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今夜このまま【あいみょん】歌詞の意味を考察!ビールで表現した男女のもどかしい関係性に迫る!

「今夜このまま」あいみょんさんのコメント

今回は、ドラマ「獣になれない私たち」の主題歌として書き下ろされたあいみょんさんの「今夜このまま」の歌詞を考察します!

ドラマは、新垣結衣さん演じる「深海晶」と松田龍平さん演じる「根元恒星」がクラフトビールバーで出会い、ぶつかり合いながら成長していく姿を描いたラブストーリーです。

ストーリーに欠かすことのできないビールとリンクさせて作詞したという歌詞は、個性的でありながら共感しやすい、あいみょんさんらしさが表現されています。

この楽曲についてあいみょんさんは、次のようにコメントしています。

ドラマはこれから始まるんですが、曲が完成した時は本当に達成感がありました。

今までの自分にない新たな楽曲を作れたのも、台本を読ませて頂いた中で得られた、もどかしい男女の関係性や感情の変化、台詞から滲み出るように浮かぶ表情。

そういったものがうまく私の五感を刺激してくれたからだとも思います。

ドラマに寄り添いながらも本当に自由に作詞作曲させて頂きました。

                          引用:https://natalie.mu/music/news/300361

それではさっそく歌詞考察を始めていきましょう!

今夜このまま 歌詞考察

恋に、仕事に、振り回される主人公

苦いようで甘いようなこの泡に くぐらせる想いが弾ける
体は言うことを聞かない 「いかないで」って 走って行ければ良いのに

冒頭からビールと絡めた歌詞が登場しましたね!

あいみょんさんのコメントにもあったように、この楽曲は、もどかしい男女の関係性や感情の変化をテーマに作られています。

ビールの泡のように苦くもあり甘くもある人生の中で、二人の中のいろいろな想いや気持ちが弾けます。

「体は言うことを聞かない 「いかないで」って 走って行ければ良いのに」の歌詞から、本当は自分の気持ちに正直になって行動したいのに、素直になれないという葛藤が伝わってきますね。

広いようで狭いようなこの場所は 言いたいことも喉に詰まる
体が帰りたいと嘆く 「いかないで」って 叫んでくれる人がいればなぁ

「広いようで狭いようなこの場所」は、おそらく生きにくい社会のことでしょう。

言いたいことも喉に詰まって言えずに、疲弊して体が悲鳴を上げている状態です。

ドラマの中でも、仕事ができるが故に、他の仕事まで押し付けられてしまった深海晶(新垣結衣)が、文句を言えず、不憫な思いをしていましたね。

そんな限界を迎えた体は「帰りたい」解放されたいと嘆き助けを求めますが、『誰も我慢しなくていいよ』、『無理しなくていいよ』とは誰一人として言ってくれません。

抜け出せない逃げ切れない よくある話じゃ終われない
簡単にさめる気もないから とりあえずアレください

もどかしい関係性、言いたいことも言えない窮屈な社会、そのどちらからも簡単に逃げ出せるわけじゃなく、そんな自分に葛藤しています。

簡単に解決できるようなよくある話じゃないから、「とりあえずアレください」と、お酒を飲んで忘れようとします。

「指先から始まる何か」とは?

消えない想いは 軽く火照らせて 飛ばして 指先から 始まる何かに期待して
泳いでく 溺れてく 今夜はこのまま 泡の中で 眠れたらな

思い通りに進まない恋も仕事も、お酒の力で飛ばしてしまいたい。

「指先から始まる何か」はLINEを通じて始まる良いことだと考えられます。

ドラマの中でも主人公が度々LINEを使っていました。

酒に溺れ、恋に溺れ、指先から始まる何かに縋る想いが伝わってきますね。

ビールのふわふわな泡に包まれて、心地よい夢の中に溺れることができたらどんなに幸せだろうか。

そんな期待も、真面目な主人公にとっては想像することしかできないのでしょう。

だんだん息もできなくなって 心の壁も穴だらけで
制御不能 結構不幸? 自暴自棄 です。

もどかしい関係の恋や、理不尽な仕事を押し付けられる辛い日々の中で、心はすり減りコントロールできなくなります。

自暴自棄になってもしょうがないですね。

彼女の小さな願い

そんなに多くはいらないから 幸せの横棒ひとつくらいで
満たされたい 満たしてみたい 乱されたい 会いたい いつかの誰かに

高望みするわけではなく、『辛』を『幸』にする横棒一本を望む主人公。

いつかどこかで出会えるであろう運命の人に翻弄されたいと願います。

こんなに生きづらく窮屈な世の中では、恋に身を任せてしまいたくなる気持ちもわかりますね。

やるせない やりきれない よくある話じゃ終われない
簡単に 辞める気もないから とりあえずアレ下さい

無くなるわけでもないし、進展するわけでもない、どっちつかずのもどかしい恋も仕事も、自分から終わらせることはできない主人公。

どうしようもない気持ちを晴らすためにとりあえずのアレを流し込みます。

アレと一緒に飲み込む想い

言えない想いは 軽く飲み込んで隠しちゃって 鼻の先に取り付いた 本音に油断して 
抱かれてく 騙されてく 今夜の夜風に 吹かれながら 揺れながら

想いはグッと堪えて飲み込みますが、少しだけ本音が漏れてしまいます。

抱かれ騙され、そのまま流されていく主人公の姿が浮かびますね。

ねぇ もう 帰ろう 帰ろう 影も もぅ ねぇ 薄くなって 
結局 味のない 味気のない 夜が眠る

帰ろう帰ろうと自分自身に何度も問いかける歌詞からは、いろんなことに終止符を打とうとしている主人公が浮かんできます。

自分の存在も少しずつ薄くなっていき、必要とされていないのかもしれないと思い始めると、毎日がさらに辛く悲しくなっていきますね。

そんなことを考えているうちに、なんの進展もないいつも通りの1日は終わっていきます。

彼女の願いは叶うのか?

癒えない想いが 加速するばかりなんだ 
止められない 放たれてく 夜になる 私はこのまま

恋でも仕事でも、つらい気持ちにけじめを付けたい主人公でしたが、好きという気持ちと仕事への不満は、自分でも止めようがないほどに溢れ出てしまします。

ビールを注いだときの泡の溢れるイメージとかけているのかもしれませんね。

消えない想いは 軽く火照らせて飛ばして
指先から 始まる何かに期待して 泳いでく 溺れてく
今夜はこのまま 泡の中で眠れたらなぁ
誰かの腕の中で 甘い夢を見ながら 眠れたらなぁ

繰り返されるつまらない日常の中で、偶然始まる「何か」を待ち望んでいる主人公。

ビールを飲みながら、この瞬間がずっと続けばいいのにと願います。

「誰かの腕の中で甘い夢を見ながら眠れたらなぁ」という歌詞からも、主人公の強い願望を読み取ることができます。

恋や仕事に疲れ、お酒に癒やしを求める女性の姿をうまく表現された曲ですね!

さいごに

いかがでしたか?

あいみょんさんらしい、聞く人に寄り添った共感しやすい歌詞が素敵な楽曲でした!

ドラマのストーリーともマッチして、より深く感情移入できましたね!

今後の楽曲にも注目です!

あいみょんさんの他の曲の歌詞考察も行っているので、ぜひご覧ください!