今回は、5人組ダンス&ボーカルグループ・Da-iCEの新曲「Kartell(カルテル)」の歌詞を考察しようと思います。
今年活動10周年を迎えたDa-iCE。
新曲の「Kartell」は、リーダー工藤大輝さんが作詞作曲を手がけた楽曲で、グループにとっての新たな10年の初手として、決意表明の1曲に仕上がっているそうです。
どんな楽曲なのか楽しみですね!

Kartell 歌詞考察
権力者への宣戦布告

アーティスト名であるDa-iCEは、「DANCE」と「DICE」をかけ合わせた造語で、メンバーの5人とファンを合わせた6面で「Da-iCE」が作られているという意味が込められています。
サイコロを転がせという意味の冒頭の歌詞は、一歩を踏み出そうというメッセージと、これから新たな10年が始まるDa-iCEそのものを表しているように感じました。
タイトルの「Kartell」はドイツ語で、同じ業種の企業が独占利益を得るために、意図的に価格の維持や引き上げを行う企業連合という意味があります。
嘘くさい業界の決まり事を並べて偉そうにしている権力者達への宣戦布告でしょうか。
Da-iCE自身、そういった経験があるのかもしれませんね。

どの業界にもある暗黙の了解。
いつ誰が決めたのかもわからないバカバカしい決まり事を守っていると新しい価値観が生まれることはありません。
新しい風を取り込むには、まず古い固定概念を破壊することが重要なのです。
これからの未来

進化しなければいつかは滅びてしまいます。
そんな悲惨な未来を変えるためDa-iCEは転がり続けるという強いメッセージが込められているように感じました。
不条理な業界の決まり事を覆い隠している布を剥ぎ取り、白日のもとに晒し、変革を起こす必要があるということでしょうか。

不平等な世界で過ごしながらも革命のチャンスを虎視眈々と狙っている主人公。
カタカナの「タノシンデマス」からは、工藤さんの皮肉が読み取れますね。
「迎合」とは、自分の考えを曲げて、他人に気に入られようとすることを意味します。
権力者に付き従えば安泰ですが、そんな損得勘定は考えず、誰が邪魔をしてこようとも圧倒的な結果で捻じ伏せろ、という強いメッセージが感じられますね。
Da-iCEのこれからの10年も圧倒的な結果で未来を変えていくという思いが込められているのではないでしょうか?
今の世界で必要なこと

大切なことがうやむやになっている現状を続けていては、自分の大切なことを守り抜くことはできません。
主人公が自分自身を鼓舞するために呼びかけているようにも聞こえますね。

この部分の歌詞は、嘘くさい常識を並べてふんぞり返っている権力者への言葉でしょう。
「意味のないしがらみやプライド」を持っていてもいいことなどありません。
自らを縛る鎖を解き放って新しい世界を創り出そうと呼びかけているように感じました。

些細なことで大きな変化が生まれる現代社会では、安全な保証などありません。
すぐに変わってしまう簡単な世界に逃げ込むのではなく、困難な道だったとしても、全員で団結して進んでいこうという前向きなメッセージですね。
自らに送るメッセージ

Da-iCEがこれまで歩んできた10年間。
Da-iCEの夢はまだまだ終わりません。
最後の「その手で掴んで離さないで」という歌詞は、Da-iCEの6面を担うファンに向けてのメッセージではないでしょうか?
これからもっと羽ばたいていくDa-iCEの決意が込められた素敵な楽曲でしたね。

1ヶ月無料で音楽聴き放題!
通常880円/月のAmazonMusicUnlimitedが今なら1ヶ月で体験可能!
この機会に聴き放題サービスをお試ししてみよう!
いつでも解約OK!
さいごに
いかがでしたか?
これまでの10年とこれからの10年をどんなふうに過ごすか。
変わらない固定概念を壊し、新たな世界を創り出していこうという強い想いを感じることができました。
これからのDa-iCEの活動からも目が離せません!