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Let Me Let You Go【ONE OK ROCK】歌詞の意味を考察!10thアルバム「Luxury Disease」収録曲

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ONE OK ROCK(ワンオクロック)の10thアルバム「Luxury Disease」(2022年9月)の収録曲で、同年8月に先行配信されたデジタルシングル「Let Me Let You Go」の歌詞の意味を考察します。

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Let Me Let You Go 歌詞考察

別れを切り出したのは僕?

Go, oh, go
Why’d you let me let you go?

出典:Let Me Let You Go / 作詞・作曲:Taka・COLIN BRITTIAN・MADISON SIMMEN・Ashton Irwin・ELISHA NOLL

曲名の「Let Me Let You Go」が含まれた、頭サビから始まります。

和訳すると「なぜ君は、僕に君を手放させたの?」といったニュアンスになるでしょう。

語り手の「僕」と「君」は元恋人同士で、現在は別れているようです。

別れを切り出したのが「僕」と「君」のどちらかであれば、「振った側」と「振られた側」というシンプルな構図になります。

ところが「手放させた」という使役動詞「Let」を使った表現があり、しかもこの楽曲の軸となる部分かと思われるので、別れを切り出したのは「僕」だけれども、そう仕向けたのは「君」など、少々複雑な別れ方だったのかもしれません。

いったいどのような物語が紡がれていくのでしょうか。

Bullets in the dark
Shootin’ through my hesitating heart
We were never gonna go far
Cause I’m no good at loving

Someone as good as you
Look what I put you through
I know I can’t undo this
I’m black and blue to tell the truth

出典:Let Me Let You Go / 作詞・作曲:Taka・COLIN BRITTIAN・MADISON SIMMEN・Ashton Irwin・ELISHA NOLL

和訳すると「暗闇のなか、迷う心に弾丸を撃ち込んだ。2人とも別れるつもりはなかった。僕は君ほど上手く人を愛せないから。どれほど君に苦労をかけたことだろう。一度別れを切り出したら、元には戻らないことはわかっている。実を言うと、僕は傷だらけさ」といった感じになるでしょう。

「僕」は恋愛下手なので、「君」と別れるべきではないとわかりつつ、傷つきながら別れを切り出したことが伝わってきます。

It’s breaking me, I’m not just losing you
I’m losing what you saw in me
Why’d you let me let you go?
I can’t breathe without you here
I wish you’d never watch me leave
Why’d you let me let you
Go, oh, go
Why’d you let me let you go?

出典:Let Me Let You Go / 作詞・作曲:Taka・COLIN BRITTIAN・MADISON SIMMEN・Ashton Irwin・ELISHA NOLL

1番のサビです。

「別れは僕を壊す。僕は君を失うだけでなく、君が僕のなかに見たものまで失う。なぜ君は、僕に君を手放させたの?ここに君がいないと息ができない。僕が去るところを見ないでほしい」と嘆いています。

「僕」にとってこれほど「君」との別れが辛いのであれば、無理して別れず、付き合い続ければいいのではないでしょうか。

しかし「僕」の恋愛下手が原因なのか、ほかに理由があるのか、いずれにしても「僕」から別れを切り出さなければいけなかったようです。

やはり「手放させた」ところにヒントが隠されているのでしょうか。

僕の強がりだった

強がって
一言も言えなくて
何も伝えれなくて
君はもういない

けど今なら言える
気づくのは遅すぎる
こんな僕を許して
I’m black and blue to tell the truth

出典:Let Me Let You Go / 作詞・作曲:Taka・COLIN BRITTIAN・MADISON SIMMEN・Ashton Irwin・ELISHA NOLL

何が起きたのかはよくわかりませんが、おそらくケンカでもして「僕」が「君」を振る展開になったけれども、それは「強がり」だったという話でしょう。

本当は「君」のことを愛しているのに、売り言葉に買い言葉のようなかたちで「別れよう」と口走ってしまったのかもしれません。

そもそも恋愛下手というか、親しい恋人だからこそ冷たくしたり、きつく当たったり、邪険に扱うタイプの人もいるものです。

その辺りの自覚があるため「許して」と反省しているとも考えられます。

しかし、実際に「君」と別れてから「僕」が悪かったと後悔しても手遅れでしょう。

「振った側」の「僕」が「振られた側」のように傷ついています。

この後、1番のサビが繰り返されますが、「なぜ君は、僕に君を手放させたの?」という嘆きの意味が少しずつわかってきたのではないでしょうか。

I tried, I tried to love you
I swear I tried
But how can I love you if you’re not here?
I tried, I tried to love you
I swear I tried
I tried, I tried to love

出典:Let Me Let You Go / 作詞・作曲:Taka・COLIN BRITTIAN・MADISON SIMMEN・Ashton Irwin・ELISHA NOLL

僕は君を愛そうとした。誓うよ。でも君がここにいないのに、どうやって君を愛するの?」と主張しています。

ここにも恋愛下手や「強がり」な性格があらわれているのではないでしょうか。

すでに別れてしまった今となっては、たしかに「ここにいない君を愛することはできない」でしょう。

付き合っているときに「愛そうとした」のも事実かもしれません。

しかし「愛しているからこそ、邪険に扱う」など、裏腹な態度が多かったのではないでしょうか。

「僕が君を振った」のに「君が僕に振らせた」というか、自分から別れを切り出しておきながら「君が僕に別れを切り出させた」という発想になっているところが問題のようです。

「強がり」なので、自分が悪いと認めることができず、すべて誰かのせいにしなくては気が済まないのでしょう。

It’s breaking me,
君を失った僕は どうしたらいい
Why’d you let me let you go?
I can’t breathe
ほかは何もいらない 君だけでいい
Why’d you let me let you
Go, oh, go
Why’d you let me let you go?
Oh, oh, go
Why’d you let me let you go?
Oh

出典:Let Me Let You Go / 作詞・作曲:Taka・COLIN BRITTIAN・MADISON SIMMEN・Ashton Irwin・ELISHA NOLL

日本語バージョンのサビです。

曲名を含む「なぜ君は、僕に君を手放させたの?」というリフレインが切なく響きます。

しかし、本当に「どうしたらいい」と嘆きたいのは「君」のほうでしょう。

「君」の立場になって考えてみると、振られたのは自分なのに「なぜ振らせたの?」と言われても困るはずです。

この別れによって「僕」がボロボロに傷ついたことはわかりましたが、その別れさえ「君」のせいにしてしまっています。

このままでは「君」とヨリを戻すこともできず、ほかの誰かと付き合っても同じことの繰り返しになりそうです。

「人に優しくする」とか、「自分が悪いときは他人のせいにしないで、素直に謝る」といった基本的な人間関係の改善点が浮き彫りになりました。

そこまで踏まえたうえでの曲名だったのでしょう。

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さいごに

実は「君」のほうが上手で、もう「僕」と別れたいと思っていたけれど、自分から別れを切り出すのは気が引けるので、「僕に振らせた」のでしょうか。

あるいは「僕」の恋愛下手や「強がり」すら包み込むような人があらわれたら上手くいきそうです。

もしかしたら「君」はそこまでわかっていて、少し「僕」と離れているだけなのかもしれませんね。

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