back numberの大ヒット曲『瞬き』の歌詞の意味を考察していきます。
『瞬き』の歌詞のテーマは『幸せ』です。
幸せとは何かを深く考えさせられるこの曲についてみていきましょう。
back numberって?
back numberは2004年結成した男性3人組バンドです。
2011年にメジャーデビューして以来、数々のヒット曲を生み出しています。
恋をしている時の感情や失恋した時の悲しい感情など、リアルな表現は多くの人を惹きつける魅力がありますね。
『瞬き』はどんな曲?
2017年12月20日にリリースされた17枚目のシングル『瞬き』の1曲目に収録されています。
また同年12月16日に公開された映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」の主題歌です。
佐藤健さんと土屋太鳳さんが主演ということで、とても話題となりました。
映画のあらすじは、
結婚を約束した幸せいっぱいの2人、佐藤健演じる尚志と、土屋太鳳演じる麻衣。
結婚式を目前に麻衣は難病に襲われ意識不明となってしまう。
いつ目が覚めるかもわからず、麻衣の両親からは結婚を諦めて別の道を歩むよう説得されるが、尚志は奇跡を信じて麻衣のそばで祈り続ける。
そして数年後、麻衣は奇跡的に意識を取り戻すが、さらなる試練が2人を待ち受けており・・・。
という実話を基にした物語です。

瞬き 歌詞考察
何を言い切っているのか?

「幸せ」とは?という大きな命題を軸に曲は進んでいきます。
この曲の歌い出しは、幸せとは?から始まり、〜ことだ。と言い切っています。
これまでのback numberの楽曲では、言い切ることは避けてきた、とボーカルの清水さんはインタビューで答えています。
これまでのback numberの楽曲とはまた違った印象を受けますね。
「降りかかった雨」とは困難や試練だと捉えてみましょう。
「大切な人」つまり愛しい人を助けることが幸せだという意味だとわかります。
映画の内容ともリンクした歌詞になっていますね。

誰もが何の為に生きているのか生きる目的を探しながら生きています。
目的なんてわからなくてもいいから、大切な人を守りたい。

大切な人に僕のありのままの愛おしい気持ちを伝えたい。
幸せとはこういうことだ、と伝えたい。
主人公にとっての幸せとは?

大切な人は出会おうと思っても出会えないものです。
出会えたことが奇跡です。
だからこそずっとそばにいて欲しいと願っています。

2番の歌詞では、大切な人に僕が必要だと思われたいという気持ちが歌われています。
4つのタイプの人に僕は当てはまっていないけど、大切な人に必要としてくれるならそれでもいいのだ、ということ。

自分自身の弱さを感じて戸惑う僕に、大切な人を幸せにできるのだろうか?
このような葛藤を経て、守る覚悟ができてくるのですね。
1番のサビでは「目をこらしても見付かる類のものじゃない」と言っていましたが、2番のサビでは、「目を閉じて見付けた」と言っています。
大切な人は探そうとしても見つからないけど、気付いたら近くにいた。ということでしょう。
大事な最後の一言

いよいよクライマックスです。
このラストのサビにこの曲全てが集約されています。
「星が降る夜と眩しい朝」は嬉しいことや楽しいこと。
「雨」は辛いことや悲しいこと。
幸せとは、嬉しいことや楽しいこと繰り返し続くことではなくて、大切な人が苦しい時に自分が誰よりもそばにいて支えることができること。
それこそが幸せなのだ。
大切な人を僕が守っていたはずなのに、いつの間にか僕の方が支えられていること。
目を開けても、目を閉じても、いつもそばに、ずっとそばにいて欲しい。
このことに気がついた時、再び幸せを感じますね。
では、ここで映画を思い出してみてください。
「目を開けても 目を閉じても」という歌詞に注目してみましょう。
まず、「僕が」目を開けても目を閉じても、と考えた時、僕が大切な人を見ている時も、目を閉じて思い出している時も、と捉えることができます。
一方、「大切な人が」目を開けても目を閉じても、という見方も考えられます。
生きていても、そのまま目を覚ますことがなくても、という意味が想像できますね。
実際に映画でも6年間もの長い間、目覚めることがありませんでした。
たとえ愛する人がこの世からいなくなっても、いつも守られていると心の中で思えるのです。

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さいごに
ストレートな歌詞が心に届く楽曲でしたね。
『瞬き』に隠された意味を知れば、もっと心に染み渡ります。
back numberの今後の活動にも注目です!