今回は、デビュー10周年を迎えた人気シンガーソングライター・平井大さんの「Malibu Girl」の歌詞を考察します!
「Sunday Goods」をテーマに、3週間に1度のペースで日曜日に楽曲を配信する企画を行っている平井大さん。
「Malibu Girl」はその企画の第5弾にあたる新曲です。
定期的に短期間で楽曲を発表するスタイルは昨年の緊急事態宣言の時期からスタートしました。
世の中全体が先が見えない不安な状況で、エンタメが必要な時に音楽を止めることは絶対にしちゃいけないという思いで始まった連続配信。
どんな状況でも音楽を届け続ける姿勢が結果的にリスナーの支持を集め、ファンを増やす要因になりました。
疾走感溢れるサマーチューンの歌詞の意味を紐解いていきましょう!

Malibu Girl 歌詞考察!
Malibuはアメリカ・カリフォルニア州にあるビーチシティです。
きれいな海岸線が長く続き、セレブの豪邸も多いリゾート地になっています。
そんなビーチタウンを舞台にしたMalibu Girl、一体どんな内容なのでしょうか?
それでは歌詞考察をしていきましょう!

爽快感溢れるメロディで、爽やかな夏の日々を想像させるこの楽曲の冒頭では、海岸にいる女性のもとへ車を飛ばして向かう主人公が描かれます。
海まで続く高速道路を駆け抜けていく主人公は誰にも止めることは出来ません。

「Cherry PieとLemonade」は英語のスラングでそれぞれ処女と不良を意味します。
「CharlieとChocolate」は映画『チャーリーとチョコレート工場』から取られていますね。
「Cherry PieとLemonade」「CharlieとChocolate」、どちらもぴったりの組み合わせ。
週末のサーフタウンで運命的な出会いを果たし、惹かれ合う二人を象徴したものだと思われます。

サーフィンのように、波に身を任せ気ままに生きる。
主人公の自由な生き方が伝わってくる歌詞ですね。

「Surfin’ USA」というのは、1963年にリリースされたザ・ビーチ・ボーイズの楽曲です。
「Pipeline」とは石油などの輸送管を意味する言葉ですが、ここではトンネルの意味合いで使われているのではないかと思います。
ラジオから流れてくるSurfin’ USAを聞きながら、渋滞やトンネルをくぐり抜けると眩しい空があたり一面に広がります。

海岸で遊ぶ君を、まだ知らない世界へ連れて行こうとする主人公。
冒頭でもご紹介しましたがマリブはお金持ちの豪邸が建ち並ぶリゾート地です。
「しがらみもBad Distanceも超えて」という歌詞から、女の子はセレブのお嬢様なのではないかと推測できます。
マリブに住むセレブなお嬢様と、不良の男の子の出会い。
まさに夢見がちな田舎者とふわふわしたお嬢様の「This teenage love’s like teenage dream」=10代の夢のような恋愛ですね。

ビーチで育ったMalibu Girlの褐色の肌に残る日焼けの跡から色気が漂います。
一夜をともにしたいという男の願望が伝わっていきますね。

君の何気ない仕草で地平線も簡単に超えてしまえるほど、お熱な主人公。
種も仕掛けもない魔法にかかったように君に入れ揚げている様子が想像できます。

この恋が本当に続くのか、悩んだところで答えは出ません。
考えてもいいことなんて無いから、サーフィンのように波に合わせて気の向きまま自由に過ごそうという気持ちが読み取れますね。

「Good Vibrations」もザ・ビーチ・ボーイズが1966年に発表したシングル、夜明け前の街を車で駆け抜ける二人の姿が目に浮かびます。
門限という「Deadline」も気にせずに夜通し遊んだ若者は朝日が登る眩しいビーチタウンに戻ってきました。

君ともっといろいろな景色を見たいと願う主人公。
くだらない冗談を言いながら楽しく馬鹿騒ぎできるのもエネルギッシュな若者ならではですね。

サーフィンが有名なビーチタウンで出会った若者の恋。
二人の関係はこの後どうなっているのでしょうか?
どんなに大きな困難という波も二人で乗り越えていってくれることを願います。

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さいごに
いかがでしたか?
平井大さんらしさが詰め込まれた爽やかなサマーチューン。
カリフォルニアの景色が浮かんでくるような描写に驚きました。
今後の連続配信も見逃せません!