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蹴っ飛ばした毛布【ずっと真夜中でいいのに。】歌詞の意味を考察!周りが望むもの、主人公が出した答えとは?

2019年10月30日にリリースされた1stフルアルバム「潜潜話」に収録されている「蹴っ飛ばした毛布」について考察していきます!

ファンの間では前作の「正義」とこの曲は繋がっているのではと言われています。

その理由は

  • どちらもMVのイラスト&アニメ担当が革蝉さん
  • 「正義」で登場した女の子と「蹴っ飛ばした毛布」の女の子が似ている
  • 「正義」で登場した万年筆が「蹴っ飛ばした毛布」でも出てくる

以上のことから、MVだけでなく歌詞も「正義」と繋がっているようにもとれます。

「正義」を既に知っているという方はもちろん、「蹴っ飛ばした毛布」で初めてずっと真夜中でいいのに。さんを知ったという方でも楽しめる内容です。

「正義」を知らない方で、もっと今作について深く知りたい場合は「正義」も一度ご覧いただければと思います。

では、歌詞の考察を始めていきましょう!

蹴っ飛ばした毛布 歌詞考察

忘れられない過去の温もり

要らないよ 食べかけの借りた映画も
忘れたいよ 自分のものでしかない約束も
求めすぎた 勇気なんて捨てたいや
待ちくたびれた 久しぶりだねって言えた覚悟
どうか思い出になんかしないで

「要らないよ 食べかけの借りた映画も」の部分は、レンタルした映画を途中で見飽きてしまった状態を想像させますよね。

「忘れたいよ 自分のものでしかない約束も」で、先ほどのフレーズが単に映画の話だったわけではなく、過去誰かと何らかのトラブルがあったせいでそういった心境になったことが分かります。

「自分のものでしかない約束」から、相手は約束とすら思っておらず、こちらの一方通行だったことが伺えますね。

「待ちくたびれた 久しぶりだねって言えた覚悟」では、トラブルが起こった人と久しぶりに会えたことが分かると同時に、どれだけその人に会いたかったかという想いが溢れ出ています。

「どうか思い出になんかしないで」というフレーズで、その人は恋人だったということが確信できます。

蹴っ飛ばした毛布
気配を探してる癖がついて
温もり飛んでった 冷え切ったパンの耳 齧ってても
傷つくことでしか 自分を保てないのは嫌だよ

朝起きたら毛布を蹴っ飛ばしていることってありますよね。

単純に暑かった場合もありますが、なんとなく気持ちいい場所を求めて足掻いている間に毛布が落ちてしまっていたという経験はないでしょうか?

「気配を探してる癖がついて」から、この曲でも後者を表しているように思います。

「温もり飛んでった 冷え切ったパンの耳 齧ってても」は、完全に冷え切ってしまった恋愛関係に未だすがりつきたい気持ちが、未だなくなっていないことの表れです。

「傷つくことでしか 自分を保てないのは嫌だよ」では、過去の恋愛を忘れるための手段として自分を傷つけるような行為で冷静さを保とうとしていたことが分かります。

主人公にとって大恋愛だったようです。

ずっと解決が 答えじゃないことが
苦しいの わかってるけど
無口な君 真似ても
今は緩い安心が不安なんだよ
誰に話せばいい これからのことばかり
大切にはできないから
すぐ比べ合う 周りが どうとかじゃ無くて
素直になりたいんだ

苦しい状況を「解決」するための方法が何なのか、主人公は頭では理解しているようです。

しかし、その答えを望んでいないことから「答えじゃないことが 苦しいの わかってるけど」という一文に繋がっています。

「誰に話せばいい これからのことばかり 大切にはできないから」は、周りの友人などに相談したら主人公の将来を心配して、主人公が望まない答えばかりを提案してくる状況が伝わってきます。

つまり、主人公は今の気持ちを尊重したいと考えているようですね。

未来の安定より、今の感情といったところでしょうか。

元恋人とヨリを戻したい、でも周りからは反対される…

私はただあの人が好きなだけなのに。

そんな想いが最後の「素直になりたいんだ」に表れているように思えてなりません。

過去の思い出との葛藤

冷たい匂いに負けそうになるくらい
暖かさに慣れてたせいかな
触れた気体を 縒れた鞄に蔵って
君のくれたバッチ握って 張り裂けそうな声で
少しでも起き上がれないかな

今まで毛布であったまっていたせいか、「冷たい匂いに負けそう」になっているようです。

一度温かいところにいってから寒い場所にいくと、より一層寒く感じることってありますよね。

過去に恋人と過ごしていた時間が主人公にとっては何より温かいものだったようです。

だからこそ、そんな幸せだった当時の思い出から離れられない主人公。

「少しでも起き上がれないかな」では、どうにかしてこの状況から抜け出したいと考えていることが伝わってきます。

ずっと解決が 答えじゃないことが
苦しいの !わかってるけど
無口な君 真似ても
今は緩い安心が不安なんだよ
誰に話せばいい これからのことばかり
大切にはできないから
すぐ比べ合う 周りが どうとかじゃ無くて
素直になりたいんだ

一番のサビと同じ歌詞で、主人公の心の葛藤が描かれています。

唯一違うのは「苦しいの !」の部分。

空白とビックリマークが二番のサビのみ入っています。

心の空白が埋まらないこと、感情が不安定であることの表れではないでしょうか。

やっと素直になれた主人公の溢れ出る本音

どれだけ複雑でも 辿り着いてしまうから
私は平気だよって わかって欲しいから
どれだけ単純でも 遠回して伝えるから
君が どうかなのかを 教えて欲しいから
どれだけ複雑でも 辿り着いてしまうから
私は平気だよって わかって欲しいから
どれだけ単純でも 遠回して伝えるから
君が どうかなのかを 教えて欲しいから

これまではどうすればいいか迷っているような主人公の心の葛藤が描かれていましたが、ここから先はやっと素直になれた主人公の本音が溢れています。

「どれだけ単純でも 遠回して伝えるから」は、好きや会いたいというシンプルな気持ちであっても、それをそのまま全部ストレートにぶつけないことを伝えようとしているように感じました。

理由は「君が どうなのかを 教えて欲しいから」です。

こちらの言い分ばかりでは相手のことを思いやることにはならないと、主人公は過去の経験から学んだようですね。

ずっと追いかけた 懐かしい匂いだけ
包まっても 嫌になるけど
少しだけ 不安だと
心地よくなる安心も 嫌なんだけど
誰に話しても これからのことばかり
大切にしていたいけど
すぐ比べ合う 周りが どうとかじゃ無くて
今 隣にいたいんだ

心の葛藤、溢れ出た本音、そして主人公は今後どうしていくのかという総括がこの大サビです。

「少しだけ 不安だと 心地よくなる安心も 嫌なんだけど」は、過去付き合っていた時にも不安になることが時々あったようです。

それに慣れてしまったせいか、そのちょっとした不安を感じることさえも、以前のことが思い出せて安心してしまうようです。

聞いているだけで切ない話ですね…

そんな状況を知れば、当然周りの人もその主人公を思って過去の恋人とはヨリを戻すなと言いますよね。

しかし、主人公はとうとう決めました。

「今 隣にいたいんだ」

先の分からない未来のことばかり考えるよりも、今溢れ出る感情を大切にすることを。

さいごに

この曲を含め、ずっと真夜中でいいのに。さんはどの曲も女性が深く共感できるような繊細な心模様の描き方が本当に素晴らしいですよね。

ただ好きや会いたいと何度も言われるよりも説得力のあるフレーズばかりでした。

最後には主人公は自分の意思を尊重することを決めたようですが、この自分で決めたというところが今後の幸せに繋がるんじゃないかという気もします。

こんなにも想い、想われるような人と出会えるってそれだけでも素晴らしいことだと思うので、この先主人公にも幸せが訪れますようにと願わずにはいられませんね。

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