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life hack【Vaundy】歌詞の意味を考察!本田翼出演!グローバルワークCMソング

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Vaundy(バウンディ)さんの4thシングル「life hack」(2020年3月)の歌詞の意味を考察します。

1stアルバム「strobo」(2020年5月)の収録曲で、本田翼さんが出演するグローバルワーク(GLOBAL WORK)「ウツクシルエットパンツ」のCMソング(2022年9月)に起用されました。

Vaundyさんが作詞・作曲した「life hack」の歌詞の意味をチェックしましょう。

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life hack 歌詞考察

ライフハックとは?

その態度が不安だな
「気にしない」彩度はそのまま
何気に初めてで不安だな
「気にしない」感度はそのまま
踊るキス香ばしく
不lie阿way
このまま騒がしく
暗y方e
ちょっとした夜明けのswingも
身の丈以上のfakeだろ

出典:life hack / 作詞・作曲:Vaundy

さとうもかさんがコーラスで参加している「life hack」。

曲名になっている「ライフハック」は、2004年にアメリカのジャーナリスト、ダニー・オブライエンが考案したIT用語で「(情報処理の効率化を図る)仕事術」という意味ですが、「仕事や生活の質や効率を高める工夫や取り組み=生活術」としても幅広く使われています。

「hack」はそもそも「叩き切る、切り刻む」という意味で、「ハッカー」は「高度なIT技術者」全般をあらわしますが、「コンピューターに不正侵入する人」という悪いニュアンスのほうが浸透しているかもしれません。

そのせいか、「life hack」という曲名をつけること自体、ハッキング(乗っ取り)行為のような雰囲気も漂い、文字化けみたいな言葉遊びも見受けられます。

「不lie阿way」は「fly away」(飛び立つ、風になびく)、「暗y方e」は「cry for」(泣く)、または「cry forever」(永遠に泣く)の当て字でしょう。

「不lie」には「嘘ではない」といったニュアンスも込められているようです。

「態度、彩度、感度」と韻を踏んでいるのも、「人生を楽しむための生活術=ライフハック」といえるかもしれません。

ともあれ、語り手の男性が「女性の態度=艶っぽい誘い」に「不安」を感じている様子が伝わってきます。

曲調から「swing」はジャズの跳ねるリズム(横ノリ)「スウィング(バウンス)」を連想することができるものの、「fake」(フェイク、偽物)という否定もあるとおり、文字どおり「揺れること=大人っぽい誘い」をあらわしていると考えられそうです。

挙げ足はないんじゃない?
作ったもん勝ちでいんじゃない?
フカイ眠りについた君を
前世から探してもいんじゃない?
作りたい気持ちは Imagination
守りたい気持ちは no reaction
自問自答でも不安な回答
未来の地図は無地でいいよ

出典:life hack / 作詞・作曲:Vaundy

歌物語として、相手の女性が「足を挙げた」のか、「揚げ足を取った(言葉尻や失敗をとらえて非難した)」のか、さまざまに解釈できそうです。

VaundyさんのジャズやR&Bっぽいラブソングに対して「身の丈以上のフェイク」だと「揚げ足を取らないで」とお願いしているようにも聞こえます。

「フカイ」は冒頭の「不lie」や「暗y」と韻を踏んでいるのでしょう。

さらにRADWIMPSの「前前前世」(2016年7月)を彷彿とさせる「前世」をあえて引き合いに出しているのも、ハッキング的な言葉遊びの一環と考えられます。

「ラブソングを含め、自分の人生や恋愛は自分で作ったもん勝ち」と思いたいけれども、「作る」と「守る(作らない気持ちを大事にする)」の狭間で揺れ動き、「自問自答」しているようです。

冒頭で「女性の誘いにとまどう男性」という、R&Bの様式美に則った恋愛物語を提示したものの、その先の展開を「前前前世」のような「作り込まれたフィクション」にするのか、等身大のVaundyさんらしさを「守る」のか、「どちらかに決めることができないままでいい」と考えているのではないでしょうか。

愛とかノンフィクション
止まれないくらいがいいの
愛とかノンフィクション
ひたひたの愛の海のような
夢の中をMELLOWで泳いでこう
沖まで
そしたらどんどん好きになってく
自分のことを

出典:life hack / 作詞・作曲:Vaundy

1番のサビです。

「実際の恋愛はフィクション(創作)のような展開にはならないので、ノンフィクション(事実に基づいた物語)として、このままの流れに身を任せよう」といったところでしょうか。

「メロウな(まったりとした)R&B路線」に対する「フェイクでは?」という「揚げ足取り」に対しても、「自問自答」した果てに乗り越えた様子が伝わってきます。

その結果、「大人っぽいラブソング」が「自分を愛するセルフラブソング」に落ち着いたようです。

ラッドに続いてバンプも?

足りないならいいじゃない
むしろ足りないくらいがいいじゃない?
走り出して止まらない君と
午前二時にここで星を見よう
作りたい気持ちは Imagination
守りたい気持ちは no reaction
自問自答でも不安な回答
未来の地図は無地でいいよ

出典:life hack / 作詞・作曲:Vaundy

「午前二時に星を見る」というのは、BUMP OF CHICKENの3rdシングル「天体観測」(2001年3月)をハッキングしたような言葉遊び(=フェイク)なのでしょう。

「未来の地図~」は後にリリースされた、Vaundyさんのデジタルシングル「灯火」(2020年4月)、Aimerさんの6thアルバム「Walpurgis」(2021年4月)収録曲「地球儀 (with Vaundy)」の伏線になっているとも考えられます。

実際に「life hack」の段階では「未来の地図は無地だった」ともいえるでしょう。

ラストに1番のサビが繰り返されます。

サウンドとしてはグルーヴ重視の「メロウ」なR&Bにしたかったものの、歌詞ではR&Bらしい大人っぽい恋愛や作り込んだ「フィクション」を描くのは「身の丈以上のフェイク」になってしまうと判断したのかもしれません。

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さいごに

Vaundyさんは宇多田ヒカルさんの流れを汲む藤井風さんのようなR&B、ネオソウル路線が似合っているような気もします。

そんな「life hack」を聴くと、リスナーそれぞれの「ライフハック=生活術」が見つかるのではないでしょうか。

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