今回は、Official髭男dismさんのペンディングマシーンの歌詞を考察していきます!
Newアルバム「Editrial」8月18日リリース!!
2019年10月にリリースされたOfficial髭男dismの1stアルバムである「Traveler」から約1年10ヶ月ぶりのメジャー2枚目のアルバム「Editrial」がリリースされました!
このアルバムには、2020年2月にリリースされたTBS系火曜ドラマ『恋はつづくよどこまでも』主題歌の「I LOVE…」以降、「HELLO」、「Laughter」、「Universe」、TVアニメ『東京リベンジャーズ』オープニング主題歌「Cry Baby」までのシングル曲ほか全14曲を収録しています。
今回のアルバムの収録曲はボーカル藤原以外のメンバーが作詞、作曲を手掛けた曲も複数あり、良い意味で髭男らしくない曲が楽しめるのではないでしょうか!
タイトル ペンディング・マシーンとは?
ペンディング・マシーンという言葉は今まであまり聞いたことがないですよね?
一体どのような意味なのでしょうか。
ペンディングとは、ビジネスの世界でよく使われる言葉であり、「先送り」という意味。
用例としては「あまり時間がないので、この企画はペンディングしましょう」といったところでしょうか
つまり直訳すると「先送りマシン」?タイトルだけでは歌詞が想像できませんね
一体どのような歌詞なのでしょうか?さっそく見ていきましょう!

ペンディング・マシーン 歌詞考察!
インターネットに囲まれて

情報にまみれた現代社会は生きているだけで様々なストレスが掛かります。
SNSを見るたびに、いろいろな人の情報が目に飛び込んできます。有象無象とは、雑多でくだらない人のこと。
他人のストレスを肩代わりできるような心の強い人はなかなかいないですよね!
ちなみに、この曲は多くの箇所で韻を踏んでいます。
ここだけでも「じゃない、れない、らない、まない」の4箇所で韻が踏まれていることに気づきましたか?

5Gが話題になる現在。日本の殆どの場所には電波が通じていて、wi-fiを拾えばいつでもインターネットに接続することができます。
便利になった反面で、ネットから逃れられなくなったとも言えるでしょう。
たくさんの人と繋がり、負担は大きくなりました。
wi-fiのない場所に行って、そういった束縛から逃れることができたら随分と楽になるでしょう
低スペックの自分では追いつけない

インターネット社会で上手く生きたいという気持ちはあるのに、どうして逃げたいなんて思うのでしょうか?
自分自身に問いかけています
「型落ちの前頭葉」とは、自分自身のスペックが古びていることをスマホの型になぞらえて表現しています。
不具合はないけれど、周りの人のように上手く脳をアップデートし、生きていくことができず悩んでいます

ここは韻の嵐ですね笑
ここまで韻を踏みながらも文章が崩れないのは藤原さんの歌詞を書く才能が並外れている用に思えますね!
SNSなどを通じて、常に人と関わり続ける生活にはもう嫌気が差しています。
しかし、立場と見栄を気にするばかりに、その関係を苦しみながらも続けてしまっています。
もう黙って!という叫びは外付けの愛想によって葬られてしまいました

「インスタ映え」のために欲しくもない、高い買い物をする人。再生回数がほしいがために、人に迷惑を掛けるYoutuber。
SNSは人を狂わせてしまう可能性を秘めています。
最近でも、芸能人に対する過度な誹謗中傷が話題になりました。
SNSで競い合って一体何がしたいのか?外から見ると呆れるような彼らの行動ですが、本人たちは自分たちの狂気に気づいていません
たとえ相手の顔が見えなくても

CPとは、コンピューターのこと。
SNSで競い合う彼らは、まるでアーケードゲームでCPと対戦している少年のようです。
しかし、相手の顔が見えないため、コンピューターと対戦しているような気分になってしまうのでしょう。
そんな人達を説教できたらいいのですが、自分自身も気づかぬ間に同じようなことをしていた過去があるのでしょう。
少なくはない前科というのは、過去に自分がしてきたSNSに関する過ちのことでしょう

「もう無理…」「限界だ…」SNSには毎秒、誰かの憂いが吐露されています。
そんなことをいちいち気にしていられるほど健康な人はなかなかいないですよね
もちろん、ライフハックなどを簡単に知ることができるのはSNSのメリットとも言えます。しかし、それ以上に目に入れたくない情報が飛び込んでしまうというデメリットもあります
病まないためには、いっそのこと情報をすべて遮断してしまうのもよいのかもしれませんね

SNSに疲れ切った主人公はとうとうそのストレスに耐えきれなくなってしまったのでしょう。
電源を切ってインターネットの世界から距離を置く決断をしました。
スマホ中毒という言葉をよく聞きますが、たったの24時間でもインターネットから距離を置くことができる人は少ないのではないでしょうか?


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さいごに
今回は、Official髭男dismのペンディング・マシーンを考察しました
考察を通して考えると、ペンディングマシーンとは、私達にやるべきことを先送りさせて中毒のように時間を浪費してしまうスマホのことを表しているということがわかりましたね!
それにしても、ボーカル藤原さんの韻を踏みながらの作詞能力は圧巻でしたね
これからの彼らの活動から目が話せません!