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喜劇【星野源】歌詞の意味を考察!よそ者が仮初の家族と暮らして見つけた答えとは?

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今回は、人気シンガーソングライター・星野源さんの新曲「喜劇」の歌詞を考察してきたいと思います。

2022年初のリリースとなる今作は、4月9日から放送が開始されるアニメ『SPY×FAMILY』のエンディング主題歌として書き下ろされた楽曲です。

アニメの予告では新曲「喜劇」の一部を聴くことができ、物語の世界観が反映された歌詞と温かいメロディーが印象的。

なお、オープニング主題歌はOfficial髭男dismが担当されています。

アニメのあらすじ、楽曲コメントと合わせてみていきましょう!

アニメ『SPY×FAMILY』

少年ジャンプ+で連載中の漫画作品。

閲覧数やコメント数、発行部数における最高記録を塗り替えた、ジャンプ+初の大ヒット作です。

あらすじ

舞台は東西で国が分かれたヨーロッパ風のとある地域。西国の凄腕スパイとして暗躍する〈黄昏〉に課された任務は、危険人物ドノバン・デズモンドの動向を探ること。

慎重なデズモンドが唯一現れるのは、息子のダミアンが通う名門・イーデン校での懇親会のみ。

格式高いイーデン校に潜入するため、〈黄昏〉は養子縁組と偽装結婚で偽りの家族を手に入れる。

しかし、妻・ヨルの正体はプロの殺し屋、娘・アーニャは心が読めるエスパー。

それぞれの正体は秘密のまま、「家族としての普通の日常」を送るために日々のトラブルと奮闘するホームコメディ。

アニメの放送が楽しみですね!

楽曲コメント

星野源さんのコメントをご紹介します。

『SPY×FAMILY』のロイド、アーニャ、ヨルたち“家族”のことを想いながら、そして“家族”という言葉の意味を想いながら制作しました。

完成した楽曲を聴きながら、木は青々と茂り、花は咲く、暖かいこれからの季節にとても似合う曲だなと感じています。

新曲「喜劇」をぜひ沢山聴いて頂き、初回放送のどこで楽曲が流れるのか、“わくわく”していただければ幸いです。

アニメに登場するアーニャのように”わくわく”しながら楽しめる楽曲に仕上がっているそうです。

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喜劇 歌詞考察

考察の中で物語の内容に触れます。
まだご覧になっていない方は、ネタバレにご注意ください。

争い合って 壊れかかった
このお茶目な星で
生まれ落ちた日から よそ者
涙枯れ果てた
帰りゆく場所は夢の中

この曲は、メインキャラクターの諜報員<黄昏>(ロイド・フォージャー)の目線で描かれています。

西国(ウェスタリス)で生まれ育ったロイドは、西国1の敏腕スパイとして東国(オスタニア)に潜入します。

「争い合って 壊れかかった このお茶目な星で」という歌詞は、戦争が終結しても冷戦状態が続いている2国を指しているのでしょう。

諜報員としては、百の顔を持つ男と呼ばれるほど変装の名人で様々な場所に潜入しミッションを遂行します。

顔を変え、名前を変え潜り込むロイド。

そうした意味では、(偽名を使って)他人になりすます=「生まれ落ちた日から よそ者という歌詞があてはまるのかもしれません。

何度もミッションをこなすうちに、ターゲットへの同情や、自らの過去への悲しみは消え失せます。

「帰りゆく場所は夢の中」とは、安心して自分を出せるのは夢の中だけだという意味と、特定の帰る場所なんてないという意味が込められているように感じました。

零れ落ちた 先で出会った
ただ秘密を抱え
普通のふりをした あなたと
探し諦めた
私の居場所は作るものだった

あの日交わした
血に勝るもの
心たちの契約を

ミッションの中で出会ったヨルとアーニャ。

スパイファミリーのメインキャラクターは、それぞれが秘密を抱えていますが、お互いに打ち明けてはいません。

「探し諦めた 私の居場所」とは、この曲のテーマである【家族】のことでしょう。

62話では、戦争が始まった頃のロイドの過去が描かれていましたね。

また、物語の中で”もう顔も覚えていない母の腕の中が好きだった”と発言していることから、家族との繋がりはないのかもしれません。

諜報員として「生まれ落ちた日から よそ者」の日々を過ごしてきたロイドにとって、ヨルとアーニャの3人で作る家族は、たとえ仮初めの家族であったとしても、1つの帰る場所になったのではないでしょうか?

本物の家族の血は混ざってないにしろ、「血に勝る心たちの契約」=絆の深さが読み取れますね。

手を繋ぎ帰ろうか
今日は何食べようか
「こんなことがあった」って
君と話したかったんだ
いつの日も
君となら喜劇よ
踊る軋むベッドで
笑い転げたままで
ふざけた生活はつづくさ

幸せそうな家族の姿が描かれます。

手をつないで帰って、今日あった出来事を話す。

何気ない日常のワンシーンですが、これまでの過去を振り返ると喜劇のような幸せな日々です。

3人のふざけた生活がいつまでも続いてほしいですね。

劣ってると 言われ育った
このいかれた星で
普通のふりをして 気づいた
誰が決めつけた
私の光はただ此処にあった

あの日ほどけた
淡い呪いに
心からのさよならを

これはロイドの父親からの言葉でしょうか?

62話では、戦争ごっこなんてしょうもないことはせずに、勉強しなさいと怒られていました。

諜報員になってからも常に優秀さを求められたロイド。

潜入先で普通の人のふりをして気づいた光というのは、人それぞれ違って良いのだということなのではないでしょうか?

少しずつみんな違ってみんな良いのだと思い始めていたロイドは、ヨルとアーニャに出会い、家族として暮らしていく中で、ほどけかけていた呪いを完全に拭い去ることが出来ました。

顔上げて帰ろうか
咲き誇る花々
「こんな綺麗なんだ」って
君と話したかったんだ
どんな日も
君といる奇跡を
命繫ぐキッチンで
伝えきれないままで
ふざけた生活はつづく

どんな日であっても君と一緒に過ごしたい、このふざけた生活をずっと続けていきたいという想いが歌われています。

これは、ロイドだけでなく、この曲を聴く多くの人にあてはまる歌詞ですね。

スパイファミリーのラストで、仮初の家族がどうなるのか、今から楽しみでなりません。

仕事明けに
歩む共に
朝陽が登るわ ああ
ありがとうでは
足りないから
手を繋ぎ

ロイドがヨルやアーニャに対して「ありがとう」という言葉では言い表せないほど感謝していることが分かります。

最初はぎこちなかった家族が、物語が進むにつれて本物の家族のように成長していく姿もスパイファミリーの見どころの一つですね。

さあうちに帰ろうか
今日は何食べようか
「こんなことがあった」って
君と話したかったんだ
いつの日も
君となら喜劇よ
踊る軋むベッドで
笑い転げたままで

サビはほとんど同じ内容ですが、アーニャが今日学校であったことを二人に楽しそうに報告している姿が浮かびます。

永遠を探そうか
できるだけ暮らそうか
どんなことがあったって
君と話したかったんだ
いつまでも
君となら喜劇よ
分かち合えた日々に
笑い転げた先に
ふざけた生活はつづくさ

「永遠を探そうか」「できるだけ暮らそうか」

ロイドがこのミッションが終わっても、二人と家族として過ごしていきたいと思っていることが読み取れます。

ミッション遂行のために集まった仮初の家族。

歌詞冒頭では「涙は枯れ果てた」と歌っていたロイドでしたが、二人と過ごして自分の帰る場所を見つけたことで、人としての幸せを感じることが出来たのかもしれませんね。

どんな日々でも君が居てくれれば「喜劇」になる。

星野さんの家族への想いが込められた素敵な楽曲でした!

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さいごに

いかがでしたか?

アニメの放送が楽しみです!

星野さんのこれからの活動も目が離せません!

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