 / 作詞・作曲:米津玄師

メインボーカルの「いないいないばあ状態」というオチもついたので、2人の掛け合いになりました。

さらに「い段」の語尾は「惑い」ではなく「想い」に集結するというオチです。

ラストに米津玄師さんがメインボーカル、野田洋次郎さんがコーラスで1番のサビが繰り返されます。

「2人が恋や愛に落ちる物語」が描かれていましたが、「嘘じゃない本気の冗談」として「オチがつきまくる2人の新境地」だったとも考えられるでしょう。

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さいごに

曲名の「PLACEBO」(ブラシ―ボ)は「偽薬」という意味なので、実際に2人が「変わり果てる魔法」の効果があるわけではないと謙遜しているような気もします。

いずれにしてもこの豪華なコラボを実現させるのは至難の業だったのではないでしょうか。

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