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ミスター【YOASOBI】歌詞の意味を考察!原作小説の内容が気になる感動の1曲!

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今回は大人気ユニット・YOASOBIが2月16日にリリースする新曲「ミスター」の歌詞を考察していきたいと思います。

小説を音楽にするユニットとして有名なYOASOBI。

今回の「ミスター」は、2月から始動した直木賞作家とのコラボプロジェクトで生まれた作品です。

「はじめて〇〇したときに読む物語」をテーマに4名の小説家が書き下ろした小説を、YOASOBIが楽曲化するというコラボプロジェクト。

「ミスター」の原作小説は、島本理生先生が書き下ろした「『私だけの所有者』――はじめて人を好きになったときに読む物語」です。

主人公のアンドロイド「僕」が、自分の所有者「Mr.ナルセ」に抱いた、名前を知らない「はじめての感情」が綴られる切なく儚いストーリーに仕上がっているそう。

楽曲の製作期間も10月〜1月と非常に長く、初オンエアされたラジオ『YOASOBIのオールナイトニッポンX』では、Ayaseさんが「夜に駆ける以来くらいの日数がかかった」とコメントされていました。

原作の内容も楽しみです!

島本理生先生 コメント

「ミスター」を初めて聴いたとき、もう会えない人との記憶が優しく呼び起こされました。

YOASOBIの世界観に、自分の小説が鮮やかに溶け込んでいるのを感じて、それはとても不思議な体験でした。

たくさんの人の胸に眠る、切なくて優しくて懐かしい物語を思い出させてくれる曲だと思います。

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ミスター 歌詞考察

歌詞の考察を始める前に、Teaser映像で朗読された小説の一部を見てみましょう。

はじめまして。

そんな言葉を会ったこともない先生に使うのは、なんだか変な感じがしますね。

そもそも僕は誰かに手紙を書いたことなんて、この国に保護(それとも保管というべきでしょうか)されるまで、一度もありませんでした。

だからもし文章が時々おかしなことになっていたら、それは本来の仕様ではなく経験不足によるものだと理解してもらえたら嬉しいです。

これは、アンドロイド「僕」から所有者の「Mr.ナルセ」に向けた手紙ですね。

この部分から読み取れることは、

  • この手紙を書いている時点では、「Mr.ナルセ」と「僕」は出会っていない
    →所有者になった人に対してアンドロイドが手紙を書く決まりがある?
  • 国で製造されたのではなく、「保護(保管)」されている
    →出荷待ちの状態=保護?
  • 経験を蓄積することによって成長していく
    →嬉しいという感情は既に理解できている

の3つのポイントです。

原作小説を読んでみないと詳しいことは分かりませんが、今回は歌詞から内容を推測しながら考察していこうと思います。

シングルサイズの部屋で1人きり
思い出すのはあなたとの暮らし
物語の舞台はビルが群れる
大都会を遠くに見る海辺の街

この楽曲の主人公はもちろん、小説の主人公・アンドロイド「僕」です。

「Mr.ナルセ」と出会ってから、だいぶ時間が経っているようで現在は1人きりで暮らしている「僕」。

単純に推測すると人間の「Mr.ナルセ」は亡くなってしまい、アンドロイドだけが取り残されてしまった状況でしょうか?

「物語の舞台は〜」の部分から、「Mr.ナルセ」と「僕」は、市街地から離れた海辺で生活していたようです。

これはTeaser映像のラストでも映されていた場所だと思われます。

「シングルサイズの部屋で」という歌詞から、アンドロイド専用の部屋が与えられていたことがわかります。

アンドロイド用の部屋は、後にでてくる「Mr.ナルセ」の性格も影響しているのでしょう。

所有者の居なくなったアンドロイドはどうなるのでしょうか?

歌詞の続きを見ていきましょう。

初めて会った日のことだって
今もまだちゃんと覚えてる
フォーマルなシャツ、ジャケットが
少し不似合いなあなた
言葉数は少なくて
いつも厳しくて叱られてばかりで
機械仕掛けのこころを
無力さが包んでいった
でも、

一人ぼっちのアンドロイドは、「Mr.ナルセ」と初めて会った日のことを回想します。

無口で厳しい「Mr.ナルセ」、気難しい研究者のような人物を想像しました。

実験の手伝いをしては失敗し、そんなこともできないのか!と叱られていたのでしょうか?

機械の心でもしょんぼりしている様子が伺えます。

もう1点注目したいポイントとして「初めて会った日のことだって 今もまだちゃんと覚えてるという歌詞。

アンドロイド=機械であれば、データとして保存した記憶は忘れないはずです。

「今でもちゃんと覚えてる」という歌詞から考えると、人間と同じく古い記憶は忘れるようにプログラムされているのでしょうか?

人間に限りなく近いアンドロイドだということが推測できます。

あなたを知りたくて
なにもかも知っていたくて
だけど教えてなんて
言えずに1人そっと夜に祈る
少しでも分かりたくて
そんな日々を繰り返した

無口で厳しい「Mr.ナルセ」に叱られてばかりの「僕」でしたが、アンドロイドの「僕」は、所有者である「Mr.ナルセ」のことをもっと知りたいと思っています。

気難しい「Mr.ナルセ」に直接「あなたのことをもっと知りたいので教えて下さい」と声をかけても断られるに決まっています。

もっと知りたい、少しでも仲良くなりたいという感情が芽生えてきていることがわかりますね。

それでも時折見せてくれた
穏やかなあの表情を
1度だけ浮かべた涙を
隠しきれずにこぼれてた
優しさだった (あの人もだった)

厳しいながらも、時折見せてくれた穏やかな表情。

「Mr.ナルセ」も冷酷無比な人間ではないことがわかります。

「1度だけ浮かべた涙を〜」の部分は、小説本編と深い関わりがありそうですね。

「僕」は、叱られながらも「Mr.ナルセ」の優しさに触れたことで、ますます仲良くなりたいという気持ちが膨らんでいきます。

この頃には、既に良きパートナーとして暮らしていたのかもしれませんね。

あれは2人最後の思い出
暗闇で
この手を握り返して
笑ってくれた
あなたはもういない

「Mr.ナルセ」との別れのシーンが描かれます。

「Mr.ナルセ」が居なくなってしまった理由は分かりませんが、寿命で亡くなってしまったのでしょうか?

最後には、「Mr.ナルセ」にとって「僕」はかけがえのない存在になっていたことが読み取れますね。

仲良くなってからの永遠の別れ。

アンドロイドの記憶で経験したことのない感情が生まれたことでしょう。

今でも聞きたくて
もう一度聞かせて欲しくって
優しくて不器用な
あなたの声を厳しい言葉を
なんて願う
この気持ちはどんな名前なんですか
またいつもと同じように
私の事叱ってよ
ミスター

もう2度と会うことのできない「Mr.ナルセ」に対する切実な想いが語られています。

もう一度あなたの優しくて不器用な厳しい言葉を聞かせて欲しい。

大切な人との別れを経験したアンドロイドが抱いた新しい感情。

悲しみ、切なさ、無力感など、様々な感情が渦巻いていることでしょう。

ラストの「ミスター」には、そうした多くの感情、想いが詰まっているように感じました。

思い出の家で、一人ぼっちで暮らすアンドロイドの願いは叶うのでしょうか?

小説の発売が楽しみです!

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さいごに

いかがでしたか?

今回の考察は、あくまで歌詞から小説の内容を想像したものなので、合っているのかは分かりませんが、1つの意見として見ていただければ幸いです。

16日の曲のリリース、小説の発売が楽しみですね。

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