最新情報を知りたい方はこちら!!

常夜燈【PEOPLE 1】歌詞の意味を考察!常夜燈は爆弾?夜通し続く悩みを軽くする方法がわかる!

PEOPLE 1(ピープルワン、略称:ピポワン)の2ndデジタルシングル「常夜燈」(読み:じょうやとう、2020年7月)の歌詞の意味を考察します。

2019年に結成された正体不明の3ピースバンドの2nd EP「GANG AGE」(2020年9月)と1stアルバム「PEOPLE」(2021年11月)収録曲。

ボーカル&ギター&ベースなどのDeu(ドイ)さんが作詞・作曲した「常夜燈」の歌詞をチェックしましょう。

created by Rinker

常夜燈 歌詞考察!

常夜燈は夜通し続く悩み?

天国に学校はあるかしら
ふらつく足で見つけたのは
古い映画の悲しい結末 oh oh oh

ボーカル&ギターのItoさんがメインで歌う「常夜燈」。

「天国に~」という冒頭の歌詞はふと口から出た独り言のようですが、なぜそんなことを言ったのかという背景についてはさまざまな想像がふくらみます

どのような状況だとしても、死について考えているようです。

MVでもちらっと描かれているとおり、「古い映画」はイタリア映画「ライフ・イズ・ビューティフル」(1997年・1999年)へのオマージュでしょう。

死について考えざるを得ない、第二次世界大戦中の物語が描かれています。

皆は君の 君は神様のせいにする ah
その神様の歌声は
今じゃよくあるコンビニの放送 oh oh oh

もしかしたら学校生活で何か問題が起き、大勢が1人の生徒(君)を責めたのかもしれません

「君」は「悪いのは自分ではなく、神様だ」と主張しましたが、今や「神様」と崇められているのは「コンビニの店内放送」で流れるようなアーティストだという話でしょうか。

大勢に責められた「君」が「天国に学校があるなら、誰も自分を責めないはず。天国の学校なら通いたい」と思ったのだとすると、悩みながらも少しは前向きなところもあるようですね。

みんな優しさを受容して
そっと心に釘を打つの
期待はずれの夜を抜けて oh

Deuさんが歌うパートです。

人間関係をそつなくこなすためには優しく振る舞うほうが楽だとしても、本音を表に出さない分、誰かのせいにしなければやっていられないほどストレスがたまる可能性もあります。

こうした優しさの裏返しで自分を傷つけてしまう状態のことを「心に釘を打つ」と表現しているようです。

逆に、誰かに優しくされて「期待」したら、心のこもらないお世辞を真に受けただけだったと落胆することもありますね。

この世界には 未来がキラキラと
みえる人もいるというの
それならば 食えぬものなど置いていかなくちゃ
例えばこんな胸の常夜燈も

Itoさんのメインボーカルに戻り、ハモリが重ねられる1番のサビです。

タイトルにもなっている「常夜燈」は夜通し照らす街灯などの明かりのことで、道しるべの役割も果たします。

そのまま解釈すると「暗い夜道でも迷わないように、明るく進行方向(将来)を示してくれる温かい存在」のようです。

ところが「食えぬもの(扱いにくいもの)、例えば常夜燈」という流れになっているので、「夜通し続く悩み」などネガティブな意味合いが込められているのではないでしょうか。

将来が輝いて見える人もいるなら、悩みは置いていかなければいけない」ということ。

冒頭の「古い映画」すなわち「ライフ・イズ・ビューティフル」では、戦争をゲームだという父親の嘘を信じ、輝くように生きた子供の物語が描かれています。

目の前の現実がくすんで見えても、一晩中悩んでいる場合ではありませんね。

胸の爆弾を軽くする方法

才能って一体何だろうね
ブランコを漕ぐ ah みたいな日々が
何気なく君に色を差す oh oh oh

2番は「何気なく色を差す」(別の問題を提示する、Deuさんのハモリが混ざる)かのように、「才能」についての「君」への問いかけで始まっています。

「ブランコを漕ぐ」という表現は「子供らしく楽しくはしゃぐ」と解釈すればポジティブな意味になり、「一進一退」と捉えるとネガティブなニュアンスになるでしょう。

問いかけの答えも無数にありそうです。

「才能がない」と自信を失っている人にとっては「夜通し続く悩みの種」かもしれません。

いつか大人になるならば
忘れたことも思い出そう
そんな努力もしてみよう um um um

ブレイク混じりのリズムがおもしろく、「~みよう」のいきなりのハイトーンボイスが美しいパートです。

正体不明のピポワンの3人も、いつのまにか「大人」になったはず。

そのため学生時代の悩みを回想する「努力」をしてみたという流れでしょう。

そんな些細な妄想で
胸の爆弾は軽くなるの
先延ばしの朝を迎えて oh

再びDeuさんが歌うパート。

これまでの「妄想」によって「胸の常夜燈=胸の爆弾=夜通し続く悩み」が軽減され、「天国の学校」に通うことが「先延ばしになる朝」を迎えられるというまとめのようです。

この世界では 人をだましたり
モノを盗んではいけないというの
それならば 欲しいものなど君にあげるよ
例えばこんな胸の常夜燈も

2番のサビでは「君が欲しいモノ、例えば常夜燈」と表現されています。

映画「ライフ・イズ・ビューティフル」で父親が子供に優しい嘘をつくことを踏まえると、「君が本当に欲しいのは悩みではなく、明かり(希望)や温もり(愛情)でしょう?」と行間を読むこともできそうです。

臆病な自尊心に 匿われて目覚めたのは
あの頃の僕らだ
いつか大人になるのならば
欲しい物など君にあげるよ
例えばこんな胸の常夜燈も

1番のサビの「置いていかなくちゃ」までが繰り返された後に続くラストです。

「自尊心」は「自己肯定感」に置き換えるとわかりやすいでしょう。

ピポワンの3人(僕ら)もリスナー(君)みたいに一晩中悩んだときがあったようです。

だからといって「大人」に優しく「希望を持とう。愛している」と言われても「期待はずれ」に終わるだけ。

そのため「夜通し続く悩みに寄り添う常夜燈という楽曲を君にあげる」という結末でした。

created by Rinker

さいごに

PEOPLE 1はローファイな作りが魅力のベッドルームミュージックを展開していて、MVやアートワークもかわいらしいゆるさが特徴的。

どのようにも解釈できる言葉が並ぶ歌詞もローファイ的と言えそうです。

今回は一通りの考察をしましたが、他にもさまざまな「妄想」をふくらませてお楽しみください。

Amazon Music

error: Content is protected !!