今回は6月30日に配信リリースされるHYDE(ハイド)さんの新曲「NOSTALGIC」の歌詞を考察していきたいと思います!
先日L’Arc~en~Cielとして新曲「ミライ」を発表したHydeさん。
ソロ活動のHYDEとして発表する「NOSTALGIC」にはどんな意味が込められているのでしょうか?
HYDEさんは、自身のソロ1stアルバム『ROENTGEN』を再現し昇華するオーケストラ・ツアー『20th Orchestra Tour HYDE ROENTGEN 2021』を開催します。
その初日(6月25日)に合わせてリリースされる本楽曲は、ピアノとストリングスで表現された荘厳な世界観の中に、HYDEさんの力強くもあり切なさも感じさせる歌声が合わさり「静」の世界が表現されているそうです。
ジャケット写真は、日本とパリを股に掛けるアート・ディレクター/写真家のモート・シナベルさんが担当しています。

NOSTALGIC 歌詞考察!

貴方との大切な思い出を胸に、この駅を出発する
列車は駆ける 想いを振り切るように
寂しさはいずれ消えると自分に言い聞かせながら
HYDEさんの力強い歌声が響く冒頭部分。
主人公は今からどこかへ旅立つのでしょうか?
貴方との思い出を胸に秘め、今感じている寂しさも、いつかは消え去ると言い聞かせて、列車に乗り込む主人公。
言いようのない切なさが伝わってきますね。

線路の上を滑るように進んでいく列車
閉じたドアの窓へとすがる
寂しさをかき消すように猛スピードで進んでいく列車。
貴方との別れを惜しむように閉じたドアにすがります。
もう帰って来ることはないと思っているのでしょうか?
しとしとと静かに降る雨も主人公の悲しみを物語っています。

まるで映画のようなノスタルジックな風景
テラコッタの屋根と庭
これは今だけの涙でしょうか?
映画のような懐かしい風景が流れる車窓。
テラコッタとはオレンジ色の素焼きの焼き物です。
映画のようなテラコッタの屋根の歴史ある街並み、どこかヨーロッパの街のような雰囲気を感じますね。
主人公の頬を伝う涙は今だけのものでしょうか?
寂しさはいずれ消えると言い聞かせますが、涙が溢れます。

風が吹く駅で 優しい笑顔を
思い浮かべ 待っていました
ドアが閉まるまで
「ドアが閉まるまで」という歌詞から、主人公は貴方の見送りを期待していたことが分かります。
次はいつ逢えるかわからない状況で、貴方が優しい笑顔で駅にやってくるシーンを想像した主人公。
その願いは叶わぬまま、無常にも列車は走り出します。

トンネルを抜けると車窓は変わる
森を抜けて 景色は変わる
走り出した列車がトンネルを抜けると、懐かしい景色は一変します。
曲の舞台をヨーロッパだと仮定すると、この「森」は針葉樹ですね。
霧の立ち込める深い森の中を光で照らしながら列車が進んでいく情景が目に浮かびます。

映画のようにノスタルジックに
今、太陽に包まれて
君への想いは変わらないのに
森を抜けると、空には暖かい太陽が輝いていました。
降り注ぐ太陽の下、貴方のことを想います。
主人公の切なさがひしひしと伝わってきて胸が痛くなりますね

貴方との大切な思い出を胸に、この駅を出発する
列車は駆ける 想いを振り切るように
寂しさはいずれ消えると自分に言い聞かせながら
冒頭と同じ歌詞です。
貴方との大切な思い出を振り返り、懐かしい街を跡にした主人公。
寂しさが消えることはあるのでしょうか?
また、いつか二人が再会する事はできるのでしょうか?

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さいごに
いかがでしたか?
HYDEさんの歌声も相まって主人公の寂しさ、切なさが伝わってきましたね。
ダイナミックさもありつつ、静かな世界を表現した素敵な楽曲でした。
HYDEさんの今後の活動にも注目です!