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ロウラヴ【King Gnu】歌詞の意味を考察!重低音好きの居場所はここだ!キングヌー初期の人気曲

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King Gnu(キングヌー)「ロウラヴ」の歌詞の意味を考察します。

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ロウラヴ 歌詞考察

ロウラヴとは?

錆びた指輪の跡
“痛み分けですね”
痣を隠して
生きてくのでしょう。

出典:ロウラヴ / 作詞・作曲:常田大希

King Gnuの楽曲は、とくに初期にライブで新曲として披露され、歌詞やアレンジ(編曲)違い、リメイクなどの進化を遂げながら、曲名や表記が変わる場合もありつつ、最終的に音源としてリリースされることが多々ありました。

「ロウラヴ」もそのひとつ。

King Gnu の1stアルバム『Tokyo Rendez-Vous』のジャケットには「Low Love」と表記されていますが、改名前のSrv.Vinci(サーバ・ヴィンチ)のミニアルバム『トーキョー・カオティック』やMVでは「ロウラヴ」となっていて、結局King Gnu の「ロウラヴ」で落ち着いています。

英語表記を踏まえると「低い愛、低愛」という訳になり、「Higher Love(崇高な愛)」とは真逆の「低俗な愛」というニュアンスで用いられているのでしょう。

井口理さんがメインボーカルを務める冒頭のパートでは、「日常的に指輪をつけている女性との秘められた愛」が描かれているようです。

「指輪が錆(さ)びている」とも「指輪の跡が錆びている」とも解釈できますが、いずれにしても女性には付き合いの長い彼氏(または夫)がいるけれども冷めきった関係性なのでしょう。

「痛み分け」や「痣(あざ)を隠す」といった表現もあり、女性は暴力的なパートナーから逃げて、語り手の男性と付き合っているのかもしれません。

あるいはパートナーのいる女性と語り手の男性の付き合いが「痛み分け」や「痣を隠す」行為であると解釈することもできそうです。

忍ばせた刃に被せた理性
“大人ですね貴女は”
皮肉交じりで
惹かれ合うのでしょう

出典:ロウラヴ / 作詞・作曲:常田大希

引き続き、メインボーカルは井口理さんです。

「刃(やいば)を忍ばせた」のが女性のパートナーだとすると、「パートナーの暴力に対し、女性が理性的に対応した」ことになり、その話を聞いた語り手の男性が女性を「大人だ」と慰めて愛し合うイメージでしょうか。

あるいは語り手の男性が「刃を忍ばせた」と解釈すると、「被せた理性」は「大人らしい冷静な判断」となり、「Raw Love(生々しい愛)」ではないところが「皮肉交じり」なのかもしれません。

“留まってゆきなよ”
居場所はここにしかないでしょ?

無粋なあらゆる総てを
壊してしまいたい“発作”

出典:ロウラヴ / 作詞・作曲:常田大希

常田大希さんがメインボーカルを務めるパートです。

女性のパートナーが暴力的なのかどうかははっきりしませんが、女性にとっては語り手の男性が救いのような存在になっているのでしょう。

無粋(ぶすい)な三角関係を壊して略奪したいという発作(ほっさ)=感情的な爆発」が起きて、語り手の男性が女性に「留まって~」などと呼びかけているとも考えられます。

あるいは「語り手の男性の刃に、女性が被せた理性を壊したいという発作」が起きたのかもしれません。

けれど
夢みたいな花に
手を伸ばして
結局はほら
造花だと知ってる
それでも身を
委ねたなら

出典:ロウラヴ / 作詞・作曲:常田大希

井口理さんがメインボーカルを務める1番のサビです。

語り手の男性が衝動的に「パートナーの元に帰っても居場所がないなら、ずっと一緒にいよう」と女性に語りかけたところで、実際に略奪することはできないとわかっているのでしょう。

語り手の男性にとって女性は「夢みたいな花=造花」にすぎず、2人の関係性が「崇高な愛」に発展することはなさそうです。

そこまで承知しながらやめられない「造花のように低俗な愛」だと考えられます。

風と共に去りぬ?

真空管のガラスを叩き割って
這い出してゆく。
身を投げ出すことさえ、
吹き抜ける風と共に去りぬ。
重みを取り戻す身体
それ取り戻してからさ

出典:ロウラヴ / 作詞・作曲:常田大希

井口理さんがメインボーカルを務めるパートです。

もしかしたらマーガレット・ミッチェル(夢みたいな花)の小説を原作とした映画『風と共に去りぬ』になぞらえた恋愛物語が描かれているのかもしれません。

そう仮定すると、女性はヴィヴィアン・リーが演じたスカーレット・オハラ、語り手の男性はクラーク・ゲーブルが演じたレット・バトラーになり、ブラウン管(真空管のガラス)を飛び出すかのごとく役を演じようとしても、フィクション(造花)だとわかっていて現実感(重み)を取り戻す、といった展開でしょうか。

あるいは「刃に被せた理性」を今度は「真空管のガラス」にたとえているのかもしれません。

いずれにしても三角関係をだらだら続けるより先に「取り戻す現実がある」という話でしょう。

“居場所はここにしかないでしょ?”
いつもの様に無造作な感情だけで
傷つけ合う“脳波”

出典:ロウラヴ / 作詞・作曲:常田大希

常田大希さんがメインボーカルを務めるパートです。

「発作」と「脳波」で韻を踏み、「真空管のガラス」と「脳波」が意味的につながっているような印象を受けます。

J-POPの居場所は「低俗な愛」にしかないかもしれないけれど、「真空管のアンプ」を叩き割って「音波=音楽」を取り戻すから、「無造作な感情(発作)で脳波を傷つけ合うのはやめよう」と深読みすることもできるかもしれません。

ラストに1番のサビが繰り返されます。

それでも「造花(フィクション、低俗な愛、J-POP)」に身を委ねることで、「夢みたいな花(本物の音楽)」に手が届く(伝わる)といいですね。

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さいごに

日常的にJ-POPを聴く習慣のなかった常田大希さんが、King GnuでJ-POPに挑戦すると決意し、意識的に聴いたアーティストのひとりが、フジロックでのパフォーマンスに衝撃を受けた井上陽水さんでした。

中森明菜さんへの提供曲「飾りじゃないのよ涙は」などの昭和歌謡では、艶っぽいニュアンスをうまく隠しながら盛り込む手法が多くみられます。

King Gnuの「ロウラヴ」や「Vinyl」では、その辺りが意識されたのではないでしょうか。

こうしたJ-POPの歌詞およびメロディーに「忍ばせた刃」かつ「隠された痣」が、「重みを取り戻す」重低音のベースやキレキレのドラム&ギターによるサウンド(音波)。

「低音(ロウ)ラヴ」というオチがしっくりくるようです。

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