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君がいない夜を越えられやしない【あいみょん】歌詞の意味を考察!対比が生む感情のコントラスト!

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2016年11月30日に発売されたあいみょんのメジャーデビューシングル「生きていたんだよな」に収録されている「君がいない夜を越えられやしない」について考察していきます!

今となってはアーティストとして不動の地位を築いたあいみょんさんですが、デビューシングル「生きていたんだよな」を発売した時点ではまさにこれから駆け上がっていく挑戦者の立ち位置でした。

そのCDに入っている「君がいない夜を越えられやしない」は今聴いてもあいみょん節が炸裂しています!

また当時弱冠20歳だったとは思えないほど作詞能力も高く、同作ではあらゆる作詞のテクニックが散りばめられています。

中でもこの「君がいない夜を越えられやしない」は『対比』を有効活用したお手本のような歌詞になっています。

では、歌詞の考察を始めていきましょう!

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君がいない夜を越えられやしない 歌詞考察

二人だけの夜から生まれる、二人だけが分かる感情

君を抱いた夜は眠れないよ
キスをしていたいなあ
胸のやわらかさとか吐息とか
耳にまだくらいついてるから

出典:君がいない夜を越えられやしない / 作詞・作曲:あいみょん

この曲には「君」という二人称は登場しても「僕」や「私」といった一人称は出てきません。

「君」は性別を問わない二人称なので、敢えて性別を意識させないよう配慮しているのではないかとも思えますね。

しかし、好きな人と過ごす時間や、相手への想いに性別は関係ありません。

「君を抱いた夜は眠れないよ キスをしていたいなあ」という気持ちは経験したことのある方なら、誰もが共感できるフレーズではないでしょうか?

幸せいっぱいに満ちた時間の余韻に浸っている様子が伝わってきますね。

「胸のやわらかさとか吐息とか 耳にまだくらいついてるから」は甘さたっぷりですね。

耳にまだ残っているという言い方ではなく、「耳にまだくらいついているから」という言い方だからこそ印象としては強いですね。

ほんのり耳に残っているのではなく、耳に強烈に残っていることが伝わってきます。

足を絡めて探りあてる
心地良い二人の触れる場所

出典:君がいない夜を越えられやしない / 作詞・作曲:あいみょん

これも経験したことのある人なら何となく共感できてしまう部分ですね。

この感情を言葉にするのは難しいですが、身体的にも精神的にも落ち着ける場所を二人で静かに確かめ合っている状態ですよね。

明確な正解の場所はなく、また一番いいと思った場所を探り当てられても、しばらくするとその位置を変えたくなることもあります。

そんな曖昧で不確かなものでありながら、誰もが思い当たる節のある感情というのは不思議ですね。

もう君がいない夜を越えられやしない
朝の眩しい青い空と
脱ぎ捨てられた下着が光る日々が
ずっとずっと続けばいいなあ

出典:君がいない夜を越えられやしない / 作詞・作曲:あいみょん

タイトルでもあり、サビの頭で何度も出てくるこの「もう君がいない夜を越えられやしない」。

キャッチーなので記憶に残りやすいですし、心境や状況も分かりやすいフレーズですよね。

「朝の眩しい青い空と

 脱ぎ捨てられた下着」この二つの対比、とても印象的ですよね。

とても爽やかな言葉とややエロティックを感じさせる言葉。

朝と夜の対比でもありますし、静と動の対比のようにも感じます。

ただ爽やかなだけ、ただ甘いだけの時間でだけでなく、あらゆる時間を二人で過ごすことで関係はどんどん深まっていくものではないでしょうか。

この対比が二番以降も重要なポイントになってきます。

どんなに幸せな状況下でも不安はある

背中合わせながら夢を語る
どんな顔してるのかな
今すぐ抱きしめてこのまま
二日ほどこのままでいたい

出典:君がいない夜を越えられやしない / 作詞・作曲:あいみょん

「背中合わせながら夢を語る」

これも個人的には物凄く共感できます。

どうして向かい合いながら話すのではなく、背中合わせで話すのか。

先ほどと同様にこれも明確な理由はありません。

その時、なんとなくそれが心地いいから、という理由です。

理屈で考えるとおかしいのですが、その場の当事者なら分かる話なんですよね。

恋や愛というもの自体がそんな曖昧さや矛盾を持ったものなんでしょうか。

「今すぐ抱きしめてこのまま 二日ほどこのままでいたい」

ちょっとした現実逃避、これも今の時間が幸せだからこそやってしまうことでもありますよね。

好きすぎる事が嫌になる
嫌われることを恐れてる

出典:君がいない夜を越えられやしない / 作詞・作曲:あいみょん

ここまでとはちょっと違ったややネガティブなアプローチです。

その分、ここが主人公の本音として色濃く出ているようにも感じられる部分です。

「好きすぎる事が嫌になる 嫌われることを恐れてる」

どちらも恋によって生じた負の感情。

贅沢な悩みと言えばそれまでですが、本人は至って真剣に悩んでいます。

幸福感と不安。ここも一つの対比になっています。

もう君がいない夜を越えられやしない
目を閉じるのは簡単だけどさ
瞼の裏はもう飽きるほどに
ずっとずっと君を映しているよ

出典:君がいない夜を越えられやしない / 作詞・作曲:あいみょん

「目を閉じるのは簡単だけどさ

 瞼の裏はもう飽きるほどに

 ずっとずっと君を映しているよ」

目を開けている間はもちろん、目を閉じても「君」が頭に浮かんでいるという意味ですね。

寝ても覚めても、というのはまさにこの状態ではないでしょうか。

幸福と不安、光と影のコントラスト

もう君がいない夜を越えられやしない
目を閉じるのは簡単だけどさ
瞼の下はもう寝不足だよ
どうかずっとずっとそばにいてよ

出典:君がいない夜を越えられやしない / 作詞・作曲:あいみょん

今までほど分かりやすくはありませんが、ここでも対比が見られます。

「瞼の下はもう寝不足だよ」

というのは二番のサビでもあったように、寝ても覚めても「君」のことを考えているから寝不足状態だということです。

二番サビではそう表現することで「君」への想いの強さを表していました。

しかし、最後の一文では「どうかずっとずっとそばにいてよ」とやや不安げな様子が伺えます。

一番サビでは幸せいっぱいな様子でしたが、その時は「どうか~してよ」といった表現は出てきませんでしたよね。

二番Bメロでも不安な胸中を漏らしていたので、その気持ちが「どうかずっとずっとそばにいてよ」に繋がっていると思われます。

もう君がいない夜を越えられやしない
朝の眩しい青い空と
脱ぎ捨てられた下着が光る日々が
ずっとずっと続けばいいなあ

出典:君がいない夜を越えられやしない / 作詞・作曲:あいみょん

一番サビと同じ歌詞です。

先ほどのやや不安な気持ちが生じていたことから考えると、爽やかさの裏側に何か暗いものも含まれているようにも見えますね。

光と影。

ここも対比ですね。

対比によってコントラストが強くなり、一つの出来事や感情がより浮かび上がってくるように感じられます。

ただ幸せいっぱいなだけでは聴く人の共感は得られません。

恋の酸いも甘いもしっかりと描いているからこそ、こんなに心に響いてくるんですね。

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さいごに

若者に絶大な支持を得ているあいみょんさん。

その理由はこういったありのままの気持ちをそのまま書けるという部分にもあったんですね。

こういった恋愛の歌詞が多いあいみょんさんですが、恋愛以外のテーマでも共感できるような曲がたくさんあります。

これからも感情や表現の幅を広げていくことで、幅広い層からも人気を集めていくのではないでしょうか。

今後のあいみょんさんの活動から目が離せません!

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