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かくれんぼ【優里(ゆうり)】歌詞の意味を考察!子供っぽい「僕」の後悔とは?

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切ない歌詞で多くのリスナーから共感の嵐を呼ぶ、シンガーソングライターの優里(ゆうり)さん。

なかでも「かくれんぼ」はTikTokで爆発的な人気を得て、チャートでも上位にランクインしています。

今回はこちらの「かくれんぼ」について紹介・考察していきたいと思います。

シンガーソングライター・優里ってどんな人?

優里さんは元々、東京を中心に路上ライブを行っていました。

優里さんが路上ライブで「花-0714-(MY FIRST STORY)」をカバーしている最中に、本家であるMY FIRST STORYのボーカルHiroさんがたまたま登場、二番からはHiroさんが参加しライブを盛り上げました!

この時のライブ動画がSNSで話題になり、優里さんは少しずつ世間に認知されました。

この奇跡的な出会いの後、2019年に開催されたMY FIRST STORYのライブにサプライズゲストとして優里さんが登場し、Hiroさんとの出会いの曲である「花-0714-」と、自身が作詞作曲した「かくれんぼ」を観客約1万8千人の前で披露しました。

路上ライブでの運命的な出会いから、短期間でアリーナに立つこととなった優里さんは、「かくれんぼ」や「ドライフラワー」など多くの人が共感できる素敵な曲が、動画配信アプリ「TikTok」で多くのユーザーにカバーされ有名になりました!

次章からいよいよ「かくれんぼ」の歌詞考察をしていきます!

「かくれんぼ」のアフターストーリーである「ドライフラワー」の歌詞考察もしているので、ぜひご覧ください!

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「かくれんぼ」歌詞考察

前提として「かくれんぼ」は、優里さん自身の経験や、友だちから聞いた話を加えながら作られた「もう帰ってこない彼女」について歌われた失恋の歌です。

タイトルの「かくれんぼ」は子供の遊び。

歌詞に登場する「僕」の子供っぽさと、「彼女の中から自分という存在が消えて(隠れて)しまった」悲しさ、寂しさを表現していると考えられます。

子供っぽさが残る主人公の悲しみ

散らかったこの狭い部屋は 孤独と二人息が詰まる
文句を言いながら片づけてくれた 君は出かけたまま

子供っぽい「僕」が散らかしては、「君」が片付けてくれていた二人で過ごした部屋に「君」ではなく「孤独」がいて、落ち着かない「僕」の気持ちが表現されています。

「君は出かけたまま」という部分から、「君」は出かけているだけと自分自身に言い聞かせて、いつか帰ってきてほしいという子供っぽい思いを抱いている事がわかります。

君に貰ったタンブラー 自由の女神のイラストも 部屋の隅で寂しそうな顔をしてる

「君」からプレゼントされたタンブラーを見つけて「君」との思い出が浮かび、寂しさを感じている「僕」の姿が想像できます。

ここにも「かくれんぼ」要素が含まれています。

君はまたねって言ったよね 嘘はやめてと口うるさく言ってたでしょ
そんな君が嘘をつくの? 僕を一人置いていくなんて間違ってるよ

「君」から発せられた「またね」の三文字。

「君」はもう会わないことを承知の上で言っているのですが、純粋な子供の心を持っている「僕」は「またね」を真に受けて別れに納得がいってない様子です。

「君」のいない事実を受け入れたくない「僕」

かくれんぼなんかしてないで もういいよって早く言って もういいかいその言葉が宙に舞う 
かくれんぼなんかしてないで まだだよって焦らさないで もういいかいもういいかい 
グッバイ

「君」に「もういいよ」と言ってもらいたいけど、出ていった「君」には届かない。

「僕」の発する「もういいかい」だけが虚しく繰り返されます。

「君」が大切な存在だからこそいなくなってしまって現実を受け止められずに、信じたくないという気持ちが上手く表現されています。

君の夢何度も僕は見るたびに またかよって言葉をこぼして一人泣きまた夢の中に
部屋に隠れた面影達は 簡単にみつけられるのに 君はさ隠れるのが上手だね

「君」との別れから立ち直れない「僕」は、「君」との楽しい時間を思い出すたび涙を流します。

「君」との思い出の品はたくさんあるのに、いちばん大切な「君」だけがどこを探しても見つからない。

この辛さを紛らわすように「かくれんぼ」を引きずる「僕」の姿が浮かびます。

いなくなった理由を探す「僕」

僕は目瞑って 膝抱えて まだ10秒 数え終わっていないのに
覗き見してズルしたから 君はどこかいなくなってしまったのかな

「僕」は別れを切り出された理由を探し始め、「ズル」をしてしまうような「僕」の子供っぽさが原因であることに気が付き始めます。

ジャンケンで負けて僕が鬼? そんな上手に隠れないで 出てきてよ もういいだろ日が沈む

ここでは、もう会えないとわかっていながら「君」を探してしまう自分への葛藤や「もういいだろ」という苛立ちを読み取ることができます。

かくれんぼなんかしてないで この声に答えてよ 
もういいかい もういいよ聞かせて どこにいるの

戻ってきてほしいという「僕」の切実な願いが表現されていますね。

「君」の頭の中

バカだよな わかってるよバカさ もう君からは僕を感じないんだ
君の頭の中は満員 まるで朝の小田急線 僕が乗り込む隙間なんてないのかな ひとりにしないで

「君」が戻ってこないという現実を受け入れようとしている「僕」。

「君の頭の中は満員」の歌詞から、「君」が他のことに夢中であることがわかります。

おそらく「君」には好きな人がいて、自分のことなど気にもとめていないということに、気がついたのではないでしょうか?

「君」が戻ってこない理由もすべて理解した上で「ひとりにしないで」という「僕」の悲しみが歌われています。

終わらない「かくれんぼ」

かくれんぼなんかしてないで もういいよって早く言って もういいかいその言葉が宙に舞う
かくれんぼなんかしてないで まだだよって焦らさないで もういいかいもういいかい
グッバイ
グッバイ

最後の「グッバイ」は「君」ではなく「僕」自身に、諦めろと訴えかけているように聞こえますね。

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さいごに

いかがだったでしょうか?

「君」との別れを「かくれんぼ」でうまく表現した名曲ですね。

「かくれんぼ」のアフターストーリーとして「ドライフラワー」を作成しています。

「ドライフラワー」は「君」の目線で描かれており、比較することで双方の気持ちを理解することができます。

「ドライフラワー」の考察はこちら

優里さんは「かくれんぼ」の作成についてインタビューで

「かくれんぼなんかしてないで」から膨らませてできた曲ですね。

「君の頭の中は満員 まるで朝の小田急線」は、実際に小田急線に乗っているときに思いついたんですよ。

本当にあったことを混ぜつつ、想像しながら書いたというか。

と語っています。

またインタビュー内で「かくれんぼ」が初めて作った曲だと明かしています。

初めての作詞作曲でこんなにも多くの引きつける曲を作れるのは素晴らしい才能ですね!

優里さんの今後にも注目です!

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