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ラストダンス【Eve】歌詞の意味を考察!ラストダンスを踊る意味とは?

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Eveさん「ラストダンス」の歌詞の意味を考察します。

メジャー1st(通算5th)アルバム「おとぎ」(2019年6月)の収録曲。

Eveさんが作詞・作曲した「ラストダンス」の歌詞をチェックしましょう。

ラストダンス 歌詞考察!

「ラストダンス」に込められた意味

ここに蔓延る摩天楼
君の確かな芽を摘んできた

叶えたいもの全て奪い攫っては
僕をねじ曲げてく

「ラストダンス」はEveさんのボカロ8作目でもあり、インディーズ時代の総集編のような内容です。

MVにも歌詞にも、通算4thアルバム「文化」(2017年12月)に収録されているボカロ2作目「ナンセンス文学」(2017年9月)とボカロ4作目「ドラマツルギー」、アルバム「おとぎ」に収録されているボカロ6作目「アウトサイダー」との関連性が見られます。

「摩天楼」は「高層ビル」のことなので、大まかには「都会で暮らすうちに、君は希望を見失い、僕は夢を見なくなった」といったニュアンスでしょう。

深読みすると、メジャーデビューアルバム「おとぎ話」に並ぶ楽曲(摩天楼)によって、リスナー(君)とEveさん(僕)のボカロ時代が終ろうとしている雰囲気が漂います。

価値観違い 嫌いなあいつは
滑稽なんて嗤いあって
上品な言葉 乗せあって待って焦って足掻いた
せっせ 知恵を絞って せっせ 欲をかいて
エゴに堕ちてゆけ

「嫌いなあいつ」は「ナンセンス文学」の「へそまがりなアンタ」、「嗤いあって」は「余裕ぶった君が嗤っていた」、「ドラマツルギー」の「嗤ってきた奴らに居場所はない」、「アウトサイダー」の「のさばってる奴らを~嗤っては泣いて」といった歌詞を連想できるでしょう。

これまでにもEveさんやリスナーと「価値観」が異なる「嫌いなあいつ」にあざ笑われる物語が描かれてきました。

ただ、Eveさんやリスナー自身にも「嫌いな部分」はあり、「嫌いなあいつ」を笑い返して逆に傷つくような場面も描かれていて、ネガティブな思考や行為を繰り返す限り、誰もが自己中心的な自我(エゴ)にとらわれたままになるという戒めでしょう。

あなたは言った 消耗品さ
だけど私は まだ考えてるわ
いつかまた こうやって
踊ってやってくれないか

1番のサビの前半です。

ナンセンス文学」で「僕ら~踊りあかそう」と呼びかけていたことを踏まえると、この楽曲がボカロ曲としての「ラストダンス」であり、集大成

Eveさんは「今回でボカロ曲に一区切りつけるけれど、いつか再開したときはまた盛り上がりたい」と考えているようです。

「あなた(Eveさん)はボカロが消耗品だと言うけれど、私(リスナー)はまだ続きがあるのではないかと考えている」とリスナーになりきって気持ちを代弁するやり方が、「こうやって踊る」の具体例でしょう。

辛気を纏った 少年少女
憂さを晴らした イエスマン患者
誰も何者でもないもの
真意を知れば最期になるならさ
舌が乾くまで話そうぜ

1番のサビの後半です。

「少年少女」は「アウトサイダー」の「少年少女揃いまして」、「イエスマン患者」は「ドラマツルギー」の「君も YES YES 息を呑んで」、「何者でもない」は「何者にもなれないで」という歌詞を連想できます。

悩みを抱えたリスナーはEveさんの信奉者となり、ボカロ曲によって救われたかもしれませんが、「Eveさんが神や医者、リスナーが信者や患者というわけではない」と忠告しているイメージです。

具体的に語るとボカロ活動が終わる可能性があるので、オブラートに包んだまま歌詞を紡いでいるのでしょう。

リスナーの少年に裏側を暴露

虚勢を張って 自分を失った
虚言を吐いて 幻になった

馬鹿になって 宙を舞って
したらもう 壊れてしまいました

「馬鹿~舞って」は「ナンセンス文学」にも出てくる歌詞で、「虚言を吐いて」は「嘘ばかりなアンタ」という歌詞を連想でき、全体的に「虚勢を張った」内容とも受け取れます。

つまり「ナンセンス文学」でいろいろ無理をしたので、Eveさん自身、大変な状況に追い込まれたという意味でしょう。

ドラマツルギー」には「触れたら壊れてしまった」、「アウトサイダー」には「僕をここで壊してくれないか」という歌詞も出てきます。

純粋で透明な少年のさ
感情に魔を差してやってんのさ

思い出して思い出して考えては
辿り着きさえもしないや

リスナーがこれまでのボカロ曲を「純粋」に受け止めすぎると「神と信者」のような構図になるので、そうならないようにあえてEveさんは苦労話を語る悪役に徹しているのかもしれません。

あなたが言った 本当の意を
世界の片隅で考えてるわ

冷えきった 嘘さえも
溶かしてやってくれるのなら

2番のサビの前半です。

「本当の意」は「ナンセンス文学」の「ホントの僕はいない~正解なんてないよ」の歌詞に呼応するでしょうか。

「冷え切った嘘」は2番冒頭の「虚言」と同様です。

リスナーには、これまでのボカロ曲の「本当」の部分をそっと汲み取り、「虚勢」や「虚言」の部分は信じすぎないようにしてほしいという話でしょう。

孤独を知った才能人と
明日を選んだ メランコリー患者

戻れない僕にさようなら
指を加えて 泣いても無駄だから
いつかまた

2番のサビの後半です。

「孤独」や「メランコリー患者」は「ナンセンス文学」(孤独、憂鬱)、「才能人」は「アウトサイダー」(天才)、「明日を選んだ」は「ドラマツルギー」(黒幕のお出まし)を表しているでしょう。

Eveさんはインディーズ時代にもボカロ歌唱と本人歌唱の両方を披露してきましたが、今後は基本的に本人(黒幕)歌唱のみ。

これまでのボカロ曲やボカロPとしての自分にいったん別れを告げ、シンガーソングライターになるという宣言です。

リスナーの少女は待ち続ける

最終列車を待つわ
あなたの帰りはないけど
ここに居るべきではないこと
今全てを飲みこめやしないけど

ボカロ曲が好きな「少女」(リスナー)は、これからも「最終列車」のようなボカロ曲が投稿される日を待ち続けることでしょう。

「ラストダンス」がひとまずの「最終列車」だったことを受け止めきれないリスナーもいるはずだと思いやっている感じがします。

遠くからみたら あなた幸せそうねでも
痛くて 痛くて 全部知ってるから

「少女」の目には、シンガーソングライター(SSW)になったEveさん(あなた)が「幸せそう」に見えます。

ただ、Eveさんの葛藤を「全部知っている」のはボカロ時代からのリスナーです。

そして僕ら逸話になって
今不確かな笑みを浮かべては
誰も知らなかった物語を今
君に話すから

1番のサビが繰り返された後に続くラストです。

「ラストダンス」ではボカロ時代の苦労とSSWになる葛藤が描かれていました。

ボカロ時代からのリスナーとEveさん(僕ら)の絆は、今後も語り継がれる(逸話になる)ことでしょう。

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さいごに

2021年9月にボカロ9作目「群青讃歌」が投稿されたので、「ラストダンス」はボカロ最後の曲にはなりませんでした。

Eveさんとリスナーの「逸話」はいつまでも語り継がれていますね。

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