愛知発の男女混合大人気グループ・緑黄色社会。今回は『恋って』の歌詞を考察しようと思います。
ABEMAでスタートする恋愛番組「恋のコーチは元恋人」の主題歌に起用された『恋って』。
純粋無垢な恋心をまっすぐに届く青春ソングです。早速歌詞を見ていきましょう。

『恋って』歌詞考察
恋の始まりは無自覚

主人公は、友達以上恋人未満の相手に恋心を抱きそうになっているというシチュエーションにいる様子。
自分でも意識のしていなかった恋心が鼓動になって響いているようです。意外にも恋は自分が気付かないうちに始まりますよね。そんなドキドキ感が主人公の胸に広がっています。
”いい加減な返事だけど嫌な顔しないでね”
これは、相手に「好き」だとばれないようそっけなくしてしまった状況でしょうか。嫌われたくない気持ちの狭間で葛藤しているのでしょう。
そして次回の約束までの間、相手をこっそり想って”また会えるな”と期待する主人公。
でもやっぱり、相手にばれないように、期待もそっと秘密にしているのです。
恋への疑問

恋への疑問が止まらない主人公。
恋のはじまり、おわり、見つけ方、深まり方、求め方、叶え方。全方位を知りたがっています。
誰かを想うがゆえに、「恋」そのものへの思いが高まっているのでしょう。
既に主人公の恋がスタートしているのが分かりますね!
でもなんだか、もう恋をしている自分を認めたくないようなこそばゆい気持ちも伝わってきます。
主人公の相手は・・・

2番の冒頭。1番の頃より恋心が深まっていっているのが分かります。
なぜなら主人公は想い人と両想いになれたからです。
”ふたり紅く染まる”という言葉からは、ふたりが両想いになっている証が想像つきます。
でもまだ付き合うところまでに発展したかは定かではありません。
”何から何まで手につかなかった”―。恋煩いで何にも手につかないぼーっとしている主人公の様子が目に浮かびますね。恋の渦中にいる心情がひしひしと伝わってきます。
約束の場所で好きな人と出会えた主人公。
照れで頬が紅く染まるように、ふたりの心も染まっていく甘酸っぱさが伝わる歌詞です。
恋はどうやって?

2番サビ。主人公のまっすぐな思いが綴られます。
相手を想っている間は、そのことしか考えられませんよね。
楽しい気持ちと、悲しい気持ちが交錯して、いろいろな感情が胸に渦巻きます。
そんな主人公を形容したサビです。
恋への疑問に気付く

主人公はずっと「恋」がどうやって始まるか、深まるか…と疑問を持っていました。
しかし、自分が恋をしていると自覚した今、疑問への答えが自分の心の中で明かされます。
”きっかけなんてもうなんでもよかったの”
恋を知った主人公は、恋が形成させるプロセスそのものなんかがどうでも良かった事実に気づきます。
大事なのは”恋をしたの私 あなたに”という事実だけ。そのシンプルな答えに「恋」の全てが詰まっていますね。
恋はすべてを変えてくれるから

主人公たちが付き合ったかどうかは定かではありませんが、この楽曲で大事なのは「恋がいかに幸せをもたらしてくれるか」ということ。
恋は「始めよう」と思って始まるものでもなく、「終わろう」と思って終わるものでもありません。
主人公は自分の恋心を通じて、人生が豊かになっているのを感じている様子。
恋の力にキラキラと輝く主人公でラストが飾られます。

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おわりに
まっすぐな恋心を描いた『恋って』いかがでしたか?
経験したことのあるようなモヤモヤ感や幸福感に満ちており、恋の真髄に迫った優しい楽曲。
これからの緑黄色社会の活躍にも注目ですね!