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ラストソング【Official髭男dism】歌詞の意味を考察!これがヒゲダンのラストソング?ドラマ「あと3回、君に会える」挿入歌

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ヒゲダンことOfficial髭男dism「ラストソング」の歌詞の意味を考察します。

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ラストソング 歌詞考察

ドラマの内容とヒゲダン物語の2本立て

幕が下りれば僕ら お互いに離れ離れ
皮肉なもんだな こんな時だけ
あっという間に過ぎ去るなんてさ

出典:ラストソング / 作詞・作曲:藤原聡

山本美月さん主演のドラマ「あと3回、君に会える」(2020年3月)の挿入歌「ラストソング」。

映像会社のディレクター玉木楓(山本美月さん)が、キッチンカーのイケメンシェフ澤村洸二(工藤阿須加さん)を取材した際、短期バイトの道林征史郎(眞栄田郷敦さん)の手に触れ、「人の背中に、会える回数が見える能力」がうつることから「時間の尊さ」に気づかされる、切ないラブストーリーです。

つまり「あと3回、君に会える」というドラマのタイトルは、「君」の背中に数字の「3」が見えていることになります。

そのドラマの挿入歌なので、「幕が下りる」のは背中に数字の「1」が見えた後に会っている状態かもしれません。

あるいは「ライブの幕が下りることで、ヒゲダンのメンバーと観客やスタッフら関係者は離れ離れになる」というバンドの物語や、独自のラブストーリーに置き換えられている可能性もあります。

いずれにしても「離れる(別れる)ときだけ時間が早く過ぎるように感じるのは皮肉なものだ」という話でしょう。

「またね」があれば どんなお別れもましになるね
いつ言えなくなるだろう? 考えちゃだめだよなあ
いつだとしても虚しくなるから

出典:ラストソング / 作詞・作曲:藤原聡

ドラマでは、背中に「1」が見えた後で会ったときには、もう「またね」はありません。

能力がある人には「ラス1」がわかりますが、現実では能力のない人ばかりのはずなので、最後に会うのが「いつ」なのかはわからないでしょう。

「二度と会わない」と言って別れたとしても、長い人生のうちに再会する可能性がないとは言い切れません。

そのような「ケンカ別れ」より、最後かもしれないと薄々勘づきながらでも「またね」と言い合える「お別れ」のほうが「まし」という意味でしょう。

ドラマと現実、いずれにしても「またね」が言えなくなるのはたしかに「虚しい」ですね。

ひと夏のきらめきが アイスを溶かしていく
それによく似たやるせなさには ほんの少しだけ
刹那の味が 甘く混ざりあう

出典:ラストソング / 作詞・作曲:藤原聡

「ひと夏の~アイス」には、生まれつき能力が備わっていたキッチンカーの短期バイト道林征史郎の心情が重なるでしょうか。

「あと何回、会えるかわかる」せいでつかの間の「きらめき」も「やるせなさ」に変わり、能力をうつしてしまうことで場を転々としなければならず、「刹那」(読み:せつな、意味:瞬間)的に生きるしかありません。

それでも一瞬一瞬の「きらめき」があるというように、「甘い」思い出も含みながら循環しているのでしょう。

今日が終わるのが 悲しいから
朝日よ2度と出てこないでと
時計をぎゅっとつねったら 慰めの音がしたよ
まだ遊びたりないよ もっと歌いたいのにな

出典:ラストソング / 作詞・作曲:藤原聡

1番のサビです。

「ラストソング」という曲名からも想像できるとおり、会えるのが「ラス1」だとわかっているのか、少なくとも覚悟しているような雰囲気が漂います。

もしドラマのような能力が備わり、ラストステージだとわかりながらライブを行うとすれば「ずっと今日のままがいい」と言っているような印象です。

地球最後の日でもまたね!

限りがあるからこそ 全ては美しいんだと
そんなド正論 臆病な僕には
しんどすぎて聞けたもんじゃないな

出典:ラストソング / 作詞・作曲:藤原聡

「限りが~美しい」という「ド正論」は、「限りがいつなのかはわからない」という前提があってこそ成立するのではないでしょうか。

「限りがいつ訪れるのか、わかる僕」にとっては「しんどすぎる話」になるのも当然です。

あるいは「楽しい今日が終わってほしくない」と思い詰めるほど「臆病な僕」なので、ドラマのような能力はなくても「終わりがあるほうが美しい」とは思えないのかもしれません。

月日を重ねる度 少しずつ出来ていく
クロスワードみたいな 心の隙間 埋められるのは
交わした言葉 約束の時間

出典:ラストソング / 作詞・作曲:藤原聡

「心の隙間」を「クロスワード」になぞらえて、「交わした言葉」と「約束の時間」で「埋める」という表現が詩的ですね。

いつのまにか積もった現在の「やるせなさ」を解消できるのは、過去の「きらめき」の思い出なのでしょう。

ドラマで、道林征史郎が玉木楓と「交わした言葉」や「約束の時間」を大切にしているようなイメージも重なります。

いつも終わってから 漂うのは
手持ち花火の火薬の香り
まとわりついて離れずに 指に残るまばゆい声と
青くて熱い耳鳴り もっと聴きたいのにな

出典:ラストソング / 作詞・作曲:藤原聡

青春時代の夏のワンシーンのようでもあり、ライブの思い出とも解釈できるようになっているところがヒゲダンらしいのではないでしょうか。

「香り、声、耳鳴り」という嗅覚と聴覚で過去を想起していて、リスナーそれぞれによみがえる思い出もあるかもしれません。

ライブツアーやMV撮影などの区切りがつくたびに「終わるのが悲しい」と「嘆く」ほど、ファンやスタッフとの絆を大切に思っている藤原聡さんだからこそ書ける歌詞ともいえそうです。

君と作り上げた思い出と
このハッピーを絶やさないように
僕は笑い声を立てる「またね」を届ける
嘆きの雨に 少し 濡れながら
地球最後の日だとしても

出典:ラストソング / 作詞・作曲:藤原聡

ドラマの「会える回数がわかる能力」を「地球最後の日がわかる能力」に拡大したようなイメージでしょうか。

どちらの能力も「僕=藤原聡さん」にはないはずですが、仮に何もかも「終わり」だとわかっても「君=リスナー」に「またね=ラストソング」を「届ける」という決意表明でした。

泣き笑いしながら「思い出」と「ハッピー」を大切にする藤原聡さんやヒゲダンのメンバーたちが目に浮かびますね。

ラストに1番のサビ(「もっと歌いたいのにな」追加)が繰り返されます。

「もし今日が地球最後の日だとわかっても、もっと歌いたい(=またね)というラストソングを届ける」と宣言し、それを体現した楽曲になっていました。

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さいごに

現実ではドラマのような能力はないので、「またね」と言える「ハッピー」があると解釈できます。

もちろん、結果的にこれがヒゲダンの「ラストソング」にはなりませんでしたが、どの曲がそうなるかはわからないので、これからも常に「またね」と歌い続けてくれるのではないでしょうか。

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