今回は、Awesome City Club(オーサムシティークラブ)の新曲「夏の午後はコバルト」の歌詞を考察したいと思います。
7月6日から放送が始まる新ドラマ『彼女はキレイだった』のオープニングテーマに起用されているこの楽曲。
「勿忘」がキャリア最大のヒットとなり、世間に広く知られるようになったAwesome City Clubが、ドラマのために書き下ろしたという歌詞にはどのような意味が込められているのでしょうか?
ドラマの内容や、楽曲コメントもあわせてご紹介します!
『彼女はキレイだった』のあらすじ紹介!
2015年に韓国で放送されたドラマのリメイクとして制作されるドラマです。
韓国での放送後、中国でもリメイクされた人気作なのでファンの注目が集まっています。
ストーリー設定は本家と同じですが、日本版はどのように進行していくのでしょうか?
ドラマの放送が楽しみですね!
Awesome City Club コメント
Awesome City Clubのコメントご紹介します!
タイトルからぱっと情景が浮かぶものにしたく、前向きで明るい印象の言葉にしました。
付かず離れずな男女のメロディラインにこだわりをもって作りました。
曲の主人公の心情がどんどんと前向きに変化していく様を感じ取ってほしいです!
日々頑張っている人たちの背中をぐっと押せるよう、願いを込めて歌詞を書きました。
自分たちも前向きになる明るい曲に挑戦したかったので、よい機会をいただけて感謝です!
「夏の午後はコバルト」と聞くだけで、暑い日差しの中、雲ひとつ無いコバルトブルーの空が一面に広がっている情景が浮かびますね。
歌詞の中で、前向きに変化していく主人公、どんな変化があるのでしょうか?
曲の内容が楽しみですね!

夏の午後はコバルト 歌詞考察

この曲の主人公をドラマと同じく佐藤愛(小芝風花)として考察していこうと思います。
夏の燃えるような日差しの中、無職で容姿もダサい愛は絶望しそうになっています。
どこか他人事のように思える世界の中で見つけた君=長谷部宗介(中島健人)は特別な存在です。

かっこよく成長した宗介に幻滅されることを恐れて、再会の待ち合わせ場所に親友の梨沙を向かわせます。
幼少期の楽しい思い出を残したまま、もう会わないと決める愛でしたが、自分の本当の気持ちに嘘はつけません。
自分の信じるままに生きてみようと決意する主人公。
冒頭では、上手く行かない現実に打ちのめされ落ち込んでいましたが、少し前向きになっていることが伺えますね。

子供の頃のように、自分の思うままに生き、失敗しても隠さずにさらけ出していたいと願う主人公。
愛に当てはめて考えると、ありのままの自分の姿を正直に伝え、子供の頃のように宗介と笑い合いたいと願っていると解釈することが出来ます。
日差しが照りつける街から家に帰って、寝転んで妄想している様子が目に浮かびます。

正直に自分の気持ちを伝えると笑われるかもしれません。
たとえ笑われたとしても自分の真っ直ぐな思いを伝えたいという主人公の強い決意を感じることが出来ますね。

これまでに流した涙も自分の成長につながっています。
つらい思いをした人ほど、相手の置かれている状況を自分のことのように捉えることが出来て優しくなれますよね。
過去の困難を振り返っている様子が読み取れます。

タイトルの「コバルト」が登場します。
きれいな青色をした宝石・コバルトスピネルは重大な決断と実行するパワーを与えてくれると言われています。
自分の思いを伝えるという重要な決断を後押ししてくれているのではないでしょうか?
思いを伝えた愛が、コバルトブルーの空の下で宗介と昔のようにはしゃいでいる姿が浮かんできますね。
ドラマの展開も気になります!

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さいごに
いかがでしたか?
ドラマの内容を取り入れながらも、人々に勇気を与えてくれるメッセージが詰まった一曲でしたね。
Awesome City Clubの今後の活躍からも目が離せません!
子供の頃、美少女でクラスの人気者だった佐藤愛(小芝風花)は、親友の桐山梨沙(佐久間由衣)と2人暮らし。求職中の28歳の誕生日にバイトをクビになり、今やすっかりダサくなった自分の容姿や、何もかもうまくいかない人生に激しく落ち込む。
そんなある日、アメリカへ引っ越した初恋の相手・長谷部宗介(中島健人)から、「帰国するので会いたい」とメールが届く。気弱で太っていたことから、いじめられっ子だった宗介。しかし、愛は彼の優しい一面が大好きで、2人は両思いだった。
久しぶりの再会に胸を躍らせる愛だったが、待ち合わせ場所にいた宗介は、昔の面影などまったくない洗練されたクールな男に成長していた。それに比べて自分は——。幻滅され、嫌われることを恐れた愛は、急きょ、代役として梨沙を宗介の元へ向かわせる。相手がニセモノの愛だとは知らず、再会を喜ぶ宗介。懐かしい思い出がよみがえり、またあの頃のように一緒にいたいと願う宗介に、愛は明日からイギリスに留学すると告げる。それは、楽しかった思い出を残したまま、もう会わないと決めた愛の悲しいウソだった。
それからしばらくして、大手出版社に採用された愛は、ファッション誌『ザ・モスト』の編集部で働くことになる。樋口拓也(赤楚衛二)の指導のもと、自分とは無縁の華やかな世界に戸惑いを隠せない愛。そのうえ、売上が低調な雑誌を立て直すためにやってきたクリエイティブディクター兼副編集長が、なんと宗介で…。
公式ホームページより引用