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おもかげ -self cover-【Vaundy】歌詞の意味を考察!本当に大切なことは何?milet×Aimer×幾田りら提供曲のセルフカバー

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Vaundy(バウンディ)さん「おもかげ -self cover-」の歌詞の意味を考察します。

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おもかげ -self cover- 歌詞考察

流れ着いた本当とは?

もう
何も見えないふりをしていた
悲しみが見えすぎたから
影も僕を見ていた
「君のことはわかるから」

出典:おもかげ -self cover- / 作詞・作曲:Vaundy

「おもかげ -self cover-」はmiletさん、Aimerさん、幾田りらさんの3人にVaundyさんが楽曲提供した、ソニーワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」のCMソング「おもかげ (produced by Vaundy)」のセルフカバー。

NHK「紅白歌合戦」(2022年末)での4人の歌唱も話題になりました。

セルフカバーバージョンは、小芝風花さん主演のNHKドラマ「事件は、その周りで起きている」(2022年8月)のエンディングテーマにも起用されました。

曲名はひらがな表記ですが、漢字だと「面影」となり、「記憶や想像によって思い浮かぶ顔や様子」のことです。

失恋相手や故人などの「面影」が浮かぶときには「悲しみ」がつきまといます。

その「悲しみ」を「影、面影」と表現しているのかもしれません。

あるいはVaundyさん自身「悲しみ」を感じやすく、リスナーの「影、面影」から「悲しみ」が伝わってくるので「あえて見ないようにした」とも考えられます。

「悲しみ」を抱えた人間にしても、「悲しみ」などのネガティブな概念そのものにしても、「光と影」の「影」同士で通じるところがあり、お互いに注目しがちだけれども「見えないふり」も必要ではないかと提案しているようです。

失くしたことで
流れ着いた

なによりも、ほんとのこと

出典:おもかげ -self cover- / 作詞・作曲:Vaundy

コロナ禍で「あたりまえの日常がどれほどありがたいものだったのか」と気づいた人も多いのではないでしょうか。

あたりまえにあったものを失うと「悲しみ」に暮れる時期もありますが、そのうち失わなければ気づかなかったことに対する「感謝」などの「畏敬の念」も生まれてくるはず。

それが「ほんとのこと」かもしれません。

僕らは
こうして
どこにも
見せない愛で満たしてる
本当
僕らは
いつの日も
見えない愛で満たしてる
本当

Feel like leaving it to the flow

出典:おもかげ -self cover- / 作詞・作曲:Vaundy

1番のサビです。

英語の部分は「流れに任せる感じ」といったニュアンスでしょう。

「ほんとのこと」は結局「愛」ではあるものの、「見せない愛」や「見えない愛」が「影」につながるようです。

表面上は「悲しみ」に暮れているけれども、その根底には「愛」があるとか、「悲しみ」抜いた果てにたどり着いた「愛」なので、あからさまに「愛」を叫ぶことはないなどの繊細さが感じられます。

悲しみから愛へ、影から光へ、流れに任せよう」とVaundyさんが自分に言い聞かせているようでもあり、リスナーに語りかけているようでもあり、その両方で「僕ら」としているのかもしれません。

体に任せよう!

夜になって思い出した
「呪い背負った僕たちは今」
なんて悲しみが積った時も
朝になって思い返した
希望纏った僕たちは今
唯一無二の弱者
強気でいいじゃん

出典:おもかげ -self cover- / 作詞・作曲:Vaundy

「弱者であることを強気に誇る」という形容矛盾(撞着語法)にすべては集約されているようです。

「影→光、夜→朝、呪い→愛、悲しみ→希望、思い出す→思い返す」という相反するものの共存による変化(流れ)が「おもかげ」のテーマではないでしょうか。

混乱した時代でもあり、とくにVaundyさんを含むZ世代は「影や悲しみ」を踏まえずに「愛や希望」だけ語られても共感しにくいと思われます。

それでも「影や悲しみ」に執着するのは、自分を苦しめることになり、辛いはず。

そこで「弱者→強気」を軸にすると「流れに任せる」ことができそうです。

個人的な「悲しみ」も世の中的な混乱も、「夜モード」と「朝モード」で感じ方が変わる場合があります。

ずっと「夜モード」が続くと「呪い」になりかねない思いを、どうにか「ほんとのこと=愛」の方向へ導く方法を示してくれました。

忘れることで
流れ着いた
なによりもほんとに大切なこと
離れるたびに
流れ着いた

なによりもほんとのことに

出典:おもかげ -self cover- / 作詞・作曲:Vaundy

「失くす」に続いて「忘れる」のも「大切なこと=ほんとのこと」にたどり着くための重要なステップといえるでしょう。

「大切なもの」や「大切な人」と離れて「悲しみ」が生まれたとしても、時間の経過などによって「悲しみを忘れる」と「大切なこと」に到達するという「流れ」です。

コロナ前には「あたりまえと化していた、ありがたい日常」のことをほとんど意識していなかったのではないでしょうか。

つまり「忘れていた」ということ。

「ある」ものを忘れ、「ない」ものばかりに執着していると「悲しみ」を手放すことはできませんが、「ない」状態になって「ある」ものの「ありがたさ」に気づくと自然に「悲しみ」を忘れられるかもしれません。

Vaundyさんが伝えようとしている「ほんとに大切なこと」の重要さに共感する若者が多いのではないでしょうか。

この後、1番のサビ「僕らは~本当」が繰り返されます。

陽を浴びて咲き出すような
花のように
鼓動で
踊るように
もう体に任せて

出典:おもかげ -self cover- / 作詞・作曲:Vaundy

「体に任せて」はサビの英語の「流れに任せる」と同じニュアンスでしょう。

シェイクスピアの戯曲「マクベス」のマルカムの台詞などが由来とされている「明けない夜はない」という名言のように、あるいは「花や鼓動」のように自然を見習うのがコツかもしれません。

ラストに1番のサビが繰り返されます。

Vaundyさんの「見せない愛」が感じられたのではないでしょうか。

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さいごに

悩み多きZ世代リスナーが多い3人のアーティストへの提供曲で、なおかつワイヤレスイヤホンのCMソングなので、「鼓動で踊るように体に任せて」という「流れ」にたどり着いたと考えられます。

音楽は「悲しみ」ではなく「愛」の方向へ機能してほしいというVaundyさんの「本当の願い」が感じられました。

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