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恋人ができたんだ【My Hair is Bad】歌詞の意味を考察!元恋人への未練から離れる方法とは?

マイヘアことMy Hair is Badの「恋人ができたんだ」は、2016年10月にリリースされた2ndアルバム「woman’s」に収録されています。

作詞・作曲はボーカル&ギターの椎木知仁さんが担当しました。

今回は「恋人ができたんだ」の歌詞の意味を考察します。

恋人ができたんだ 歌詞考察

元恋人に未練が残っている?

タイトルそのままの歌詞から始まります。

同性の友だちにおめでたい報告をするかのようなセリフです。

真剣な付き合いなら友だちも心から祝福し、「どんな子?どこで知り合ったの?」などと質問したくなる状況でしょう。

ところが主人公は「君」の近況を知りたがっています。

「君」とは最近会っていない誰かのことで、主人公は友だちと話しているわけではなさそうです。

恋人ができたんだ
君には似ても似つかないんだ
君の調子はどう?君の調子はどうだい?

タイトルや「君」への質問が繰り返され、「君」は元彼女らしいことが明らかになってきます。

しかも主人公の独白です。

こうなると「新しい彼女ができた」という幸せな展開より、元彼女への未練のほうが際立ちます。

元彼女の存在をいまだに意識しているからこそ、わざわざ別のタイプの女性を好きになったのかもしれません。

恋人ができたんだ
先のことも考えてるんだ
君の調子はどう?君の調子はどうだい?

新しい彼女とは結婚を前提とした付き合いのようです。

それなのに過去を振り返り続けているのはなぜなのでしょうか。

もしかしたら新たな恋の話は嘘なのではないかという疑惑すら浮上します。

結婚するつもりがあるところまで本当だとしても、どこか無理してこじらせているような感じです。

恋人ができたんだ
遊園地にも一緒に行ったよ
君の調子はどう?君の調子はどうだい?

主人公にとって、元彼女と出かけた遊園地でのデートは大切な思い出なのでしょう。

そのためまるで上書きするかのように、新しい彼女とも遊園地に行く必要があったイメージです。

元彼女との付き合いは、いつまで経っても忘れられないほど鮮烈な恋だったのかもしれません。

別れる と 離れる は似たようで違うみたいだ
僕らも二人と呼ばれてたね

元彼女とは「別れた」ものの、主人公の心や記憶から元彼女はまだ「離れていない」ことが伝わってきます。

それでも主人公は元彼女との交際が過去形であることを改めて認識しているので、よりを戻したいわけではなさそうです。

未練が残っているのは「かつての2人」が経験した、二度と戻れない過去なのでしょう。

出会ってしまった 通じ合ってしまった
それは消せないけど
奪ってしまった 奪われていった
心を返してもう眠ろう
街ですれ違ったって 思い出したって
話しかけないでね
恋は薄まって でも愛はまだ残っているよ
もう会えないよ
だって 恋人ができたんだ

現在進行形の新しい彼女を真剣に愛しながらも、「かつての2人」を思い出さずにはいられないほど燃え上がった恋だったようです。

当時の恋心こそ薄れたものの、主人公は元彼女のことを今でも愛しています。

もしお互いに新しいパートナーがおらず、街でばったり出くわしたら、本当はよりを戻したかったのかもしれません。

しかし主人公には新しい彼女ができたので、叶わぬ願いです。

「恋人ができた」の真意

でも もしも 君を知らなかったら
今の 恋人も 好きになってなかったんだろう
顔も 歳も 話し方も 好きな物さえも違う
番号も 指輪も 下着の場所も 写真も
録画していたあのドラマも
もう覚えていなくてもいい 忘れてしまってもいいのに

元彼女への未練を断ち切るために、新しい恋へと踏み出した可能性が高くなってきました。

あるいは将来の結婚相手として長く付き合うことを考えると、好きになる女性のタイプが変わったのかもしれません。

たとえば外見が好みで、趣味が合い、一緒に遊ぶと楽しい相手は、一生の思い出となるほど盛り上がる恋愛に向いているでしょう。

ところが燃え尽きるような交際を経て、性格や生活観、経済観念や仕事に対する考え方などを重視する落ち着いた方向へと変化することもあります。

心配なのは、元彼女を忘れようとして意図的に元彼女とは違うタイプを選んだ場合です。

自然と好みが変わったのでなければ、やはりこじらせているのではないでしょうか。

恋人ができたって
君からちゃんと聞いていないよ
どうか幸せに

くどいほど「恋人ができた」と連呼していた理由がようやく判明しました。

主人公は、元彼女に新しい彼氏ができたことを人づてに聞いてしまったのです。

できれば元彼女から直接報告してもらいたかったに違いありません。

主人公にとっては、たとえ別れても、結婚相手となるような恋人ができたら連絡し、祝福するべき大切な間柄だったはずなのです。

要するに、主人公は元彼女に言ってもらいたかった言葉を、脳内で繰り返していたことになります。

その言葉を言うために、元彼女とはタイプが異なる結婚相手を見つけたのかもしれません。

愛し合ってしまった 繋がってしまった
それは消せないけど
奪ってしまった 奪われていった
心を返してもう眠ろう
時間が経って 思い出せなくなって
忘れてもいいよね
恋は薄まって でも愛はまだ残っているの?
もう会えないよ
僕ら 恋人ができたんだ

元彼女は主人公に対して未練を残しておらず、こじらせることなく新たな恋へと踏み出したのでしょう。

主人公との交際を大切な思い出として心に留めていたとしても、わざわざ元恋人に新たな恋愛について報告するという発想には至らなかっただけなのではないでしょうか。

元彼女の主人公に対する現在の思いは「人間愛」に近いものかもしれません。

主人公は今でも元彼女のことを愛しているといいますが、それは「未練」です。

新しくできた彼女のことを本当に愛しているのであれば、これほど元彼女に「執着」する必要はありません。

未練から離れるためには過去や未来ではなく、今、この瞬間に全集中し、現在を生き続ける方法が考えられます。

まだ時間はかかりそうですが、元彼女への未練が「過去の思い出」として昇華され、新しい彼女との「現在進行形の愛」が長続きするといいですね。

さいごに

脇坂侑希監督による「恋人ができたんだ」のMVには俳優・モデルの清原翔さん、女優の志保さんが出演し、よみうりランドなどで撮影された写真が効果的に使われています。

現在進行形の動画ではなく、思い出の写真ということ。

つまり清原翔さんが演じた男性は主人公の「僕」ですが、志保さんが演じた女性は「新しくできた彼女」ではなく、元彼女の「君」になります。

どうにか未練から離れられるといいですね。

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