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優しさの剣【Novelbright】歌詞の意味を考察!ドラマ「漂着者」主題歌!優しさが剣になる理由とは?

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ノベブラ(ノーブラ)ことNovelbrightの「優しさの剣」は、秋元康さん企画・原作・脚本、斎藤工さん主演、元・乃木坂46の白石麻衣さん出演のドラマ「漂着者」(2021年7月~)の主題歌として書き下ろされ、9月に配信リリースされました。

漂着者、記憶喪失、予言、SNS、ネット」といったキーワードやモチーフが特徴的なドラマと楽曲の関係性、「優しさ」と「剣(つるぎ)」という相反する矛盾語法(撞着語法)が用いられたタイトルの意味などが気になるでしょう。

ボーカルの竹中雄大さんが作詞・作曲、ギターの沖聡次郎さんも作曲した「優しさの剣」の歌詞について考察します。

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優しさの剣 歌詞考察!

タイトル「優しさの剣」の意味

深い眠りだった夢の中
争いを避けて通れない道を歩いていた
鳴り止まないな 悲しみが
安らぎを求めた先に希望はあるのかv

ドラマ「漂着者」は、全裸で新潟県の海岸に漂着した記憶喪失者・通称ヘミングウェイ(斎藤工さん)を巡るミステリー。

取材する新聞記者(白石麻衣さん)、身元引受人のNPO法人主宰者(野間口徹さん)、事件の関与を疑う刑事(生瀬勝久さん)、発見時にスマホで動画を撮影・SNSで拡散し、動画チャンネル「ヘミちゃんねる」を開設する女子高生3人組(元・AKB48の太田奈緒さん他)などが出演しています。

秋元康さん企画のドラマといえば、元・乃木坂46の西野七瀬さんが出演した「あな番」こと「あなたの番です」(2019年4~9月)もありました。

野間口徹さんと共に「あな番」にも出演した生瀬勝久さんに着目すると、「ケイゾク」(1999年1~3月)、「TRICK」(2000年7~9月)、「SPEC」(2010年10~12月)といったコメディ路線のミステリーも連想できます。

「優しさの剣」の主人公は、こうした流れを汲んだ謎だらけのドラマ「漂着者」のヘミングウェイ

記憶を失っているので「夢の中」、県内で起きる女児連続殺人事件などが「争い、悲しみ」、安らぐ相手は恋人となる新聞記者・新谷詠美(以下、詠美)です。

間違いだらけの世界から
抜け出す一筋の光は
愛する気持ちの中 夜明けはすぐそこ

記憶喪失や事件など、おかしなことばかりが起きる状況から脱する糸口は、詠美を「愛する気持ち」にあると確信するヘミングウェイ。

自分では何もわからないまま女児連続殺人事件の予言をして、ネットで拡散され、予言者となっていくのが「暗闇の夜みたいな世界」なのでしょう。

記憶を取り戻し、一連の事件や予知能力、特殊な第六感をもつ遺伝子などの謎が解決し、真実が明らかになるのが「夜明け」です。

そっとあなたの心の中にある
優しさの剣(つるぎ)を取り出して
不安を切り裂いて
きっとこの手と手取り合って寄り添えば
温もりに包まれ幸せの朝陽が照らすよ

「優しさ」が「剣」という武器になる理由は、「不安を切り裂く」からでした。

また、詠美や刑事の柴田も家族にまつわる大きなトラウマを抱えていて、ヘミングウェイはそれを見抜きます。

心の傷に向き合って解消するためには、自分を切り裂くほどの覚悟が必要なので、「優しさの剣」という矛盾語法を用いたのでしょう。

ヘミングウェイと詠美が力を合わせることで万事解決するよう願っています。

身元引受人・ローゼン岸本が主宰するNPO法人「しあわせの鐘の家」の「朝陽」も連想できるところは少々不気味かもしれません。

愛の詩を叫んでいるのは誰?

理想と現実の狭間に居た
迷いながらも答えを見つけ進まなくちゃな

勝ち負けばっかりの世界線
心削り合う最前戦
暖かい風を受けて 愛の詩叫んだ

1番ではドラマの主人公ヘミングウェイの心情が描かれていましたが、2番は作詞した竹中雄大さん自身も混ざっているイメージです。

ドラマの内容に寄り添うと、ネットで拡散される情報と「現実」のギャップに戸惑いながらも前に進むしかない、と解釈できます。

竹中雄大さん自身だとすると、売り上げやランキングを気にしなければいけない音楽業界で、悩みを抱えながらも音楽活動に邁進する様子が伝わってきます。

1番で「夜明け」に続いて「朝陽」が昇ったので、太陽によって「暖かい風」が吹いたのでしょう。

「ドラマのタイアップ」という「暖かい風」を受けたことによって、「優しさの剣」という「愛の詩」ができあがったとも考えられます。

「愛の詩」を叫んでいるのは、ヘミングウェイと竹中雄大さんの両方でしょう。

何度悲しみの夜が訪れても
一人じゃないと知ったら 煌(きらめ)きが
僕を連れ出した
やっと出逢えたよ 生きていく喜びに
どんな未来になっても構わない あなたが居てくれれば

ドラマの企画者・秋元康さんは、Novelbrightとヘミングウェイの境遇が似ていると指摘しています。

たしかにNovelbrightは路上ライブの模様がSNSで拡散されることによって注目度が高まりました。

ヘミングウェイは海岸に漂着したところから動画で拡散され、女子高生が運営する動画サイトに出演することで国民的な人気者になります。

ただ、ネットで話題になるという「情報の海」に飲まれるような状況に陥ると、何かと大変なことも増えるものです。

それでもヘミングウェイにとっては詠美、Novelbrightにとってはファンがいたから「生きる喜び」を感じるようになった、という話でしょう。

僕ら悩み嘆き精一杯生きていく
一瞬で消える日もあるけど
そんな目まぐるしく変わっていく毎日でも
いつか報われるから そう信じて

大変なことが起きても、忙しい毎日でも全力で生きると誓う主人公。

ドラマを堪能しつつ、Novelbrightの今後も応援していきたいですね。

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さいごに

須永秀明さん監督・編集による「優しさの剣」のMVには、ドラマ「漂着者」でヘミングウェイを発見した女子高生3人組の1人・リモ役を演じている吉田志織さんが出演しています。

ドラマで漂着者の情報がネットで拡散される様子を「情報の海」と捉えて表現しているため、Novelbrightのメンバー5人は海に飲み込まれそうになりながらも力強く演奏しています。

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