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一滴の影響【UVERworld】歌詞の意味を考察!背中を押してもらえる楽曲

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2017年2月1日にリリースされたUVERworldの30枚目のシングル「一滴の影響」は、アニメ「青の祓魔師 京都不浄王篇」のオープニングテーマに起用されました。

ボーカルTAKUYA∞の作り上げる楽曲はいつも共感を得られるメッセージ性の強い曲ばかり。

「一滴の影響」という少し気になるタイトルですが、この楽曲にはどんな強いメッセージが込められているのでしょうか。

今回はUVERworldの「一滴の影響」について考察してきたいと思います。

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一滴の影響 歌詞考察

「僕」のせいにして進んでほしい

許せば進めるし 恨みは立ち止まらす
あれは僕のせいにしな それも僕のせいにしてよ
君をずっと立ち止める その全てと
僕以外を許して 進んで行きなよ

人を許すことで前へ進むことが出来ますが、恨みも立ち止まってはくれないという葛藤する思いからの歌い出し。

そんな負の感情は「僕」のせいにしてほしいし、「僕」のせいにしていいんだよ。

と、この歌詞では「僕」という一人称が出てきます。

さらに「君」という伝えたい相手がいます。

「君」は、「僕」以外の立ち止める全ての事を許して進んでいってほしい。

という「僕」を中心に負の感情から抜け出して前に進んで行ってほしいというメッセージから始まります。

誰のせいでもない不平等がある

生涯枯れることのない花 と名付けても
生涯枯れることのない花 になることはない
真面目に生きていれば いつか報われる
そうやって言い切ってしまえば それは嘘になる

辛いときには悲しんでいいし強がることはないと、生涯枯れることのない花という言葉に変えて、無理をしてしまっている「君」へ向けらたメッセージ。

いつか報われるって信じていても、もしくはそれを言い訳に頑張っていたとしても「嘘になる」とは、どこか確信がないんです。

頑張りすぎている人へ向けて諭すように伝えられます。

身に起こるその数十% 自業自得でも
残りの数% 誰のせいでもないその不平等を

自分のせいばかりではない、誰のせいにもならない負の感情があります。

そしてそれは不平等だと捉えます。

許せば進めるし 恨みは立ち止まらす
あれは僕のせいにしな それも僕のせいにしてよ
僕以外を許して進んで行きなよ
君自身のことも許してあげてよ

歌い出しから強く伝えられているサビの部分。

何もかも許せば進めます。

やはり恨みも立ち止まってはくれません。

でも「僕」がいる、「僕」のせいにしていいんだよって。

「僕」を犠牲にしていいから進んでほしいという事をサビで主張されます。

この事で「僕」と「君」という関係性が見えてきます。

ほんの少しの事が影響する

満たされ過ぎてるか 全く足りないか
どちらにせよ 幸か不幸かは感じ方次第
バタフライ 蝶が羽ばたく 裏で起こす台風
一滴の潮騒が 彼方を闇に包む

「君」が満たされているのか、もしくはそうでないのか。

その考えは、つまり感じ方次第、「君」次第なのだと。

蝶が羽ばたく僅かな風が遠くではその影響を受けて台風を起こしている。

ここで、タイトルの「一滴の影響」の事について触れられています。

ほんのちょっとの悩みが「彼方を闇に包む」。

考え方次第で幸となるのか不幸となるのか、ほんの僅かな(一滴の)考え方(影響)で変わるんだという事。

満たさえていると思えば

足りてないと思えば不幸

僅かな考えの違いで幸か不幸かに影響されるということを「蝶が羽ばたく 裏で起こす台風」という例えで伝えます。

罪と罰が問えないもの 生きることは傷つくこと
誰もが幸せになれるなんて 思っちゃいないけど

罪と罰が問えないもの、つまり生きていれば誰のせいにもならないものがあります。

誰のせいでもない事で傷つくこともあります。

だから誰もが幸せになれない事はわかっているんだけど、どこかもどかしい気持ちが感じられます。

一番いけないことはさ 自分はダメだと思うこと
誰のせいでもないことを 自分のせいにして
今日も君は生きている

自分をダメだと思うのはいけないことだけど、「君」は誰のせいでもないことを全部自分のせいにして生きているんじゃないか?

そう問いかけられているようです。

人の涙を見ても 何も感じなくなってきたのは
自分の心を殺すのが上手過ぎる 哀しいサインだよ

人の悲しみを感じ取ることが出来なくなったのは、自分のせいにしてばかりだからかもしれない。

そしてそのサインに気づけていないのは哀しい事だと忠告されます。

真面目に生きていれば いつか報われる
そうやって言い切ってしまえば それは嘘になる
身に起こる その数十% 自業自得でも
残りの数% 誰のせいでもない 不平等

何でも自分のせいにする事でいつか報われると思っているよね?

でもそれが正解だとも思っていないよね?

でもそれが真面目だとは思っているんだよね?

と、生きていることの矛盾やもどかしさを代弁して「君」を諭しているようです。

でも自業自得な事ばかりでなく誰のせいでもない事はあるし「不平等なこと」は必ず数%はあるという事を再度訴えかけます。

「君」という自分を愛してほしい

一番いけないことはさ 自分はダメだと思うこと
誰のせいでもないことを 自分のせいにしないで
立ち止まらないで

自分のせいばかりにしてはダメだし、それは自分がダメだと思ってしまう事になる。

誰のせいでもない事は自分のせいにしてはいけない。

それでは立ち止まってしまうから、立ち止まらないでほしいと「君」を応援する歌詞が続きます。

ずるい奴が笑う世界 そう言いながら物事が
ゆっくりでも良い方に進むと信じ 今日も
正しく生きようとする君は素敵だよ
そんな自分を君も愛してあげてよ

自分のせいにしない事を「ずるい奴」と表現しています。

でも、そんな「ずるい奴」が笑う世界でも良いじゃないか。

そう思っていいんだから正しく生きている「君」は素敵だし、自分のせいにしたり責任を感じたりするのではなく自分を、つまり「君」を愛してあげてほしいと、最後に改めて自分を大事にする事を提唱しています。

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さいごに

この「一滴の影響」とは、「君」という自分に対して、責任を感じたり自分はダメだと思ってしまっている人の背中を押してくれるような応援ソングと言って良いでしょう。

何でも自分のせいにしてしまい立ち止まってしまう。もしくは不幸に感じてしまっている人が考え方を変えるためにはどうしたらよいのか。

それはほんのちょっと(一滴)の事(影響)で良い。「僕」のせいにしてくれれば良い。

それだけで前へ進める事がきっと出来るから、というメッセージが込められています。

ほんのちょっと自分が変化するだけで、大きく変わることが出来る。

それは蝶が羽ばたくほんの僅かな風がやがて大きな台風となるように、「僕」のせいにして「君」がいつか大きく前に進んでほしいという熱い想いが込められた一曲となっています。

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