今回は、GReeeeNの新曲「味方」の歌詞を考察してきたいと思います。
8月19日に公開される映画『ハウ』の主題歌として書き下ろされた本楽曲、歌詞にはどんな想いが込められているのでしょうか?
映画の内容、楽曲コメントと合わせて見ていきましょう!
映画『ハウ』
8月19日に公開される田中圭さん出演の映画。
人と犬の絆を描いたストーリーとなっており、主役の犬・ハウと飼い主・民夫の温かい感動物語が映し出されます。
犬と人間の絆を描いた『ハウ』
道中で出会った人々と、どんなストーリーが描かれるのか、そして無事横浜にたどり着くことが出来るのか。
映画の内容が気になりますね!
楽曲コメント
GReeeeNの楽曲コメントをご紹介します。
寄り添ってくれる存在の大切さ。
嬉しい時、悲しい時、人生のあらゆる場面で、「あのさぁ」「ねぇ聞いて」って隣で話ができる、そしてそれを「そりゃないね!」って笑いあえる、そんな存在。
映画『ハウ』では、主人公のハウと民夫がそのような関係で強い絆で繋がっている、と主題歌のお話をいただいた際に感じました。
この曲が誰かの“味方”になるきっかけになれたら嬉しいです!!!!
そしてGReeeeNも、いつもそんな存在でありたいと思っています。
映画では、ハウと民夫がどんなときでもお互いの味方であることが描かれます。
そんな映画を優しく彩るGReeeeNの「味方」
リリースが待ちきれません。

味方 歌詞考察
友達へ あのさぁ ありがとう
出会った日から ひょっとしたらキミじゃないか?
って思ったよ キミもそうだといいなぁ
これからもさぁ どうぞお願いねボクが涙流して 下向いてた放課後
出典:味方 / 作詞・作曲:GReeeeN
キミは黙ってそばで 頷いてくれたんだ
咳払いから始まる楽曲。
自分の大切な人へのメッセージが歌われています。
咳払いや “友達へ あのさぁ ありがとう” など、少し照れながら想いを伝えている主人公の様子が浮かんできますね。
映画に当てはめると、もちろんハウと民夫ですが、自分の親友、恋人など聴く人によって様々な解釈をすることが出来ます。
“出会った日から ひょっとしたらキミじゃないか? って思ったよ キミもそうだといいなぁ”
出会った瞬間、何かを感じた主人公。
まさに出会うべくして出会った運命の相手なのでしょう。
これからもずっと味方として側に居てほしいという願いが歌われます。
合言葉は
出典:味方 / 作詞・作曲:GReeeeN
『あのさぁ』『なんだよ』ほらね
たくさん喧嘩をしても
いつものボクらで明日もまた『おはよう』っていう
長い長い歳月を そうして過ごしてくんでしょう
しわくちゃ同士で そんな風にいれたら
なんとなく 相変わらず
『ねぇ聞いて』って話はじめて
『そりゃ無いっ』って笑ってる
喧嘩した後の合言葉は、”『あのさぁ』『なんだよ』”、そこから他愛もない話をしていつの間にか仲直りしている姿が浮かんできますね。
楽曲コメントでもありましたが、「ねぇ聞いて」って隣で話ができる、そしてそれを「そりゃないね!」って笑いあえる、そんな存在。
GReeeeNのメンバー同士も、そんな関係性なのでしょう。
唯一無二の存在である心強い味方について歌われています。
出会った日 気になったのは
なんか似てるとこ なんか違うとこキミのダメなところ1万個知ってる
出典:味方 / 作詞・作曲:GReeeeN
キミはボクのダメなとこ10万個許してる
何かを感じたキミと出会った日。
似てるとこもありつつ、違うなと思う部分もあるキミに惹かれていました。
似た者同士であれば気が合うのは当然かも知れませんが、似ている部分ばかりだと、新しい発見はありません。
いい塩梅で、違う部分があるからこそ、化学反応が起きるのでしょう。
“キミのダメなところ1万個知ってる キミはボクのダメなとこ10万個許してる”
この一節からも、お互いがお互いを信頼している様子が伝わってきますね。
合言葉は
出典:味方 / 作詞・作曲:GReeeeN
『あのさぁ』『なんだよ』ほらね
本当に困った時に ずっとそばにいて
頷くことボクもさせて
キミはそうしてくれたね 1人じゃ無いって知ったね
そして明日もまた肩を貸し合いながら
何か違う 何が違う 間違いだらけの日々でも
『そりゃ無いっ』って笑って
前半と似ていますが、キミへの感謝が綴られています。
本当に困った時、そばにいてくれた味方。
ただ頷いてくれただけかもしれませんが、1人じゃないという安心感は、大きな力になりました。
キミが自分にしてくれたように、今度はキミが困っている時に側で支える味方でありたい。
お互いを思いやる心が伝わってきます。
たとえ間違いだらけの日々だとしても、キミと一緒なら楽しく進んでいけそうだという、キミへの信頼が伝わってくる歌詞です。
もしもほら ボクの手が必要なら
出典:味方 / 作詞・作曲:GReeeeN
すぐそばで立ち上がるために差し出すよ
どうか握ってほしい
もしもほら キミの手が必要なら
いつかまたあの日みたいに肩を抱いて
泣いても最後 笑い合えるんだ
キミが困っているときは、かつて自分がキミにしてもらったように手を差し出すよ。
“どうか握ってほしい” という歌詞には、自分を頼ってほしいという主人公の想いが込められていますね。
嘘偽りのない純粋な友情が伝わってきます。
映画のハウと民夫のような関係性が見える素敵な歌詞です。
この先きっと悲しい出来事にも出逢うでしょう
叶わないことも 沢山打ちのめされても
この先きっと嬉しい出来事にも出逢うでしょう
愛も恋も増えるでしょう
咲かせた花も増えていくのもしもボクが行く道を 間違いそうになっても
出典:味方 / 作詞・作曲:GReeeeN
ああ お前らしくないだろっていうんだろう
意味もなく 話してる 良いことも悪いことも
『そりゃ無いっ』って笑って
なんとなく 相変わらず
『ねぇ聞いて』って話はじめて
『そりゃ無いっ』って笑ってる
長い人生を進んでいけば、困難に直面したり、悲しくて心が折れそうになることもあります。
でも、それ以上に嬉しいことや楽しいことも増えていくのではないでしょうか?
嬉しい時、悲しい時、人生のあらゆる場面で、寄り添ってくれる存在の大切さ。
映画のハウと民夫のような関係を築けたら、より楽しい未来が待っていることでしょう。
曲を聴く人に勇気をくれるGReeeeNからの素敵な応援ソングでした!

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さいごに
いかがでしたか?
TikTok120万フォロワーを誇る4歳児サクト君といつも傍にいるイマジナリーフレンドの日々が描かれたMVも必見です!
婚約者に振られ、絶望の淵にいた赤西民夫(田中圭)は、上司の勧めで飼うことになった「ハウッ」とかすれた鳴き声しか出せない大型犬を”ハウ”と名付け、一緒に暮らすことに。
絆が深まり、かけがえのない存在になった二人だったが、ある日突然、ハウが姿を消してしまう。
偶然のアクシデントが重なり、民夫のいる横浜から遠く離れた青森まで運ばれてしまったのだ。
ハウは大好きな民夫にもう一度会うため、青森から横浜798キロを進み始める。
その道中でハウは、悩みや孤独、悲しみを抱えた人達に出会い、寄り添い、彼らの心を癒やしていく。
果たして、ハウは大好きな民夫と再会することが出来るのか?
映画史上最も切なく、優しい結末が描かれます。