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泣き地蔵【Vaundy】歌詞の意味を考察!笠松将出演のMVが話題!

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今回はVaundyさんの新曲「泣き地蔵」の歌詞を考察していきます!

タイトル「泣き地蔵」の意味とは?

この曲のタイトルである「泣き地蔵」とは一体どのようなものなのでしょうか?

「泣き地蔵」はその名の通り、お地蔵様のこと。全国に「泣き地蔵」と呼ばれているお地蔵様はいくつかありますが、その大半は「人が泣くほどの厳しい地形や天候などから、人を守ってくれるように」という意味が元になっています

すなわち、泣き地蔵とは、人の涙を慰め、厄災から守ってくれる存在ということでしょう

これが現代の楽曲ではどのように表現されているのでしょうか?歌詞考察とともにタイトルの意味も考察していきましょう!

MVの監督はなんと!

「泣き地蔵」はVaundyにとって2021年6曲目となる配信シングルで、ワンマンツアーやイベントでもいち早く披露され、話題となっています。

MVは「東京フラッシュ」「life hack」の制作も手掛けた、Vaundyと同年代で21歳の映像クリエイターMIZUNO CABBAGEが監督を担当しています。

映像には笠松将が出演しており、最新のテクノロジーがふんだんに盛り込まれた緻密な世界観が話題となっています。

Vaundy コメント

MIZUNO CABBAGEのつくる唯一無二のCG世界観と、その彼の世界に飛び込むためのバーチャルプロダクションテクノロジーでの新たな挑戦に注目してほしいです。

新しいテクノロジー、ということで本当に大変そうだったけれど…! そのおかげでとても密度の高い見応えのある作品に仕上がっているので、色々な観点から楽しんでもらえたらいいなと思ってます。

MIZUNO CABBAGE コメント

人の不幸を娯楽コンテンツとして見ていませんか?という人々への警告をテーマにMVを制作しました。

昨今SNSで人の不幸や災難を目にする機会が増えました。しかしそれを簡単に流し見したり、コンテンツとして消費してしまうことがあるように思います。自分でも無意識でそういう見方をしてしまうことがあります。

そんな自分や人々に対する警告です。あえて抽象的な表現にしているので、MVを見ている方々に考察してもらい、色んな想いを感じ取ってもらえると嬉しいです。

バーチャルプロダクション技術を使用するにあたり、複雑なストーリーを演出する上で、どうすれば最適な使い方をできるのか最初は苦戦しました。その後、何度もテスト撮影を繰り返し研究したことで、今までになかった表現や独特な世界観を演出することができました。この技術にはまだまだ可能性を感じますね。

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泣き地蔵 歌詞考察!

資本主義の行く末は

僕たちは少数の利益のためのピラミッド
ねぇ感想は?
あぁ、聞かないよ
さも幸せかのよなその笑顔
もう精一杯をもう一回
ねぇ神様もういいだろって
ねぇもう一回を精一杯
ねぇ苦難と努力の洗脳でしたっけ?

ここでの「僕たち」とは、日本人、ひいては日本の社会のことを指しているのだと思います

今の日本の社会は、飛び抜けた富裕層がよりお金を集め、そうでない私たちは限られた収入から税金などを吸い取られている状況です

ピラミッドで表すと、下の方がどっしりと溜まっていて、上に行くにつれて針のように細くなり、そして高く伸びていくようなものになっています

そんな社会の状況を風刺しているのではないでしょうか?

搾取される側は「精一杯」を繰り返して働き、それが行き過ぎるとブラック企業などが生まれてしまっています

それはまさに「苦難と努力」を美とする日本人的な洗脳の象徴。Vaundyさんはそもそもそうならざるを得ない社会そのものを疑問視しているのではないでしょうか?

あぁ もう
何回目の最後の警告?
じゃあここらで
祈り繋いどく?
感動も何もない自暴自棄の中で
何回目の愛のお買い得?
じゃあここらで
心繋いどく?
感覚が落とした僕は泣き地蔵

MIZUNO CABBAGEさんのコメントからわかるように、この曲のテーマは「人の不幸を娯楽として楽しんでいるのではないか」ということ。

それに沿ってこの歌詞の意味を考えていきましょう。

SNSが発達した現在、芸能人などへの誹謗中傷や学校でのSNSいじめ問題が問題となっていますよね?中には、それが原因で自ら命を断たれた方もいました。

なにか事件が起こる度に私達は「何回目だよw」と笑い、平気で誹謗中傷をします。そして、そんな私たちの不幸への過剰な反応も何度も警告がなされていることです。

たとえ自分の言葉で人が死のうとも、匿名であり直接的でない言葉のやり取りには責任感も何も生まれず、同じことを繰り返してしまいます

「感覚が落とした僕は泣き地蔵」という歌詞は、そういった誹謗中傷を受けた方が流した涙を慰める存在なのではないでしょうか?

もちろん、芸能人の不祥事の中には咎められるべきものもありますが、それはメディアと法律が律すればいいこと。一般人には罰する権利もなにもありません

芸能人が起こした不祥事よりも、それに対する行き過ぎた誹謗中傷のほうが罪が深いようなケースも多くなってきているのではないでしょうか?

心の底から「批判」したい

あぁ
私たちに流れるこの血は
惨憺たる日々を彩るためか
たぎり出したこの命の種は
考えるほどに断崖絶壁だ

惨憺(さんたん)たるとは、見ていられないほどに痛々しいという意味。

この歌詞は私たちに生きる意味を問いかけて居るようですね

どれだけ身を粉にして働いても、そのお金は富裕層に搾取され、そのストレスを発散するかのようにSNSで誹謗中傷をする人はなんのために生きているのでしょうか?

痛々しい弱者はせめてその日々を彩ろうと、誹謗中傷をしますが、結果はさらに濁っていくだけです

相容れぬだろう
このままここは
知らぬ仏より
馴染みの地獄で

「相容れぬ」とは、ある2つのものが調和できないという意味。ここでは富裕層とその他大勢。そして批判する側とされる側という2つの側面を表現しているのではないでしょうか?

上に示した両者は、わかりあって手を取り合うことなんて有りません。

社会の理想論としては、みんなが平等で、だれも傷つかない物がいいのかもしれません。しかし、そんな社会になる可能性はまったくないのです

ありえない理想論=知らぬ仏」を追い求めるよりも、今の地獄をどう生きていくかを考えたほうがよっぽどいいのかもしれませんね

本当にその社会でいいの?

僕もずっと
笑う夢を見ていたい
でもずっと
願うほどの夢じゃなかった気がして

こんな社会は地獄だ。もっと良い社会になればいいのに。

そう言って夢を語るのは誰にだってできます。

でも、一度立ち止まって考えてみましょう。本当にその理想の社会で生きていきたいですか?

誹謗中傷をしたり、他人を罵ったり蔑んだりといった感情は誰しも心のどこかにはあると思います。それをすることで自分の優位性や地位を守ろうとするんです

それが一切なくなる覚悟はありますか?誰も傷つけない自信がありますか?

批判の言葉は鏡のように自分に跳ね返ってきます。自分ができないことを人に無理強いするのは良くないことです。

SNS関連の事件を他人事のように見て、当事者を批判している人も心のどこかではそういった事件を心待ちにしているのではないでしょうか?

改めて自分の生き方、価値観について考えてみるいいきっかけになる曲ですね!

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さいごに

今回はVaundyさんの「泣き地蔵」を考察していきました!

考えれば考えるほどわからなくなってくるような難しい歌詞でしたね!

今回はSNSと社会的格差に焦点を当てて歌詞を読み解いていきました。

私たちが当たり前に生活しているこの社会は、もしかしたら「地獄」そのものかもしれませんよ?

自分の人生で躓いた時、SNSや世間体に疲れた時には、この曲を聞いてみるとなにか新しい物が見えてくるかもしれませんね

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