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Love the warz【SEKAI NO OWARI】歌詞の意味を考察!ドラマ「らっぱっぴーでおなじみ?おわらないものがたり」主題歌

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セカオワことSEKAI NO OWARI「Love the warz」の歌詞の意味を考察します。

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Love the warz 歌詞考察

らっぱっぴーとは?

世界が唱えるLove&Peace
PeaceのPeaceによるPeaceのためのPeace
Peaceの対義語の戦争を無くすため何回だって行う戦争
朝がなければ夜もないそして悪がなければ正義もない
そして不自由がなければ自由もない
だから戦争がなければPeaceもないのかい?

戦争を無くしてしまえば平和もなくなってしまうなら
僕らはどうしたらいいの?本当の平和は訪れない
われわれはPeace防衛軍
平和を守るため戦争を無くすためあなた方を処刑します

出典:Love the warz / 作詞:Fukase 英補作詞:Nelson Babin-Coy 作曲:Fukase・Nakajin

白洲迅さん主演のドラマ「おわらないものがたり」(2014年8月)の主題歌にも起用された「Love the warz」。

冒頭の歌詞が「世界が唱えるらっぱっぴー」に聞こえるとファンの間で話題になっています。

その「らっぱっぴー」こと「Love&Peace」(ラブ&ピース、愛と平和)といえば、ベトナム戦争反対のスローガンから派生した、ジョン・レノンとオノ・ヨーコさんによる平和活動を連想できるでしょう。

こうした背景からロックや平和活動の象徴となっている言葉ですが、残念ながら「戦争」や紛争は繰り返されています。

「どれほど平和を唱えても、戦争はなくならない」ことが問題提起されていて、「朝と夜、自由と不自由、正義と悪」といった対義語と同じように「平和と戦争」もダブルスタンダードになっていると指摘しているようです。

「Peace防衛軍」は「平和を守る軍隊」という意味でしょう。

その言葉自体がすでに形容矛盾になっていて、任務は「平和を守るため、戦争をなくすための処刑」とのこと。

「戦争がなくなれば平和もなくなる」と言わんばかりに「本当の平和は訪れない」状況に混乱し、強烈な皮肉を放っているようです。

そんななか僕らは生まれたLovelyでPeacefulな幸福な世界
魅惑の果実も魔法の道具もいくらだって手に入るこの世界
なのにどうしてこんな苦しいんだ夢も希望もありはしないんだ
僕らの幸せはどこにあんだよ平和の中にあるんじゃないの

そうさ僕らは幸福世代僕らの平和を守るため
僕らの世代が戦争を起こしますそいつの名前はLove the warz
世界が信じたLove&Peace
Peaceを守るためいつしかみんなで悪をミナゴロシにして
世界は何か忘れてきた

出典:Love the warz / 作詞:Fukase 英補作詞:Nelson Babin-Coy 作曲:Fukase・Nakajin

世界各地で「戦争」や紛争は起きていますが、日本では第二次世界大戦が終結した1945年(昭和20年)以降の戦後生まれは「幸福世代」といえるかもしれません。

たしかに経済は発展し、技術的な進歩は目覚ましく、物質的には豊かな暮らしを送っているはずです。

ところが「平和なのに苦しい。夢も希望もない」と嘆き、「戦争を起こす」と宣言しています。

ただし、その「戦争」の「名前」は曲名になっている「Love the warz」。

「Love&Peace」の代わりに「Love the warz」という革命を起こすといったニュアンスでしょうか。

これまでの「平和を守るために悪を裁く」という方法では「何か」が置き去りにされてきたので、その「何か」を取り戻そうという話のようです。

その「何か」とはいったい何なのでしょうか。

Love and Peace. Beautiful world. Perfect age. Happy generation.
The things we have lost along the way.
Hold on. Something is wrong. Just what are we forgetting?

Love and Peace. Beautiful world. Perfect age. Happy generation.
The things we have lost along the way.
Hold on. Something is wrong. Just what are we forgetting?
Where’s the love?

(ラブandピース 美しい世界 完璧な時代 幸福な世代
僕達は確実に「何か」を失った
アレ?ちょっとなんか変だ僕達は何を忘れてる?

ラブandピース 美しい世界 完璧な時代 幸福な世代
僕達は確実に「何か」を失った
アレ?ちょっとなんか変だ僕達は何を忘れてる?
あ、そうだ「LOVE」はどこ?)

出典:Love the warz / 作詞:Fukase 英補作詞:Nelson Babin-Coy 作曲:Fukase・Nakajin

1番のサビです。

「Love&Peace」はもともとベトナム戦争反対のスローガンだったこともあり、「Love(愛)」より「Peace(平和)」のほうに主眼が置かれているとも考えられるでしょう。

「愛活動」ということはなく、「平和活動」として受け継がれた結果、「平和と戦争」のダブルスタンダードは解消されず、「Love(愛)」が置き去りにされたと指摘しているようです。

つまり、語り手の「僕達」が失い、忘れ、取り戻そうとしている「何か」とは「Love(愛)」

「Love&Peace(愛と平和)」の「Love(愛)」が忘れ去られてきたので、「Love the warz(愛の戦争)」を起こすという話でしょう。

「愛と平和」ではなく「愛の戦争」と裏返っているところにも皮肉が込められていると考えられます。

天使と悪魔が愛し合う世界

世界がどう変わったらいい?そして僕らもどうなったらいい?
僕らの悪をミナゴロシにしたら僕らの正義はどうなんの?
どんな希望を持ったらいい?はたまたどんな夢を持ったらいい?
不自由なんかないこの世界でどんな自由を願ったらいいの?

幸福の中から幸せを僕らは見つけていけるのかな
でもそれはまるで昼に光るStarのように僕らはそれを見つけられない
世界が平和になってから僕らは生きていく理由が必要になっちゃって
泣いて笑って探さなくちゃいけないなんでかって分かるでしょう

出典:Love the warz / 作詞:Fukase 英補作詞:Nelson Babin-Coy 作曲:Fukase・Nakajin

1番の冒頭に出てきた「朝(昼)と夜、自由と不自由、正義と悪、平和と戦争」といった「対義語」について、自問自答しています。

いずれも「光と闇」もしくは「ポジティブとネガティブ」に置き換えられるでしょう。

そうすると「ネガティブをなくすための方法がネガティブだとポジティブにはなり得ない、光しかないと光をもてあます、光のなかでは光を見つけられない、ポジティブになると新たなネガティブが生まれる」といった問題が表現されています。

何事にも両面があり、どちらか片方だけ、あるいは両者が対立している状態だと幸せを見つけることはできない」という話かもしれません。

「笑う、泣く」など、喜怒哀楽の感情が伴う行為も、「ポジティブとネガティブ」の両面があるから「幸せ」を感じることができるとも考えられるでしょう。

悪魔がいて天使がいる同様に天使がいて悪魔がいる
悪魔が一人で泣かないように天使が一人で笑わないように
天使と悪魔が愛し合う世界そこにはきっと「LOVE」が必要で
争いあって笑いあって僕らは幸せを見つけてくんだね

そうさ僕らは幸福世代僕らの愛を取り戻すため
僕らの世代が戦争を起こしますそいつの名前はLove the warz
僕らが信じたLove&Peace
Peaceを守るためいつしか僕らの敵をミナゴロシにして
僕らは愛を忘れてきた

出典:Love the warz / 作詞:Fukase 英補作詞:Nelson Babin-Coy 作曲:Fukase・Nakajin

「天使と悪魔」という「対義語」も加わりました。

さまざまな宗教に由来する概念的な存在なので、「一人」の人間のなかにも「天使と悪魔」両方の心があると捉えることもできるかもしれません。

あるいは自分とは違う考え方をする人を「悪魔」のように「敵」扱いする「天使」が存在すると想像すると、いったいどちらが「天使」でどちらが「悪魔」なのか、わからなくなります。

誰しも楽しいときばかりではなく、迷ったり落ち込んだりすることもあるので、「天使と悪魔が愛し合う世界」になっているともいえるでしょう。

ラストに1番のサビが繰り返されます。

争いながらも「愛」を忘れず、泣いたり笑ったりできるといいですね。

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さいごに

愛は憎しみに反転しがちなので、たとえば「平和を愛するあまり、戦争を憎むことによって、愛が忘れられてきた」といえるかもしれません。

もちろん平和を願い、戦争はなくなってほしいものですが、そうなるためには憎しみが生まれないほど大きな愛が必要なのでしょう。

いつか戦争という概念そのものが忘れられる日が訪れるといいですね。

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