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NATSUMONOGATARI【ゆず】歌詞の意味を考察!「桜木町」のアフターストーリー!

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2021年6月2日にリリースされる【ゆず】の新曲「NATSUMONOGATARI」の歌詞考察をしていきたいと思います!

約10ヶ月ぶりの新曲である「NATSUMONOGATARI」は、2004年の同じ日に発売されたシングル『桜木町』のアフターストーリーを描いた楽曲になっています。

今回の考察も『桜木町』と絡めて解釈しているので、よければ『桜木町』の歌詞考察を先に御覧ください!

『桜木町』でそれぞれの道へ歩き出した二人が、その後どうなったのか?

『桜木町』とリンクした歌詞にも注目です!

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「NATSUMONOGATARI」歌詞考察!

桜木町』では、彼女との別れを引きずっている男性の姿が描かれていました。

二人で過ごした日々を思い出として心に残しつつ、新たな一歩を踏み出すといったストーリーでした。

自分の道を歩き始めた主人公は、どんな人生を送ったのでしょうか?

17年の時を経て、続きが語られます

早速歌詞考察をしていきましょう!

君との過去を振り返る

臨港パークから見えてる ベイブリッジの向こうに輝く 君と叶わなかった約束 何度も手を振るよ

かつて横浜・みなとみらいでのデートの待ち合わせ場所だった『桜木町駅』。

「NATSUMONOGATARI」も舞台はみなとみらい周辺で、男性の目線で描かれます。

ここでの「叶わなかった約束」というのは、『桜木町』でも歌われた、別れてしまった為叶わなかったデートの約束です。

自分の道を歩き始めた主人公は、彼女のことが吹っ切れた感じがしますね。

レッドブリックはオレンジに 照らされ記憶を繋いでいく タイムスリップしたみたい 鮮明に映し出す横顔

レッドブリック」は赤レンガという意味で、横浜の赤レンガ倉庫を指していると思われます。

その「レッドブリック」が「オレンジに照らされ」ているので夕日、もしくは朝日が照らしているようですね。

陽の光に照らされたオレンジ色の街並を眺めていると、君との思い出が浮かんできます。

「鮮明に映し出す横顔」は『桜木町』で観覧車を見て笑った彼女の顔です。

「あの日」の自分

季節変わり今さら 想い出が何になるっていうのだろう 「帰ろう」「帰りたくない」でも通り過ぎてゆく 誰かにあの日重ねて

桜木町』は『季節変わり今も君の事 想い出してしまうけれど』と、彼女との別れから立ち直れない主人公でしたが、「今さら想い出が何になるっていうのだろう」と完全に心残りがなくなっているようですね。

「通り過ぎてゆく誰かにあの日重ねて」の「誰か」「あの日」というのは『桜木町』でおいてけぼりになっていた自分と、立ち止まっていた日々を表しています。

さよなら 夏のせいにしてた二人 振り返らず駆け出した未来 ハッピーエンドも永遠もいらないって気づいてた 魔法が解けること

「振り返らず駆け出した未来」は『振り返らずに行けばいい』とリンクしていますね。

魔法がかかったように駆け出した未来には、ハッピーエンドも永遠も必要なく、いつかはその魔法が解けることにも気付いていました。

初恋みたいに戸惑いながらも 触れ合うたびに離れたくなくて 暮れてく空 切ない蝉しぐれ

君との過去を思い出している主人公。

セミが一斉に鳴きたてる中、だんだんと日が暮れていく臨港パークを二人で並んで歩いている情景が浮かびます。

誦文(ずもん)を取り入れた歌詞に注目

夏物語二人語り いろはに想ゑど行ったりきたり 泣きたくなるほど会いたくて 一二三数える四五六七夜

「いろはに想ゑど」は【いろは歌】からきており、【いろはにほへとちりぬるを】の部分は諸行無常(すべてのものは変化・消滅するという考え方)を表しており、これは彼女の気持ちを指しているのではないでしょうか?

漢字で書かれた「一二三四五六七」は、儒教の考え方である四維八徳」(孝・悌・忠・信・礼・義・廉・恥)の八番目の恥がないことから「恥知らず」とも読みます。

「泣きたくなるほど会いたくて」「行ったりきたり」していることから、主人公は夏の夜、彼女に会いに行こうとしたのではないかと考えました。

彼女の気持ちは変わったり消えて、別れているのに会いに行く、少し「恥知らず」な行動のようにも思えますよね。

時を刻む 観覧車 音のない花火 信号待ちの交差点に一人 ここにあるんだ 並んで歩いてたリアル あり得ない 消せないよ

「時を刻む 観覧車 音のない花火」は『花火みたいだねって笑った君』とリンクしているコスモワールドにある観覧車です。

かつて『手をつないで歩いた』道を今は一人で歩いていますが、その思い出を消し去ることは出来ません。

今はなき待ち合わせ場所『桜木町駅』

心変わり 今でも問いかける 君ならなんて言うのだろう いつかの待ち合わせ場所にいるはずもない もう来ない最終電車も

『桜木町』で彼女の心変わりによって振られてしまった主人公。

当時は責めていましたが、時間が経って、自分に原因があったのか問いかけます。

待ち合わせ場所だった『桜木町駅』は2004年『桜木町』がリリースされた年に廃駅になりました。

もう存在しない待ち合わせ場所で来るはずのない君を待つ主人公の姿が浮かびますね。

「ありがとう」って迷わず言えたら 何もなかった顔して会えたら ラッキーカラーも星座も苦手な占いだって 信じてみるから

主人公は『ありがとう さぁ 振り返らずに行けばいい』と彼女を送り出しましたが、その顔には迷いがありました。

『いつの日か 笑って話せる日が来るさ』と思っていましたが、君に会うことすら叶いません。

苦手な占いも信じるほどに彼女に会いたいと願う主人公の心の声が伝わってきますね。

潮風の香りと君が混ざり 笑うたび下がるその目尻も 揺れる想い 願えば虚しくて

海辺を歩いていると、潮風の香りとともに君の香りが鼻をくすぐります。

観覧車を大きな花火みたいだと笑って言った彼女の、目尻の下がった顔が思い出され、虚しく、切なくなります。

変わりゆく街並みと変わらない思い出

変わり続けてく 見慣れてた街並も だけど今も目を閉じれば あの日の二人がそこにはいる

開発に伴い、目まぐるしく変わっていく横浜の街。

でも、目を閉じれば二人でデートしたあの日が思い起こされます。

つないだ手を離した 辛かった 寄り添うその優しささえも 「いつもそばにいるよ」って両手広げてくれた 飛び込むこと出来たなら

『繋いだ手をいつまでも離したくなかった』けれど、つらい気持ちを乗り越え「繋いだ手を離した」主人公。

彼女の優しさも辛くなる原因だったのかもしれません。

最後のサヨナラ

臨海パークから見えてる ベイブリッジの向こうに輝く 君と叶わなかった約束 最後の手を振るよ

この楽曲は、『桜木町』と同じ歌詞で締めくくられます。

君との思い出、君への想いにピリオドを打つため、二人の思い出の場所にやってきた主人公は、ベイブリッジの向こうに輝く君との約束に大きく手を振り別れを告げます。

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さいごに

『桜木町』から17年の月日が経ち、大人になった主人公。

忘れられなかった彼女への思いに別れを告げた彼は、今度こそ自分の道を歩き続けることでしょう。

切ない夏のラブソングとしてピッタリの曲でした!

『桜木町』の歌詞を見返して交互に聴くのもいいかもしれませんね

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