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真夏の夜の匂いがする【あいみょん】歌詞の意味を考察!コメディードラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」主題歌

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あいみょんのメジャー8thシングル「真夏の夜の匂いがする」(2019年7月)の歌詞の意味を考察します。

石原さとみさん主演のドラマ「Heaven? ~ご苦楽レストラン~」(2019年7月~9月)の主題歌として書き下ろされました。

あいみょんが作詞・作曲した「真夏の夜の匂いがする」の歌詞をチェックしましょう。

ドラマの概要

「Heaven? ~ご苦楽レストラン~」の原作は佐々木倫子さんの漫画。

フレンチレストラン「ロワン・ディシー<この世の果て>」のオーナー黒須仮名子(石原さとみさん)に、シェフドラン伊賀観(福士蒼汰さん)、コミドラン川合太一(志尊淳さん)、ソムリエ山縣重臣(岸部一徳さん)ら従業員が振り回されるコメディードラマです。

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真夏の夜の匂いがする 歌詞考察

ドラマの内容に寄り添っている?

真夏の夜の匂いがする
絵の具のソレと同じ香り
さまざまな色恋も踊り出す
今夜は私もその一人?

出典:真夏の夜の匂いがする / 作詞・作曲:あいみょん

歌詞の冒頭は、タイトルと同じ。

「夏の夜」に放送されたドラマの主題歌で、その舞台は「夜」営業のレストランという点を考慮したのでしょう。

オーナーも従業員5人も訪れる客も「絵の具の色」のように「さまざまな」個性の持ち主で、オーナーの素性やレストランを開業した理由は謎めいています。

コメディー路線ながらも「ミステリアスな雰囲気」が漂うドラマなので、その「匂い」が表現されているのでしょう。

まるでフレンチレストラン「ロワン・ディシー<この世の果て>」に集う「一人」になったかのような気分で、独自の歌物語が紡がれるようです。

真夏の夜の匂いがする
私には分かる危険な香り
いろいろな問題も溢れ出す
今夜も帰路にて頭を冷やす

出典:真夏の夜の匂いがする / 作詞・作曲:あいみょん

語り手の「私」はあいみょん自身でしょうか。

楽曲のリスナーやドラマの視聴者を重ねることもできそうです。

ドラマは個性豊かな登場人物ばかりのため「問題」が起きがちで、閉店後に「頭を抱える」オーナーの姿も目に浮かびます。

「匂い」と「香り」が盛り込まれることで、フレンチ料理やワインなども想像できるでしょう。

ドラマに触発された独自の歌物語として解釈するなら、「ひと夏の恋」のような「危険な出会い」に「頭を悩ませる」展開かもしれません。

もっと自由に グラスを片手に
人生を謳歌 人生を歌おうか
「そんなことできたらなぁ」

出典:真夏の夜の匂いがする / 作詞・作曲:あいみょん

「謳歌(おうか)」と「歌おうか」で韻を踏んでいますね。

「そんな~」という「台詞」は「自由奔放」に見えるオーナーの心の声でしょうか。

あるいはオーナーや客をうらやましく思う従業員や、あいみょんを含めた視聴者目線かもしれません。

優先するのはドキドキ感

真夏の夜の匂いがする
偉そうに睨む魔物がいる
有耶無耶な地図で惑わされる
迷子の迷子の子猫になる

出典:真夏の夜の匂いがする / 作詞・作曲:あいみょん

ドラマになぞらえると「魔物」はオーナーで、「地図」がなければ「迷子」になるほど立地条件が悪いレストランをあらわしているようです。

もしくは「真夏」の出会いに翻弄される、独自の恋愛物語も見え隠れします。

ああ 気づけばほら
踊らされる クセになってる
抜け出せない

出典:真夏の夜の匂いがする / 作詞・作曲:あいみょん

ドラマのレストランも、「真夏の恋」も、いったん迷い込むと相手に主導権を握られ、どれほど問題が起きようとも魅力を感じて逃れられないところが共通しているでしょう。

天国か 地獄か
分からない道を行こう
振り切って進んで行こう
簡単じゃないからハマっていくんだろう
恋も金も この人生も

出典:真夏の夜の匂いがする / 作詞・作曲:あいみょん

1番のサビです。

ドラマのタイトルは「Heaven?」と疑問形になっているので、結局どちらなのかは不明というか、考え方次第といった側面もありそうです。

「人生を謳歌」するために「困難な道を進む」と、その過程も結末もありきたりではなく、両極端に「振り切った」ものになるはず。

何事においても安定を目指すより、山あり谷ありのワクワク感を優先するという話ですね。

対義語が仕掛けられた真意とは?

根拠のない台詞に騙されたら最期
最高の財宝がきっとここにあるはず
フラつく脚が不思議とお菓子な家へ
快楽へと ご苦楽へと
吸い込まれていく

出典:真夏の夜の匂いがする / 作詞・作曲:あいみょん

「そんなこと(人生を謳歌するための無理難題)できたらなぁ」というオーナーの「根拠のない台詞」に振り回される従業員や、「真夏の恋」に翻弄される「迷子の子猫」の姿が想像できます。

「最期」と「最高」で韻を踏んだり、「変」という意味の「おかしな」が「お菓子な」とレストランに引っ張られたような表記になっていたり、「フラつく」言葉遊びがおもしろいですね。

いずれもドラマのサブタイトル「ご苦楽レストラン」の「極楽→ご苦楽」に起因するでしょう。

たしかに「苦労」しなければ「快楽」を手に入れることはできないかもしれません。

ああ 気づけばほら
脳味噌の中に溶けていく
いとおかし

出典:真夏の夜の匂いがする / 作詞・作曲:あいみょん

「脳味噌~」は「快楽」に浸る表現として用いられていますが、あえて「味噌」という料理用語を忍ばせることで、レストランにまぎれ込んだ雰囲気を醸し出しているのでしょう。

「いとおかし」は「すばらしい」などの褒め言葉。

ここでは「お菓子」としないところにも、こだわりが感じられます。

天才か?真逆か?
分からない未知の人
ふざけんな もうどうしよう
完璧な答えが出ないまま行くんだろう
愛の価値もこの人間も

出典:真夏の夜の匂いがする / 作詞・作曲:あいみょん

2番のサビです。

ドラマの場合はオーナー、「夏の恋物語」としては出会った相手が「未知の人」に相当します。

たしかに「人間」と同じく「愛の価値」も、両極端のどちらに「振り切れる」かは受け取り方次第です。

かと言って裏切れなかったんだ
可も不可もなくここに立った
真夏の夜の匂いが誘った私の身体
「いらっしゃい」
ほらまた聞こえた

出典:真夏の夜の匂いがする / 作詞・作曲:あいみょん

「いらっしゃい」という「台詞」も、オーナーや恋愛相手によるものでしょう。

ミステリアスなドラマ(真夏の~匂い)のオファーを受け、悩みながら主題歌を作った、あいみょん自身の思いが表現されているのかもしれません。

「ドラマの内容の反映」と「独自の恋愛物語」のどちらにも解釈できるところも、「天国と地獄」や「可と不可」のような「真逆」の仕掛けかもしれません。

ラストに冒頭の「真夏の~その一人?」と1番のサビ「天国か~この人生も」が繰り返されます。

ドラマや楽曲の世界観と日常が混ざり合うような歌詞だったのではないでしょうか。

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さいごに

あいみょんの「真夏の夜の匂いがする」を聴いて、改めてドラマを観たいと思った人もいるのではないでしょうか。

あるいはドラマから離れて、リスナー自身の人生を重ねることができるところも醍醐味ですね。

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